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1.九尾の狐とキケンな同居【第61話】あらすじ
~迫り来る問題~
茜からの緊急メールを受け取った亮。
電話をかけると、慌てた茜が電話に出ました。
訳を話そうとしますが、運悪く茜のスマホは電池が切れてしまいます。
探しにいくべきか考える亮。
インターホンが鳴り出ていくと、そこには茜の母親がいました。
「終わった・・・」と思う茜。
母親は、茜の行動にとやかく言うタイプではありません。
しかし、問題は父親にあります。
茜を大切に育ててきたため、ショックで倒れてしまう可能性があることを茜は、心配しました。
その頃、亮が「どちら様・・・」といい、「茜の・・・」と紹介を終えた二人。
亮は、母親を家に上げます。
900年生きてきた亮は、初めて女性の前で緊張しました。
立派な家の主人である亮と茜の関係を母親は、聞きます。
大切な玉が茜の中に・・・妊娠。
家賃を支払う代わりに一緒に住む・・・不健全。
真実をぼやかして話そうとすれば、ただならぬ誤解を招くため、亮は口を動かすことができません。
そこに、亮にとっての救世主、茜が帰ってきました。
母親に、怒涛の「おかず、ありがと・・・帰って・・・」といい終える茜。
そして始まる母親からの尋問。
何も打ち合わせをしていない亮と茜は、悉く母親からの質問に対して答えが合いません。
ただならぬ母親からの雰囲気に、茜は「終わっ・・・」。
亮は、仕方がなく母親に道術を使いました。
しかし、道術が効きません。
意思の強い人間には、道術は通じないようでした。
そして、今からウソはダメ、と念押しする母親。
「同棲してる・・・?」
2.九尾の狐とキケンな同居【第62話】あらすじ
~交際の許可?~
茜の言ったとおり、不動産を通して知り合ったルームメイト、と亮は言いました。
そして、これからも何も起こらない、ことも言います。
亮の言葉を繰り返しながら、ショックを受ける茜。
ウソが嫌いなだけで、関係についてそれ以上、母親は聞くつもりがありませんでした。
母親を見送るため、茜は外に出ます。
母親は亮を「気に入った・・・」と言いました。
「そんなんじゃ・・・」と言う茜に、そうなることを願っている、と母親は言いながら去っていきました。
亮の返事より先に、母親に認められた茜。
これから亮に、どんな態度をすればいいか茜は迷います。
いっそのこと、「ご先祖・・・」と呼び方を変えよう、とも思いました。
まだ玉が体の中にあるうちは、機会があるかもしれない、と茜は考えます。
亮は、凉子の言葉を思い出していました。
まだ、茜から玉を取り出してないことに対して、問い詰める凉子。
最初は偶然から始まった茜との関係。
そして、その関係も偶然に終わらせるべきだった、と亮は思います。
茜の人生を寂しい心を埋めるために、縛りつけていいものか、と亮は悩みました。
いつまでこの関係を続けるべきか、思いに耽る亮。
そして、「今日・・・送り出す・・・」
家に入ってきた茜は、突然の来訪について、亮に謝りました。
茜を家族のようだ、と話したことは本心であった、と亮は言います。
これまで亮は、ずっと一人で生きてきました。
そして、茜と出会うことになります。
ウソをついていたことを謝る亮。
そのウソは、玉の取り出し方を知らない、ということです。
3.九尾の狐とキケンな同居【第63話】あらすじ
~契約終了のキス~
茜を騙していたと話す亮。
偶然、茜と出会った時、亮には精気が必要でした。
しかし、その茜が特別な存在となってしまいます。
「忘れて・・・一瞬、眠れば・・・夢・・・」茜の前に跪く亮。
二人の足元は、白い霧が立ち込めます。
茜の頬に手を当て「これで、契約は・・・」とキスをする亮。
茜を起こす、葵の声がします。
朝ご飯が何か聞く茜は、葵を見送りました。
学校で由美と成仁(なりひと)に会う茜。
先に帰ってしまったことを茜は、由美に謝ります。
「お母さんとは・・・」と久しぶりに会った感想を由美は、茜に聞きました。
成仁は、光輝について聞きますが、由美に止められます。
後で会うことを約束した茜は、これから過ごすスケジュールを確認しました。
いくつも用事がある茜、「あとは・・・」と涙を流します。
茜は、まだ記憶が残っていました。
泣いている茜の前に現れた誠也。
心配する誠也は、何があったか聞いています。
4.九尾の狐とキケンな同居【第64話】あらすじ
~泣いている彼女~
「ほっとけない・・・」と茜のそばを離れない誠也。
触れるわけにもいかず、とりあえず椅子に座ることを誠也は、茜に言いました。
一方、成仁(なりひと)は凉子に課題デートについて話しています。
元カノが会いたい、と言っているためとは言わずに、とりあえずデートができなくなったことを成仁は、凉子に言いました。
適当に書くか、「会ったついでに、口裏・・・」と話す成仁。
凉子は、成仁の言葉を解釈した結果、キスをしようとします。
拒む成仁と、拒まれた凉子。
凉子は海外で育ったため、冷静に言葉の意味について成仁は教えました。
意味を知った凉子は、恥ずかしくなります。
恋愛は上級者であり、学には無知な凉子。
そんな凉子を成仁は、面白いと感じました。
人を慰めたことがない誠也。
こんな状況でも、茜に会えて嬉しいと感じています。
茜のことを考えて、黙ってそばにいる誠也。
そんな二人を見た凉子。
茜から玉がないことに気がつきます。
凉子が電話した相手は、亮でした。
しかし、亮は家の中で一点を見つめているだけです。
5.九尾の狐とキケンな同居【第65話】あらすじ
~悩みの種~
授業に遅れてしまうため、その場を離れようとする茜。
誠也は、週末会えないかどうか、茜に聞きました。
課題デートをしたい、と言う誠也の願いは、叶いませんでした。
インターホンが鳴り、玄関を開ける亮。
心の中で茜の「ただいま・・・」を思い出します。
玄関の前には、凉子がいました。
玉が割れてしまった、と凉子は心配していました。
暗い亮に対して、利用した女の子に情が湧いてはダメ、と伝えます。
亮と茜の二人とも沈んだ気持ちである、と凉子は言いました。
茜が泣いていたことを知った亮。
「記憶を消したはず・・・」
茜の母親が、道術が効かなかったため、万が一に備え茜に対しても強く道術を使いました。
これからも茜の安全を見守ってほしい、と亮は凉子に頼みます。
「家族のように・・・」と茜に対する気持ちを話す亮。
しかし、凉子はその願いを断りました。
守りたいなら、自分で見守るよう、凉子は言います。
茜が何も覚えていないなら、問題はないという凉子の考えです。
家を出た凉子は、「家族」という言葉に引っ掛かります。
なぜなら亮の顔は、家族を思うような顔ではなかったからでした。
茜を心配する亮。
・九尾の狐とキケンな同居【第66~70話】あらすじ
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