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1.九尾の狐とキケンな同居【第151話】あらすじ
~気持ちの再確認~
「会いたくない」という言葉を凉子に、聞かれてしまった成仁(なりひと)。
立ち去ろうとする凉子を追いかけるものの、怪我のため上手く動けません。
成仁を哀れに思った茜は、代わりに凉子を引き止めます。
出口を塞がれた凉子は、違う扉を探すため、引き返しました。
成仁の横を無視して通り過ぎるものの、倒れそうになる成仁を支えてしまいます。
謝る成仁に、凉子は頃合いだから、と別れることを言いました。
悪い予感がいつものように当たってしまった成仁。
惨めに涙を流す成仁をそのままにして、凉子は立ち去ります。
しかし、これまでの男性と違い、成仁が引き止めて来ないことが気にくわない凉子。
思わず振り返り引き止めない理由を聞きました。
それに対して、成仁は「好きだから・・・」と言います。
そんな成仁を凉子は、嫌い、と言いました。
なぜなら、悪いところがないからです。
恋をしたくない凉子は、成仁を嫌いになる理由がないことに苦しんでいました。
それでも成仁は、凉子が「好き」と言います。
その頃、部屋でうなだれる亮。
インターホンを鳴らすのが、誰かわかりません。
「もしかして・・・」
2.九尾の狐とキケンな同居【第152話】あらすじ
~本当の気持ち~
成仁(なりひと)と凉子の関係に、安心した茜。
次は、自分と亮について考えます。
そもそも、問題なのは、亮が人間らしさを学べるかどうかでした。
900年生きてきた亮は、人間性ではなく、業を学んだだけでした。
数々の亮の良くない業を思い出す茜。
これまで、好き、というだけで、亮の本当の姿に目を向けれていなかったことに、茜は気がつきます。
そして、駆け引きはせず、面と向かって話すべき、と茜は思いました。
インターホンが鳴り、亮は玄関に出ます。
そこには、茜の姿がありました。
困惑しながらも、茜を部屋に通します。
怪我の状態を聞く亮。
茜は、成仁の怪我の具合を答えました。
成仁ではなく、茜の怪我亮は、聞いていました。
茜から、異性の話を聞くだけで亮は、落ち込みます。
茜は、本題に入りました。
それは、別れることは、本気ではない、ということでした。
その言葉に、亮は安堵します。
茜が、自分との関係に疲れてしまったため覚悟していた、と亮は話します。
亮が、完璧な人ではなく、悪い所もある人ではない存在、と初めて理解したことを伝えました。
それでも、亮が好き、と話す茜。
そんな自分をどう思っているのか、素直に答えてほしい、と茜は聞きます。
それに対して亮は、茜の理想通りの人物を演じたい気持ちがありました。
そして、本当に素直に話してもいいのか、亮は確認します。
3.九尾の狐とキケンな同居【第153話】あらすじ
~ありのまま~
逃げないので、全て気持ちを話してほしい、と茜。
亮は、茜の手を握ぎります。
成仁が転けたのは、自分のせいではない、でも手をかけたかもしれない、と亮は話しました。
そして、誰かが茜のそばにいるのも嫌、茜にとって特別な人がいるのも腹が立つ、と亮は伝えます。
そんな何も知らない茜につとって、どれだけ自分が特別か、亮は確かめていました。
自分を茜が見放しても関係なく、常に亮は茜を求めていました。
亮の考えが複雑で、困惑する茜。
茜が逃げないよう、その茜の手をさらに強く握る亮。
そして、茜はふと気がつきます。
それは、亮が良くないことを理解している点でした。
それならそれを実行する態度を身につければ・・・、と茜は思います。
一から始めることを茜は、亮に提案します。
それは、いい人を茜以外でも行なうことでした。
これからもありのままいてほしい、と茜はお願いします。
そして、それを受け止める覚悟がある茜。
また、一緒に住みたい、と茜は言います。
今日だけは、一緒に寝よう、と亮は言いました。
寝るまでの間、茜は亮がした行ないで、嫌だったことを話します。
それは、痕をつけたり、家まで来ることでした。
そして、眠り落ちる茜の手を亮は、握りしめました。
4.九尾の狐とキケンな同居【第154話】あらすじ
~手に入れた安心~
茜を起こす亮は、起きない茜の寝姿が、かわいい、と思います。
茜が起きると亮の手作り料理がありました。
茜は、愕然とします。
亮の手料理は、体に悪いからでした。
しかし、亮の輝く美貌に収まる動揺と突然起きる食欲。
早速、いい人の学習をしよう、と茜は提案します。
なぜなら、習慣が大事、と茜。
いい人には、これという概念がないので、まずは悪いことをしない、と茜は亮に、言います。
そして、街へ出かける茜と亮。
目の前で微笑む亮に、存在だけで十分、と茜は思いました。
手を握る亮に、茜はハッとします。
精気を取らないように、気をつける、と亮は言いました。
茜が気にしていたのは、赤い糸でした。
亮が持っていないことに、負担が減ったため、と茜は思います。
亮は、手が足りない、と話します。
なぜなら、目の前に欲しかった茜がいるからでした。
茜がいることで、不安がなくなる亮。
5.九尾の狐とキケンな同居【第155話】あらすじ
~本当の親友~
亮の言葉にたまらないほど、恥と嬉を感じる茜。
そんな二人と鉢合わせ凉子成仁(なりひと)。
茜との姿を見られたことで、成仁の記憶を消すべきか亮は、迷います。
亮に対して凉子は、威嚇します。
亮の考えていることに、茜は何かを察しました。
そして、真実を茜は話します。
驚く成仁は、亮と凉子疑っていたことを言いました。
恋仲の関係と疑われたことで、気分が悪くなる亮と凉子。
手を握っていた理由を誤魔化すため、とっさに親戚と凉子は、答えます。
そして、遠い親戚のため、ほとんど他人、と亮は付け加えました。
全力で凉子との関係を否定する亮は、そそくさと帰ろうとします。
成仁の怪我の原因が、亮、と誤解している凉子。
そのまま二人は、対立し
罵りあいました。
仲直りするべき、と話す茜に、亮は「どうでも・・・」と言いました。
・九尾の狐とキケンな同居【第156~160話】あらすじ
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