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1.九尾の狐とキケンな同居【第46話】あらすじ
~お互いの関係~
ついに亮について教えてほしい、と話を切り出した順。
「知り合い?それとも・・・」と聞きます。
たとえ芸能人だとしても驚かない、と話す順に、茜はそれでも答えられないと言いました。
「たぶん信じない・・・そんな現実的じゃない・・・」と話す茜から、芸能人!と順は思います。
話しに終止符を打つため順は、決着を着けました。
それは、その人が茜にとって「大事な人・・・」という認識というモノでした。
大事な人だからこそ、無視されることに茜は気になっているのではないか、と順は答えを導き出します。
しかし、曖昧にしか答えられないような人を信用しすぎないように、とも順は、茜に忠告しました。
順のことを考えていた由美。
すると後ろから甘えたように由美に抱きつく順。
成仁(なりひと)の姿を探す順に、由美は居場所を伝えます。
成仁は、教授のところにいるようでした。
成仁が茜とまだ仲直りしてないことを心配する順に、由美は「あの二人なら・・・」と安心しています。
それにしても、茜の最近の行動に由美も心配していました。
なぜなら、これまで頻繁にしていた遊びや飲み会を茜は断っているからでした。
先ほどまで、酉年の順のそばにいた茜。
最近は、酉年が近くにいるだけでお腹が痛く感じていました。
確かに、順のいう通り亮と自分の関係をどう表したらいいのか悩む茜。
どう見てもいい人な亮に、不運を撒いてるかもしれない、と茜は思います。
契約書のみの関係、そして順に言われた言葉に、少しだけ胸が傷んだ茜。
教授の元から帰る途中、成仁は生徒たちが話す内容が、耳に入ってきました。
その内容は、誠也の賭けに勝ったという内容です。
茜について、ガードが固いや理想が高いとウワサをいう生徒たち。
その生徒たちの中には、多恵もいました。
2.九尾の狐とキケンな同居【第47話】あらすじ
~誠也の不誠実~
成仁(なりひと)は、そのまま誠也を探しに行きました。
弘美に居場所を聞く成仁。
弘美は「後ろから来る・・・」と言いました。
成仁は、誠也に近づき胸ぐらを掴みます。
茜を賭けに使ったことをかなり怒っています。
何も言い返せない誠也は、とりあえずシャツを放すよう成仁に言いました。
本当に賭けをしていたことを認めた誠也。
しかし、そのことを反省していると誠也は伝えます。
「茜には言うな・・・」と誠也は言いますが、成仁は、もちろん言うつもりはありません。
「親にでもなった・・・」と関係ない成仁が話に入ってきたことが気にくわない誠也。
その言葉で、怒りが爆発した成仁。
やって来た由美たちが「みんな見てる・・・」といい、ケンカを止めます。
正人も仲介に入ります。
少しでも悪いと思っているなら周りに口止めしておくよう、成仁は誠也に言いました。
「茜をさらしものに・・・」という成仁の発言を聞いてしまった茜。
3.九尾の狐とキケンな同居【第48話】あらすじ
~誠也の後悔~
一番聞かれたくない茜に、話を聞かれてしまった誠也。
話の内容について、想像で理解した茜は、その場を去ろうとします。
順は成仁、由美は茜を追いかけました。
詳しく話の内容を聞こうとする茜に由美は、「聞かないほうがいい話がある・・・」と言いました。
気にしなことにした茜を由美は気にかけます。
「生きてれば・・・そんなことも・・・」と楽観的な茜。
すると、「茜!」と誠也が走ってきました。
誠也は「話がしたい・・・」と言います。
授業で急いでいる、と茜は言いますが、それでも「謝りたい・・・少しだけ時間を・・・」と誠也は、訴えました。
謝罪する誠也に、「何に・・・」と聞く茜。
誠也は、茜を点数で評価していた友達の話に対して何も否定しなかったこと、そして、茜をネタに賭けをしていたことを誠也は、謝ります。
