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1.九尾の狐とキケンな同居【第161話】あらすじ
~決着の時~
赤い糸で繋がれた二人。
亮に、女子生徒視線が集まります。
逃げようとする亮を茜は、離しません。
逃げる理由が、茜のため、と亮は言います。
茜が教授との関係をウワサされることで立場が危うくなることを心配しました。
しかし、茜からすれば、そんなこと、気に止めていません。
それでも、周りを気にする亮。
そんな亮の顔を自分に向ける茜。
亮は、頭の中で考えます。
それは、逃げるべきか生徒に見えないように目を隠す、記憶を消す、でした。
道術を用いたことで、これまで良いことがなかった亮は、思い止まります。
亮の手を握る茜は、何も気にしない、だから逃げないでほしい、と伝えました。
そばにいる決意をした亮。
そして、茜は決着のため教室に入ります。
質問攻めにあいながらも、淡々と茜は、答えました。
誠也とは何もなく、亮とは以前から付き合っていたことを茜は、話します。
納得する学生。
教室を出た茜は、糸を辿ります。
その先には亮がいました。
しかし、そこには西川教授の姿もあります。
話がある、と西川教授。
茜は、亮を後押ししました。
「待ってま・・・」
2.九尾の狐とキケンな同居【第162話】あらすじ
~重なる唇~
ウワサについて話す西川教授。
好きが顔に出ていたことを西川教授は、謝りました。
亮の言葉の端々から伝わる拒否に気がつけなかった、と西川教授。
はっきりさせるために、話しました。
西川教授ではなく、自分が悪い、と亮は言います。
そして、利用していたことも伝えます。
茜から教わった人を傷つけることが良くない、と学んだ亮は、謝りました。
その言葉に傷つきながらも、ウソよりマシ、と西川教授は、言います。
そして、西川教授は、去っていきました。
その瞬間、玉が青く満たされます。
それを確認した山の神。
亮は、糸の先へ走って行きます。
そこには、帰りを待つ茜の姿があります。
亮の家帰って来た二人。
ベッドに寝転ぶ茜。
誠也との赤い糸が切れたことに、亮は安心しました。
誠也も苦しんでいたため、きちんと話をして終わらせた、と茜。
茜が、異性との接点を持つだけでふてくされる亮は、茜の顎を持ち上げました。
茜を巡って苦しんだ亮と誠也。
そんな時でも、いつもと変わりがなかった茜に、亮は何かを思います。
「今から・・・」とカーディガンを脱ぐ亮。
ワイシャツのボタンをはずし、かぶさろうとするのを茜は、阻止しました。
するつもりない、と話す亮の言葉にがっかりする茜。
そんな茜の態度を見た亮は、胸がはだけたまま、茜の腰を掴み持ち上げます。
そして仰向きになった茜に、自分の唇を重ねました。
3.九尾の狐とキケンな同居【第163話】あらすじ
~手を繋いだ先~
突然のキスに顔を赤くする茜。
亮は茜に、両手上げるよう言いました。
このままでは、服を脱がされると判断した茜は、断ります。
しかし、整った顔の亮から言われると、ついつい上げたくなる茜でした。
そして、後日、由美と向き合う茜。
付き合っていたのが亮であることを隠していたことについて謝ります。
何とも思っていない、と話す由美。
しかし、顔はとても正直でした。
そんな由美でも相手が亮なら、自分でも黙る、と茜を擁護します。
まだウワサが収まっていないことを心配する由美。
もうすぐ卒業なので、大丈夫、と茜は言いました。
そして、始まる由美による圧迫質問、答えないことは、許されない雰囲気になります。
しかし、何も答えられない茜は、いつもの手口で話をそらしました。
成仁(なりひと)と凉子は、デートをしています。
仲良く写真撮る二人。
写真を確かめるため成仁に、近づく凉子。
成仁は、凉子がそばにくると緊張します。
まだ手を繋ぐまでに止まっていました。
向き合う凉子を成仁は、避けます。
成仁の頭の中では、もしかして、キスされるかもしれない、と考えていました。
凉子はそのつもりでしたが、成仁は、勘違いしてはダメ、と自分を制御しています。
成知からの電話に出る成仁。
凉子は、SNSで成仁の元カノのページを偶然見つけました。
そこには、手を繋ぐ以上の関係まで進んだ姿があります。
それを見て、怒る凉子。
4.九尾の狐とキケンな同居【第164話】あらすじ
~寝た誤解~
涼子に突きつけられた、元カノである千奈との写真。
千奈が過去の写真を消していないまでもか、再度SNSに再度投稿されていることに焦る成仁(なりひと)は、弁解します。
元カノから未だにコメントが来ることに疑う凉子を成仁は美味しいご飯屋に誘いました。
千奈に止めるよう連絡すべきか無視か、迷う成仁。
このままでは、凉子と関係終わってしまうと追い込まれた成仁は、由美に相談しようと考えます。
しかし、根本的な問題に触れられることを恐れたため、止めました。
店を出る二人。
エレベーターのボタンで触れあう指に成仁はまたしても、避けてしまいます。
未だにそれ以上をしてこない成仁に腹が立つ涼子は、運転が荒くなりました。
送ってもらった成仁は、自分から凉子の手を握ります。
一瞬ドキっとした凉子。
しかし、そのまま帰ろうとする成仁に、涼子は本音をぶつけました。
それは、何もしてこないことに対する怒りです。
謝る成仁は、以前凉子と夜を共にしたことを覚えていないため、気をつかっていたことを話しました。
何のことかわからない涼子は、「寝た」について話します。
それは、ただ眠っただけ、と知った成仁。
5.九尾の狐とキケンな同居【第165話】あらすじ
~家族に紹介?~
寝たことが勘違い、と知った成仁(なりひと)。
放心状態となり、呆然とします。
何もなかった関係で、一体何に申し訳なさ感じていたのか、成仁は、不思議になりました。
凉子が告白した理由も、良い成績が欲しいためであり、責任を取ってほしいわけではありませんでした。
散らばったパズルのピースが揃った成仁は、真実を知り何ともいえない、涙を流します。
そんな成仁のこれまでの、態度が、申し訳なくて、優しくしていた、と凉子は思いました。
それを成仁は、否定します。
再度、好き、と成仁は告白しました。
凉子と何もなくて良かった、そしてもしそうなるなら、同意の上したい、と成仁は言います。
凉子が、好きでなくても関係を持てるなら寂しい、と感じる成仁。
凉子は、過去の男性との話をします。
これまで凉子は、すぐ体の関係となる男性だけと付き合ってきました。
それが当たり前、と凉子は思っていました。
しかし、成仁はこれまでの男性と違います。
そして、本心から、好きと伝える凉子。
成仁の気持を優先し、待つこともできる、すぐでも大丈夫、と凉子は意思を見せました。
凉子の両手を握る成仁は、目を閉じてほしい、と凉子に言います。
素直に目を閉じた凉子でしたが、なかなか来ない成仁の代わりに、顔を引き寄せ距離をつめます。
そして、キスをしました。
家の前でいちゃつく二人。
家に入れない成知。
その頃、茜と亮。
茜は、亮にあるものを渡しました。
それは、展示会のお知らせです。
正装で来てほしい、と軽く亮を誘う茜。
しかし、その理由は両親、さらには弟が、来るからでした。
・九尾の狐とキケンな同居【第166~170話】あらすじ
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