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1.九尾の狐とキケンな同居【第51話】あらすじ
~誠也の純粋な気持ち~
学科に広まった茜と誠也のウワサについて、多恵は気にかけてきました。
誠也の冗談が度を越えていることを多恵は、言います。
茜も同意しますが、その話はしたくないようでした。
茜は大学生活において、常に穏やかに過ごそうと心がけて来ました。
しかし、今回の一件で茜を嫌う人が出てきたようです。
そのことに対して、「全員に好かれる・・・」ことはできない、と茜は考えました。
気にしなでおこう、と考える茜の前に、誠也が現れます。
通り過ぎようとする茜の鞄を誠也は、掴みました。
さっと避ける茜に、誠也は「触らない・・・」と話がしたい、と言います。
話の内容は、ウワサについて必ず対象すること、もう一つは、課題のペアを変更しないでほしい、ということでした。
誠也と何の関係もない茜は、ペアの続行に強く拒否します。
これ以上、誠也と関わりたくない茜。
茜の言葉に頭を抱える誠也。
誠也は、「仲良くなりたい・・・気になる・・・」と茜に対して言いました。
これまで女性に対して積極的になったことがない誠也は、初めて茜に対して抱いた気持ちに混乱していたようです。
そのため、ひどいことをひてしまった、と反省していました。
それでも、茜の気持ちは変わりません。
かなり強く誠也を拒絶する茜。
「これくらいしないと・・・」と茜は、思っています。
「ペアを変える・・・」と教授のもとへ茜は、訪れました。
しかし、課題の進み具合からペアの変更は難しい、と教授に断られた茜。
茜が来たくなければ、適当に課題は書いておく、と誠也は言います。
そんな誠也を見て茜は、「私に何を・・・」と思いました。
万が一、好意を持っているとしても、持たれる理由なんて・・・ない、と茜は断言します。
2.九尾の狐とキケンな同居【第52話】あらすじ
~新しい紹介~
帰ってきた茜に亮は、「おかえり・・・」と言います。
その返事に「ただいま、叔父・・・」という茜。
以前、亮から「娘として・・・」と言われたことを気にしている茜でした。
「叔父さん」と言われた亮もまた、かなり気にしています。
「外が暑かったから・・・」茜が冗談を言ったのでは、と亮は無言の圧をかけました。
茜は「確かに、外は暑・・・」と言います。
暑かったので、アイスを勝ってきたことを茜は、報告しました。
さらに亮に追い討ちをかけるかのような、アイスのチョイスをしてきた茜。
「あずき・・・」
なぜ茜が、こんなにも「叔父さん」という言葉に執着しているのか、わからない亮でした。
茜は、順たちと連絡をとっています。
連絡の内容は、紹介したい人物についてです。
付き合うつもりのない茜は、まだ会うことに迷っていました。
「恋はしようと思ってからではない・・・」と成仁(なりひと)は、呟きます。
それに対して「何ももなく会う理由がない・・・」と答える茜の正論に、誰も言い返せません。
しかし、その茜の発言で由美はあることに気がつきました。
それは、付き合う気がない茜の隣にいた男性が知り合い、ということです。
そこで思いきって直接茜に電話する順。
茜に、恋愛に興味がないのか、すでに付き合っている人がいるのか、順は聞きます。
亮について、上手く伝えることができない茜。
隣にいる亮は、席を外した方がいいか、茜にジェスチャーします。
大丈夫、と伝える茜。
断りきれない茜は、確認のために相手の年齢を聞きました。
「二つ下・・・」と聞いた茜は、酉年ではないことに安心します。
何とか紹介してもいい許可が下りた順。
そばにいた由美は、「これで変な人が寄りつか・・・」と喜びます。
この話について連絡が回ってきた成仁は、思わず飲み物を口からこぼしてしまいました。
目の前にいた凉子は、それを「汚い」と思います。
課題デートの話に戻す凉子。
成仁は、次のデートに茜を誘いたい、と凉子に言いました。
「茜を助けてほしい・・・」と成仁。
3.九尾の狐とキケンな同居【第53話】あらすじ
~林光輝~
茜は、亮に許可をもらおうとしています。
許可してほしい内容が、契約書に反すると茜は、思ったようでした。
異性との交流がダメ、と書かれてはいないので、「大丈夫」と亮は言います。
