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1.九尾の狐とキケンな同居【第26話】あらすじ
~茜を見守る存在~
学内で道を聞かれる成仁(なりひと)。
振り向くと、そこには超絶美女がいました。
口頭で、道順を話す成仁を美女は、じっと見つめます。
直接、案内することになった成仁。
いつもとテンションの低い誠也に、誠也の友達はからかっていました。
その時、誠也は考え事をしていました。
それは、茜についてです。
「どうして、あいつを・・・」と頭を誠也は、抱えます。
すると、目の前に茜が現れます。
「先輩!」と言いながら、手を振る茜に、誠也は踵を返して歩いて行きました。
そんな誠也をみて、喜ぶ茜。
「ほらね・・・」と誠也が、自分に本気ではなかったことを由美に嬉々として話しました。
歩いている茜と由美の前に、成仁と美女が向かってきます。
美女について、説明する成仁。
美女は、亮の唯一の友達、凉子でした。
交換留学生として、中国からやって来た設定のようです。
自己紹介をする茜は、凉子をご飯に誘います。
「唐揚げがいい・・・」と凉子は、言いました。
唐揚げが食べれない茜の反応を見て、凉子はとても楽しんでいました。
凉子は亮に、茜と会ったことを報告します。
亮は、頻繁な連絡はいらない、と凉子に言いました。
茜、つまり玉が危険にならないように、守ってほしいのが亮の願いでした。
戌年である茜の周りは、酉年ばかりです。
凉子は、酉年から茜を守るかどうか亮に聞きます。
茜が危険ならば亮は、凉子に守ってほしいようです。
凉子が聞きたいのは、異性から茜を守るかどうかでした。
茜から、友達とご飯を食べていると連絡が来た亮。
お土産を買って帰る、という茜の文面を見て亮は微笑みました。
2.九尾の狐とキケンな同居【第27話】あらすじ
~茜の同級生、真田多恵~
お土産を買って帰って来た茜。
玄関で茜を迎えた亮。
亮の薄い反応に、満足しなかった茜は、もう一度玄関を出ました。
再び、同じセリフで帰って来た茜に、道術を使い華やかに亮は出迎えます。
照れてしまう亮。
学校で、茜を呼んだのは正人先輩でした。
正人の隣には、茜の同級生、真田多恵もいます。
二人は、校内性犯罪撲滅運動をサークルでしているようでした。
啓発を行う二人は、多くの人に知ってもらうため、活動しています。
そこで、誠也にもこの活動について伝えてほしい、と茜に二人はお願いしました。
以前、誠也と茜が一緒にご飯を食べているところを多恵は、目撃したみたいです。
「仲が良いわけでは・・・」と茜は、思いますが、出会ったら話を伝えておくと、承諾しました。
履修すれば、いい点数のもらえる授業を茜は、受けています。
コミュニケーションを学ぶため、この授業は実習が多いようです。
そして、先生が選んだ今回の実習の内容は、「恋愛」についてでした。
そこで、二人一組となり、毎週デートをし、報告書を書いてくるという課題が出されます。
周りの生徒は、承知の上で受講しているようでしたが、茜は全く知らず固まってしまいました。
先生によって、組まれたペア。
茜の相手は、誠也でした。
声のない驚きをする誠也と、感情のない笑いをする茜。
そして、茜と誠也がペアだと知った多恵は、何かを考えているようです。
3.九尾の狐とキケンな同居【第28話】あらすじ
~誠也とデート!?~
「夢だ・・・」と動揺する茜。
そんな茜に、成仁が言ったことは、「嬉しいだろ?」でした。
「ふざけないで・・・」と真剣に悩む茜。
成仁のペアの相手は、凉子です。
周りの男子生徒は、成仁が羨ましいと思っています。
凉子が、誠也の元カノに似ていると話す誠也の友達。
友達の話に素っ気ない返事をする誠也は、それどころではないようでした。
授業が終わり、「待ってくだ・・・」と茜に呼び止められる誠也。
茜は、課題をこなすためにデートの日取りを決めようと呼び止めたようです。
「忙しいなら、デートをしたことにして・・・」と提案する茜。