自分の気持ちに気がつかず当てつけで、悪いことをしてしまった・・・と誠也は、心の中で思いました。
何も言わず去っていく茜。
呆然とする誠也。
まだ帰宅しない茜から、何の連絡もないことに亮は、心配していました。
4.九尾の狐とキケンな同居【第49話】あらすじ
~気持ちを代弁した彼女~
由美と居酒屋に来ていた茜。
茜は、亮からの連絡に気がつきません。
由美は、徹底的に誠也を無視するとことを茜に言っています。
びっくりするような悪口を吐き捨てる由美に、茜は驚きました。
由美は、お酒を勧めますが茜は飲みません。
茜は、「今日泊めて・・・」と由美にお願いします。
しかし、茜は亮との契約でwi-Fiが制限されていたことを思い出しました。
家に帰りたくない茜のスマホには、亮からの着信があります。
なかなか電話に出ない茜を心配する亮は、迎えにいく支度をし始めました。
「近くにいる・・・」と玄関を開けた亮。
茜は、家のガレージにいました。
門限にはガレージにいたため、許してほしいと茜は、亮に言います。
「そんなことより・・・」と茜の体を心配して亮は、上着をかけてあげます。
電話にも出ない、連絡もない茜に「心配させないで・・・」と亮は、言いました。
謝る茜。
家に帰れば亮に八つ当たりしてしまう、と思ったようです。
茜は、誠也には何も期待していません。
そのため、たとえ賭け事のネタにされたとしても、何も思いませんでした。
しかし、勝手に亮に対して期待していた茜。
亮にとって、ただの同居人に過ぎない自分という存在に落ち込んでいます。
何があったか聞く亮。
「朝は顔も・・・」となぜか、今は話しかけてくる亮に、茜は疑いつつも、悩みを言いました。
それは、亮と茜の関係が契約書で記された名義通りの関係として、簡単には分けることができない、ということでした。
つまり、亮が茜をどう思っていようと、茜にとって亮は「特別な存在」というのとです。
「唐揚げとお酒を我慢できる・・・」
5.九尾の狐とキケンな同居【第50話】あらすじ
~家族に抱く気持ち~
茜の気持ちを聞いた亮。
亮もまた、考えていたことを話しました。
亮は、とても長い時間を生きています。
長く生きていると、全てが一瞬で過ぎていくように亮は感じました。
そして、茜もまたそんな存在であると・・・。
しかし、現状は違います。
過ぎていく存在のはずが、今も話を交わすことで向き合っていました。
亮にとっても茜は「特別な存在」でした。
茜が成仁を兄弟のような存在と話していたことを持ち出す亮。
今まで、亮は、家族がいたことがありません。
もしいたとすれば「こんな気持ち・・・」と亮は、言いました。
「娘のよう・・・」
校内を歩く茜は、亮の言葉を繰り返し思い出しています。
それは、「娘・・・」という言葉でした。
亮を異性としては見ていない茜ですが、とてもしっくりこない気持ちのようです。
そんな茜を成仁(なりひと)が呼び止めます。
いつの間にか元通りになった茜と成仁の関係。
成仁は、誠也の発言について茜を心配していました。
由美と同じように、成仁もまた茜に誠也を無視するよう、忠告します。
話の途中で茜と成仁に連絡が入りました。
連絡して来たのは、順です。
その連絡の内容は、茜に紹介したい人がいる、でした。
詳しく読めば、順の後輩で背が高く、前から茜を紹介してほしい、とお願いされていたようです。
誰とも付き合うつもりのない茜は、あまり気乗りしません。
成仁が気分を変えるために、と後押ししました。
成仁が教授のもとへ行ったあと、多恵が茜に声をかけてきました。
「聞いた・・・」
・九尾の狐とキケンな同居【第51~55話】あらすじ
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