ただ、連絡はまめに、相手の人柄、行く場所について心配する亮。
さっそく、茜に相手から連絡が来ました。
男性の名前は、林光輝。
敬語で返す茜に、タメ口でいい、と返信が来ます。
今度会った時に、敬語は止める、と茜は返信しました。
茜のスタンプが可愛くて、照れる光輝。
一度も光輝に会ったことがない、と茜は言います。
どうやら、光輝は茜を前にして恥ずかしくて逃げたことを話しました。
その返答に、茜は寒気がします。
光輝から、ただならぬ明るい雰囲気を感じる茜は、週末デートすることになります。
一方、成仁(成仁)が凉子にお願いしたことは、茜を助けることです。
助けるとは、異性といる時気まずくならない雰囲気の作り方、でした。
「どうして私に・・・」と聞く凉子に、成仁は凉子の容姿がきれいなため、と答えます。
説得力のある答えに、凉子は気分を良くしました。
さっそく、男性とのデートを控えた茜を交えて、成仁と凉子は課題を遂行します。
何かに気がついた凉子は、茜が人とぶつからないように、引っ張りました。
「意外と持ちこたえ・・・」
4.九尾の狐とキケンな同居【第54話】あらすじ
~涼子の暴走~
ぐったりする茜をよそに、成仁(なりひと)と凉子は、何ともないようです。
茜がぐったりする理由を知っている凉子。
茜は、玉に精気を奪われているからでした。
精気をもらうには、口から口へ移し、戻す時もまた同じやり方でします。
そうしなければ、精気を吸い付くした体から玉を取り出すことになります。
そして、亮がまだ茜にキスをしていないことに疑問を持つ凉子。
幼い茜に手をだすのをためらっているのか、それとも良心が・・・、と凉子は考えました。
過去の亮は、どんな身分の人でも関係なく遊んでいたようです。
「九尾の狐・・・」である亮が、なぜ手間取っているか不思議に思う凉子。
「だから人間になれ・・・」
そして、凉子は茜に話しかけます。
誠也が賭けをしていたこと、紹介してもらう男性についてを凉子は、茜に聞きました。
唖然とする成仁。
茜には、こっそり助け船をだしてほしかっただけが、かなり大胆に話を詰める凉子に、成仁は驚きを隠せません。
成仁が首謀だと気づく茜。
凉子は、続けて踏み込んだ話をします。
それは、茜の交際の有無や経験についてでした。
成仁の阻止もむなしく、ズイズイ話を進める凉子。
そして、プライバシーがなくなり、涙を流す茜・・・。
凉子に落ち着くよう成仁は、言います。
「胸に手を当てて・・・」と成仁。
すると凉子は、成仁の手を自分の胸に当てました。
固まる成仁に、「助けてる・・・」と凉子。
空気を察して席を外そうとする茜を止める凉子。
「助けると決めたら、最後まで・・・」
5.九尾の狐とキケンな同居【第55話】あらすじ
~充分魅力的な茜~
誰かを落とそうとするには、コンセプトが大事、と凉子は言います。
関心があるようにするのか、ツンデレで行くのか・・・とりあえず笑うことから始める、と凉子は指導しました。
笑う茜ですが、どこがぎこちないです。
笑顔が無理だと判断した凉子は、ツンデレ作戦で行くことにします。
凉子を男性だとして、茜の対応を見極めようとしました。
「映画を・・・」と凉子。
「時間がない・・・」と茜。
「なら、授業のあとに・・・」
「ご飯を食べ・・・」
なかなか良い茜のツンデレ、と思う凉子。
しかし、当の茜は、遠回しに断っているだけでした。
「ダメ・・・」と諦める凉子。
家に帰ってきた茜は、ため息をつきます。
ソファに座る茜の髪を触りながら、亮は話しかけてきました。
茜は、亮にあることを聞きます。
それは、好かれたい時に大事なこと、でした。
そして、友達に教えてもらったコンセプトについて話す茜。
亮は、すぐに凉子のこと、と気がつきます。
コンセプトについて、忘れるようはっきりと亮は、言いました。
茜が、そんなことをしなくても十分素敵な人だ、と亮は教えます。
自分を卑下しながら笑う茜の口元に、指を添える亮。
「きれい・・・」と亮は笑います。
デート当日。
グループの連絡では、茜以上に盛り上がる成仁(なりひと)たち。
「茜さん・・・?」と声をかけてきた光輝。
・九尾の狐とキケンな同居【第56~60話】あらすじ
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