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1.九尾の狐とキケンな同居【第31話】あらすじ
~はっきりしない関係~
茜が振り向くとそこには、誠也がいました。
亮と茜、そして誠也を含めた3人の関係を由美と順は、見守ります。
「どんな関係・・・」
誠也は、茜を見かけたため、思わず声をかけたようです。
亮をじっと見る誠也。
20代後半か、30代後半・・・、そして亮の背がかなり高いことに、誠也は驚いていました。
誠也は、亮について茜に聞きます。
茜は、亮の手を少しだけ握り、「お世話になっている人・・・」と亮を紹介しました。
玉のために、茜の世話をしていることは違いない、と亮は思います。
動揺する誠也は、会ったついでに課題について話がしたい、と茜に言いました。
週末の約束について、話を勧める誠也でしたが、茜と亮が手を繋いでいることが、気になります。
「急いでいるので・・・」と話を遮る亮。
話しがしたいなら、学校でしてほしい、と亮は誠也に言いました。
「急用?」と誠也は、茜とまだ話を続けようとします。
あとは、メッセージで連絡をしたい、という茜の提案に誠也は、ある条件を出しました。
「まめに、携帯を見て・・・」と誠也。
誠也に対する茜の回答は、丁度いい時間帯に電話してほしい、でした。
「分かった・・・」と言いながら誠也は、茜の頭を撫でます。
ハッとした茜は、その場を後にしました。
誠也に触れたことで、お腹が痛くなった茜は、家で横になっています。
亮にお腹を撫でてもらうことで、症状が柔らかくなる茜。
ふと疑問に思ったことを茜は、亮に聞きました。
それは、なぜ鶏がキケンなのか、でした。
それに対しての亮は、「鶏はお化けを追う獣、そして九尾の狐は、お化け・・・」と答えます。
狐のお化けは、ほとんどが女性であるが、亮は男性であるために余計、鶏に弱いようです。
さらに、誠也の生まれ年の酉年は、かなり強い気運の持ち主でした。
2.九尾の狐とキケンな同居【第32話】あらすじ
~茜が誠也を避ける理由~
鏡に写る自分の姿を見る誠也。
その時、誠也は茜の側にいた亮を思い浮かべていました。
そして、おもむろに妹の誠子を呼びます。
「俺を見て・・・何を感じる?」と聞きました。
誠也の欲しい答えは、「イケメン・・・」です。
多恵は、校内でサークル活動をしていました。
ある女性の先輩に声をかけた多恵。
その先輩は、ある人物を呼びます。
それは、誠也でした。
多恵のサークル活動について、誠也に紹介しようとする先輩。
先輩は、誠也に「浜田陽介に渡しておいて・・・」と多恵の用紙を渡します。
さらに先輩は、誠也が陽介とどうしてつるむのか、聞きました。
陽介とつるんでいることが、ウワサになっているようです。
答えを聞かずに去っていく先輩。
誠也は、多恵の話しに全く興味がないようでした。
しかし、多恵の口から出た「茜・・・」の言葉に反応します。
茜が多恵の活動に興味がある、と思った誠也。
そして、多恵の活動に反する陽介と自分がつるんでいるウワサがあるため、茜に避けられている、と誠也は思いました。
アイスを食べなから、誠也の行動について理解できない茜。
そんな茜を由美と順は見ています。
茜に彼氏ができない理由が分かった、と断言する由美。
「理想が高すぎる!」と話す由美に、茜は何のことかよく分かってないようでした。
3.九尾の狐とキケンな同居【第33話】あらすじ
~最低な人間~
まだ亮について話す気がない茜を気長に待とう、と由美と順は思いました。
茜を真ん中に、由美と順は、カップルらしい会話をしています。
心底、ウザイと感じる茜。
二人と別れて、歩いていると正人先輩に出くわします。
荷物を運ぶ正人の手伝いを茜は、することにしました。
一方誠也は、茜に連絡するタイミングをうかがっていました。
誠也の周りの友達は、凉子の話しをしています。
凉子の容姿を褒める友達たちは、他の女性の話になります。
由美の話になり、そして茜の話にもなりました。
茜を点数で評価する友達に、誠也は「・・・いい加減に・・・」と友達をにらみます。
さらに、話を進める友達は、茜をモノとして扱うような発言をしました。
そこに、茜が現れます。
茜は、話の内容を聞いていたようでした。
「人をモノとして扱う・・・礼儀を知らない・・・」と茜は、論破します。
そして、誠也を見た茜は、そのまま横を何も言わず通り過ぎて行きました。
4.九尾の狐とキケンな同居【第34話】あらすじ
~ときめいた瞬間~
「人権委員会に・・・」と正人は、茜のために行動しようとします。
「あとで、注意しておく・・・」と言う正人に、茜は「大丈夫・・・」と言いました。
茜の後を追いかける誠也。
誠也は、茜を呼び止めます。
「ウワサを信じて避けて・・・」いたことを茜は、申し訳ないと思っていました。
しかし、今回の件で申し訳なく思わなくなったことも茜は、誠也に伝えます。
「俺は何も言ってない・・・」と誠也は弁解しました。
「確かに、黙ってました・・・」と茜はそう言って立ち去ろうとします。
怒っているなら、いっそのこと殴ってほしい、と誠也が言います。
「来てください・・・」と茜。
本当に殴る気だと思った誠也は、茜に近づきました。
すると、誠也の頭をポンっと茜は紙で叩きます。
誠也が謝ることではないが、黙って聞いているのも良くないことだ、と茜は言いました。
その茜の態度と言葉に、誠也は耳まで顔を赤くしました。
家に帰って来た茜は、げっそりとしています。
茜を心配する亮は、茜が昼御飯を食べてないのかと思います。
ただ、酉年の人とたくさんぶつかったため茜は、元気がないようでした。
それにしてもお腹が痛い茜は、亮に今日が何日か、聞きます。
・・・今日は、茜にとって女の子の日でした。
5.九尾の狐とキケンな同居【第35話】あらすじ
~絶体絶命の茜~
よりによって最悪なコンディションの時に、あの日が来てしまった茜。
そして、あの時のことを思いだし、今さら腹が立ってきます。
ご飯も食べずに部屋に閉じ籠る茜を、部屋の前で亮は、心配して立っていました。
あの茜がご飯を食べないことに、かなり心配になる亮。
何か食べたい物がないか、直接本人に聞こうと、亮は茜の部屋に行きました。
部屋には、ベッドの上で横たわる茜の姿がありました。
かなり具合が悪そうな茜を亮は、介抱します。
生理について調べ、努力する亮。
茜は、複雑な気持ちでした。
それは、家族でも友達でもない亮と生理痛を分かち合いたくないからです。
「一人で大丈夫・・・」と茜は伝えます。
しかし、亮の「何が食べたい・・・?」の言葉に茜は、ドキッとしました。
亮に買ってきてもらった罪悪感たっぷりの食べ物を口に運ぶ茜。
亮は「ゆっくり・・・」と見守ります。
ところで、なぜ亮が900年間も人間になれなかったのか、茜は疑問に思い亮に聞きました。
そう思った理由は、亮のルックスや性格なら、落ちない女性はいない、と茜は思ったからです。
フフッと笑いながら「何で・・・」と亮は茜の口に付いたソースを取ってあげました。
寝る直前に、茜に連絡が入ります。
それは、誠也からでした。
すっかり課題について忘れていた茜。
不運が重なる茜は「初日が一番ひどい・・・」と思いました。
しかし、よく考えれば二日目の方が生理痛はひどかったようです。
・九尾の狐とキケンな同居【第36~40話】あらすじ
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