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1.九尾の狐とキケンな同居【第156話】あらすじ
~長い道のり、幸せの瞬間~
これまでの凉子と亮のやり取りを思い出す茜。
どう考えても二人は、友達だ、と思います。
それでも、亮は否定します。
数百年も一緒にいて、凉子がいなければ、きっと退屈だった、と茜は言いました。
ハッとする亮ですが、やはり否定します。
それどころか、いない方が楽だったと思う、と亮は言いました。
そんな亮の言葉に、間違いなく親友、と茜は思います。
凉子と手を握っていたのは、精気をもらっただけ、と亮は弁明します。
しかし、茜は二人の関係に何の心配もしていませんでした。
その頃、亮とは怪しい関係ではない、と凉子は成仁(なりひと)に言っています。
逆に、凉子は茜と腕を組んでいた成仁に根を持っていました。
覚えないの成仁。
実際は、凉子の視点ではそう見えただけ、でした。
本当に付き合いだして、初じめてのデートの成仁。
痛みより服装に気をつかいました。
怪我がまだ完治していない成仁。
そんな成仁が、転けないよう凉子は、手を差し出ます。
花火待つ茜と亮。
茜は、亮にお願いをします。
それは、手をだして、目も閉じることでした。
悪そうに微笑む亮は、素直に目を閉じます。
そして、茜は赤い糸を亮に巻きました。
お揃いであることを伝える茜。
少し考える亮は、幸せを感じ、茜のまぶたに口づけをしました。
後ろから来た凉子たちにその姿を見られた茜は、悲鳴をあげます。
2.九尾の狐とキケンな同居【第157話】あらすじ
~知られてはいけない関係~
再びケンカを始める亮と凉子。
声をかけずに、通り過ぎてくれれば、と亮は言いました。
公共の場ですることではない、と凉子は反論します。
茜が亮とどうやって仲直りしたのか、疑問に持つ凉子。
「洗脳・・・!?」
そんな凉子の発言に美しくない言葉を亮は、呟きます。
今日の決め事を主張する茜に、亮は美しくない言葉を美声で言いました。
記憶を消そうか真剣に悩む亮。
そんな時、成仁は、西川教授と亮のウワサを思いだします。
学生と教授の関係者は、あまり良くないのでは、と成仁。
それを伝えるために、茜の耳元に成仁は、近づきます。
しかし、引き離される二人。
茜と成仁が近づくことに、亮と凉子は気に入りません。
そして、別れるた二組。
花火上がる中、凉子を引き寄せる成仁。
凉子は、キスをされると思いドキっとしますが、花火が見えやすいように、前に促されただけでした。
そのつもりだった成仁ですが、凉子がエチケットを気にすると思い、止ました。
手なら、と握ろうとしますが、交わされる成仁。
しかし、凉子は自分から腕組みました。
花火を楽しむ茜と亮。
幸せな時を過ごす中、多恵に見られてしまいます。
3.九尾の狐とキケンな同居【第158話】あらすじ
~錯綜するウワサ~
写真を取られる茜と亮。
凉子との一件を覗けば、今日一日、完璧に亮がいい人だった、と茜は思います。
その中でも、外見が完璧だった、と喜ぶ茜。
茜は、何も言わず嬉しそうに亮を見ました。
そんな茜を亮は、抱きしめました。
茜もまた甘えるように亮の胸に顔を埋めます。
学校では、亮と茜の関係がウワサになっていました。
誠也と付き合っていた、と思っていた友達。
教授と関係を持つことは、評価が不公平とある生徒は騒ぎます。
しかし、途中で教授が変わり、そもそも茜の評価は低いことが、話題にあがります。
気にしない生徒が居るなか、あるウワサが浮上します。
それは、西川教授と亮が付き合ってるウワサでした。
静まる教室。
茜が登校し、教室に入ろうとします。
それを引き止める誠也。
4.九尾の狐とキケンな同居【第159話】あらすじ
~ずっと好き、切れる糸~
教授とまだ付き合ってるかどうか、誠也は尋ねます。
公園で見られていたことを伝えました。
だから騒がしいのか、と茜は理解します。
そんな茜に、誠也は聞きたいことがたくさんありました。
それは、西川教授とのウワサや、友達との関係、卒業までの時間でした。
そして、誠也と茜が付き合ってるという誤解もまた、事態を深刻にしています。
好きな態度を露骨に出しすぎたため、誠也はその誤解についてなんとかする、と言います。
しかし、それを断る茜。
誠也の立場を悪くしてまでは、大丈夫、と言いました。
そのまま去る茜。
誠也は、追いかけます。
そして、今でも好き、と思いを伝えました。
これまでの行いのため、罰が当たり茜と結ばれなかった、誠也は思います。
茜に惑わされている、と思っていたが、違った、と誠也。
茜と関係を持ちたかった、そして、茜が苦しむたびに期待していた、と話します。
そして、これが最後の言葉と誠也。
就職先で研修があり、もう学校に来れません。
卒業式にも出ないつもりです。
これを告白、あるいは最後の言葉として、茜に誠也は伝えました。
誠也は、違った選択肢を選んだ過去を回想します。
その選択ならば、結ばれた運命。
しかし、茜の挨拶を皮切りに、切れる赤い糸。
運命の相手との別れに涙を流す誠也。
5.九尾の狐とキケンな同居【第160話】あらすじ
~青くなる玉、繋がれる赤い糸~
精気を吸ってないはずなのに青くなる玉。
それを見た亮は、知らずのうち茜とのスキンシップで、精気を取っているかもしれない、と心配します。
窓の外にいる凉子を見た亮は、道術を用い、凉子をたちまち研究室へ連れてきます。
義理の精気を凉子に望む亮。
しかし、精気はあるが義理がない、と凉子。
茜を守るためには凉子の精気でも仕方がなく、と発言する亮。
それにムカつく凉子。
凉子は、成仁に怪我をさせた亮にまだ根を持っていました。
しかし、茜の大切な友達を傷つけない、と亮は言います。
「確かに・・・」もしかして、山の神の仕業、と凉子は気がつき悲鳴をあげました。
謝ろうとするが謝れない凉子は、義理で精気を亮にあげます。
そんな凉子がいてくれて良かった、そしてサポートしてくれたことに、感謝する亮。
気でもおかしくなった、と不安になる凉子。
亮の結ばれた赤い糸の反対側が切れました。
結ばれたままの糸を追いかける亮は、茜の元にたどり着きます。
しかし、関係を知られたため茜が困っている、と成仁から聞いた亮は、引きかえそうとしました。
しかし、ピンと張りつめた糸によって、引っ張られる亮。
引き寄せたのは、茜でした。
・九尾の狐とキケンな同居【第161~165話】あらすじ
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