「いつでもいい・・・」と誠也は、言いました。
キョトンとする茜を置いて、誠也は去っていきます。
あとで、誠也から連絡が来た茜は、隣に座る亮に、あることを聞きました。
それは、どんな女性がめんどくさいと思うか、でした。
長く、たくさん女性と亮は付き合っている、と想定して茜は質問しました。
誠也に嫌われるため、亮から茜は助言を貰おうと必死です。
事の経緯を話す茜に、亮は「そのままで充分、素敵・・・」と茜を褒めました。
顔を明るくして喜ぶ茜。
茜の求める返事の出来ない亮は、直接何をしたらいいか、茜に尋ねました。
茜の答えは、「デートしてほしい」でした。
嫌われる女性になるため、模擬練習としてデートしてほしいと、亮に懇願する茜。
4.九尾の狐とキケンな同居【第29話】あらすじ
~茜の隣で歩くイケメンは!?~
亮と模擬デートに挑む茜。
「本当に嫌いにならないで・・・」と亮に茜は言います。
そして、いざ出かける茜のファッションは、ジャージにジャケットでした。
初っぱなからエンジン全開の茜に、思わず亮も驚きます。
思わず帰りなくなるような格好かどうか、亮に茜は聞きました。
「大丈夫・・・」と答える亮は、茜の格好を見て、玉の安全性を感じます。
これなら、酉年は近づかない、と思ったようでした。
茜の選んだ店で、食事をすることにした二人。
その食事内容は、スペアリブでした。
ハードな食べ方をしなけらばいけない料理のため、あえて茜は、選んだようです。
「とんでもない、食い意地を・・・」と茜は亮に確認を取ります。
普段から、茜の食事姿を見ている亮は、茜の食べ方に何も思いませんでした。
次なる作戦に移る茜は、気難しい人間を演じます。
店の料理に対して、ケチを言っても、亮は何の反応もしませんでした。
店を出た二人は、次に映画館に行くことにします。
「クズへの道は遠い・・・」と落ち込む茜に、亮は質問しました。
「はっきり断ってみては?」と誠也と距離を置くなら、それが最適だと勧めます。
一度、誠也に愛嬌を見せてしまったため、そうはいかない、と茜は言いました。
歯に何か挟まっていることに気がついた茜は、「これだ!」と思います。
何か挟まっていないか見てもらうため、歯を見せて笑う茜。
「笑ってはダメです・・・」と亮。
そして、その二人をたまたま由美と順が見つけます。
「茜の親戚・・・?」
さらに誠也も偶然、茜と亮の後ろ姿を目撃しました。
5.九尾の狐とキケンな同居【第30話】あらすじ
~ドラマのような展開、茜に春が来た~
茜と亮を見た、誠也はありとあらゆる可能性を浮かべます。
「親戚、友達・・・男!?」
頭がいっぱいになった誠也は、友達と別れて帰ろうとしました。
「また、女・・・?」と聞く友達の話しも耳に入らないようです。
順からの電話に茜は、出ます。
「何してる・・・?」と電話から聞こえる順の声。
「一人か・・・?」の質問に一人ではないことを話す茜。
茜が誰といるのか、ドキドキしながら答えを待つ順と由美。
茜は、何て答えようか頭の中で考えを巡らせました。
亮について、説明するには、誤解を招いて難しいと判断した茜は、「知り合い」と答えます。
すると、電話で話している茜は、通行人とぶつかりそうになります。
亮は、茜の手を握り自分のそばへ寄せました。
こそこそとお礼を亮に言う茜。
電話では聞こえずとも、直接二人の様子を見ていた由美と順は、パッと顔が明るくなります。
「ついに、茜も・・・」とこれまで、独りで生きてきた茜を走馬灯のように思い浮かべる二人。
これまで、異性に対して冷たく、素っ気なかった茜を由美と順は、祝福します。
「楽しんで!」と電話を着る順。
すぐさま、茜のスマホに誠也から電話がかかってきました。
電話に出る茜は、誠也の声が雑音で聞こえません。
実は、誠也は茜のすぐ後ろにいました。
茜に触れようとする誠也を亮は、止めます。
・九尾の狐とキケンな同居【第31~35話】あらすじ
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