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1.九尾の狐とキケンな同居【第131話】あらすじ
~ウワサの真相~
最後の学期授業を確認する茜。
誠也と同じ授業があれば、気まずい、と思います。
いっそのこと、公表しよう、と考えました。
何を言われても、大丈夫だろう、と茜は思っています。
夏休みが終わり、学校に登校した茜。
亮に、連絡を取ります。
茜が、朝一の授業に間に合ったことに、亮はからかいました。
出るつもりがなかった茜が、頑張って出てきた理由。
それは、亮に会えるからでした。
それを聞いた亮は、おでこに手をあて、顔を赤くします。
新学期が始まるにあたり、他に良いことがないか、亮は、茜に聞きました。
すると、毎日亮に会えること、と茜が言います。
またしても、キュンとしてしまう亮。
電話を終えた亮の部屋に、西川教授が入ってきます。
茜は、友里と授業について話しました。
亮の授業が人気で、受講できない話になります。
そして、友里は、ウワサについて話しました。
それは、ウソと答える茜。
しかし、友里は、自分で見たことを話します。
それは、二人が手を握って話していたことでした。
2.九尾の狐とキケンな同居【第132話】あらすじ
~危険なサイン~
詳しく話を聞く茜。
友里も初めは、学校関連で出会っていた、と思っていました。
しかし、学校から遠く離れたカフェで手を握る二人を見て、何かを感じます。
亮と付き合う西川教授を羨ましく思う友里。
亮が、何でもない、と話していても、茜は、不安を拭いきれません。
「どうして・・・」
席に着く茜を友達がからかいます。
あまり反応のない茜。
友里は、茜の授業表を見せました。
四年最後の授業が、ひどいもので、茜が落ち込んでいる、と思った友達は、笑います。
他の友達が、西川教授の話をしました。
教室に来るまでに、西川教授が、亮の研究室にいたことを話します。
立ち上がる茜は、教室を出ます。
研究室にいる西川教授。
亮は、一度触れただけで、西川教授が弱っていることに気がつきます。
このままでは、病気になる、とも感じていました。
「いつまで・・・獲物を・・・」と頭を抱える亮。
すると、西川教授が声をかけます。
また、週末に会えないかどうか、でした。
用事がある、と断る亮。
以前、手を握られたことて、自分に気がある、と西川教授は、思っていました。
亮との進展のなさに、戸惑う教授。
一人で突っ走ったため、亮からの拒否サインをた見落としてしまった?と考えます。
気まずい雰囲気の研究室に、扉を叩く音がしました。
3.九尾の狐とキケンな同居【第133話】あらすじ
~誰よりも君が・・・~
扉を開いたのは、男子生徒でした。
授業の準備ができたため、亮を呼びに来ました。
男子生徒は、二人の須賀田を見て、ウワサは本当だった、と思います。
研究室の扉の横には、もう一人いました。
それは、茜です。
部屋を出た二人。
西川教授は、ランチを一緒にしないか、亮を誘いました。
断ろうとする亮。
西川教授の裏に見える茜の姿に気がつきます。
壁にもたれ、下を向く茜。
亮は、茜の名前を呼びます。
心配した西川教授が、亮に触れようとしました。
それを、避ける亮は、教授に道術をかけます。
目が曇る教授は、何も言わず去ろうとしました。
教授を掴む茜。
教授の顔色が悪いことに気がつきます。
そして、亮が何をしていたのか、悟りました。
説明させてほしい、と話す亮。
茜は、そんな説明はいらない、と言います。
問題なのは、亮が教授を危険にさせたこと、と言いました。
亮の行いについて、話してほしかった、と思う茜。
茜は、亮の手を振り払います。
亮と関係を持つことに、茜は覚悟の上でした。
何をされても亮が好き、それゆえどんなことでも茜は乗り越えるつもりです。
いくらいい人のふりをしても、やはり人間ではない亮。
本当に人間のように考えることができません。
人に危害が加わろうと、亮は茜に背を向けられる方が、怖いと感じます。
そして、亮は謝りました。
「すまない・・・」茜の手を握ろうとする亮。
しかし、茜の手は離れていきます。
4.九尾の狐とキケンな同居【第134話】あらすじ
~大好きないい人~
「もう無理・・・」と答える茜。
亮の顔は暗くなります。
もう二度としないから、その先を答えないでほしい、と亮は言いました。
茜を傷つけない、と話す亮。
しかし、傷ついたのは西川教授、と茜は言います。
生徒の気配を感じた亮は、茜を研究室に連れ込みます。
そして、このまま茜を離してはいけない、と思いました。
壁に手を当て、茜が逃げないように、阻みます。
茜が怒ることを承知であり、この方法しかなかった、と亮は話しました。
もう少し我慢してほしい、と亮。
あと少しで人間になれます。
たとえ一生かかっても茜は、待つつもりでした。
涙を流しながら茜は、亮に聞きました。
それは、自分のために、西川教授から精気を取ってていたかどうかです。
答えに詰まる亮。
その反応を見て、茜は何も告げず部屋を出ました。
茜を追いかけず、涙を流す亮。
茜とすれ違った誠也は、茜の様子がおかしいことに気がつきます。
人に危害を加えない、それほど人間らしくいい人だ、と茜は亮を思っていました。
いつのまにか崩れかけたその思いが、壊れてしまった茜。
大好きな亮が、いい人であってほしかった、と茜は、校庭でしゃがみこみます。
校内では、亮の授業の休講を悲しむ女子生徒。
その話を聞いた凉子は、研究室に向かいます。
そこには、呆然と床を見る亮の姿がありました。
会いたい茜と連絡が取れないことに、亮は震えています。
そんな亮の様子から、察した凉子。
茜は、誰からの連絡も出ることなく、一人でお酒を飲んでいました。
そこに、現れる誠也。
5.九尾の狐とキケンな同居【第135話】あらすじ
~無言の別れ~
茜の前に現れた誠也。
すれ違った茜が、泣いていると思い、追いかけてきました。
しかし、真実は話さず、偶然、と言います。
一緒にお酒でも、と誠也は座ろうとします。
しかし、茜は断りました。
そして、誠也は本題に入ります。
それは、亮と西川教授についてです。
茜は、二人の関係を自分の目で確認したこを話しました。
そして、茜は誠也にお願いします。
それは、亮と自分が付き合っていることを誰にも話さないでほしい、でした。
承諾する誠也に、茜はお礼を言います。
そして、酔いがまわり、倒れそうになる茜。
茜は、このままここで夜を明かすつもりでした。
茜を家まで送ろうにも、家を知らない誠也。
酔いつぶれ茜を、軽々と抱き上げ、車に乗せます。
眠っている茜に、上着をかけた誠也は、助手席のドアを優しく閉めました。
過去に茜に対した仕打ちを後悔する誠也。
そんな茜の彼氏が、いい人であってほしかった、と思います。
それなら、諦めがついた、と誠也。
今の茜の状況に、喜んでいる自分と葛藤します。
目が覚めた茜は、自分がどこにいるか一瞬、わかりませんでした。
そして、運転席に座る誠也を見て、肩を落とします。
その頃、茜の住むマンションで帰りを待っていた亮。
そんな亮に、葵は誰だろう、と不思議に思います。
家に帰って来なかったことに、亮は落胆しました。
・九尾の狐とキケンな同居【第136~140話】あらすじ
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