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1.九尾の狐とキケンな同居【第66話】あらすじ
~悪魔の兄弟たち~
部屋で誠也は、メッセージを打っています。
送信相手は、茜です。
誠也からスマホを取り上げた誠子。
文面から、誠也が茜にふられたことに気がつき驚きました。
誠也のことについて、「顔はいいけど、性格が・・・」と誠子はそういって慰めます。
誠子からスマホを取り戻そうとした時に、間違って茜にメッセージを送ってしまいました。
内容は、もう一度会えないかどうかについてです。
誠也からのラインに気がつく茜は、顔面蒼白になります。
そんな茜に届いたメッセージを葵は、見ました。
明らかに茜に気がある文面に、誠也が「顔を気にしないタイプ・・・」と判断します。
茜は、葵の発言に怒り、スマホを返してもらおうとします。
なかなか返さない葵・・・。
「何してる・・・」と茜が聞くと、葵は「返信・・・」と言いました。
葵が代わりに返信した内容は、会う条件にご飯をおごってほしい、と書かれています。
すぐに既読がついたことで、「間違いない」と誠也の茜に対する気持ちに確信しました。
奇声を上げる茜。
一方、誠也は部屋に閉じこもった誠子に出てくるよう言います。
間違ってメッセージを送信してしまったため、誠也に怒られる、と心配する誠子。
部屋から出ると、怒られることはありませんでした。
むしろ、誠也は誠子に頼ってきています。
それは、茜からのメッセージへの返信内容でした。
今だに、誠也からの返信がないことに「既読無視・・・」と茜は、腹が立っています。
スマホを見るなかで、亮とのやりとりも消えていることに、茜は再び涙をこぼしそうになりました。
亮と過ごしたことで芽生えた感情の起伏について、勝手に亮のことを好きになり、玉を預かっていただけの自分の存在・・・と茜は、考えます。
そうこうしているうちに、雨が降ってきました。
雨に濡れる茜に、傘をさした人物がいます。
2.九尾の狐とキケンな同居【第67話】あらすじ
~初めての出会い~
傘をさしてくれたのは、亮でした。
「どこまで・・・」と茜に聞く亮。
茜は、頭が混乱しました。
夢かもしれない、と思いつつ、きっと記憶があるか確かめに来た、と茜は思います。
秘密を覚えているか確認するために、亮はやって来た、と思う茜。
亮は、茜の体調が気になり様子を見に来たようでした。
雨音が響くなか、無言の二人。
亮の顔を見ないように、茜は努力します。
何の説明もなく記憶を消した亮にとって、自分はそれだけの人間だった、と茜は冷静になりました。
前を歩く由美を確認した茜は、亮にお礼を言います。
お礼には、傘をさしてくれたこと、これまでのことひついてでした。
<これが最後・・・>
傘から出ようとする茜を亮は、呼び止めます。
傘を使ってほしい、と亮は言いました。
しかし、「なぜ、あなたの傘を・・・」と茜は断ります。
冷たい態度の茜に、亮の体は硬直します。
由美の傘に茜が入り込むと、つかの間に雨は止んでしまいました。
茜と過ごした日々で得られた茜からの明るい態度が、特別なモノだったことに気がつく亮。
「これであの子と・・・」
3.九尾の狐とキケンな同居【第68話】あらすじ
~新しい教授~
「出てくれ・・・」と誠也は、茜に電話します。
電話に出た茜に、ご飯に行こう、と誠也は誘います。
この前の返信は、葵が間違えて送ってしまった、と茜は説明しました。
茜らしくない文面から、誠也はなんとなく気がついていました。
それでも誘う誠也に、茜は「一度だけなら・・・」と承諾します。
夢かもしれない、と誠也は喜びます。
教室で由美に挨拶する茜。
今日は、体調を崩した教授に代わり、新しい教授が来ます。
新しい教授の影響で、教室はとても騒がしいです。
「ハンパ・・・」と由美。
そして、教室に入ってきた新しい教授は、なんと亮でした。
イケメンな亮の登場に、女子生徒は、喜んでいます。
何度でも再受講したい、と話す由美の隣で、茜は驚きで言葉が出ません。
亮が現れた原因について、「見張る・・・」と考える茜。
亮は、これまで通り授業を進めることを話しました。
授業が終わり、茜の姿を追う亮。
亮の目的は、やはり茜を見守るためでした。
亮と話す凉子は、「おもしろく・・・」と思います。
4.九尾の狐とキケンな同居【第69話】あらすじ
~きっかけは、いつも同じ~
また、元カノにもてあそばれた成仁(なりひと)と茜は、お酒を飲んでいました。
成仁の話を聴きながら、茜もまた、恋は難しいと感じます。
茜もそうならないように、と忠告する成仁。
そんな飲むペースの早い成仁に、茜は財布を出すよう言いました。
再び酔いつぶれた成仁を担いで歩く茜。
フラフラの成仁は、ある高級車のサイドミラーをへし折ってしまいます。
真っ青になる茜。
以前も成仁は、高級車を汚しています。
そのことがきっかけで、茜は亮と生活することになりました。
持ち主が、車から降りてきます。
車からは、凉子と亮が降りてきました。
どうして「二人が・・・」と茜。
5.九尾の狐とキケンな同居【第70話】あらすじ
~やっと気づいた気持ち~
自分の代わりに、亮は凉子に玉を移した、と茜は考えます。
フラフラで今にも、吐きそうな成仁(なりひと)を支える茜。
そんな茜を亮は、助けようとしました。
しかし、すぐにタクシーに乗るため大丈夫、と断ります。
そして、まるで初対面のように会話をする茜。
実際、茜の頭の中は、「凉子と・・・?お似合い・・・」と思っていました。
あれこれ考えることを茜は、止めます。
凉子の車について、どうすればいいか、茜は聞きました。
酔いが覚めた成仁に、なんとかしてもらう、と凉子は言います。
凉子と亮が、成仁を家に送る案を出しました。
断る茜に、亮もまた「夜も遅い・・・」と譲りません。
そんな以前と変わらない優しい亮に、茜は聞きたいことがたくさんあります。
しかし、その気持ちを飲み込んで、茜は帰っていきました。
やはり心配で、茜のあとを追うことを亮は、凉子に言います。
一人で帰ることになる、と話す凉子に、亮は「車がある・・・」とあっさり言いました。
長い友情のはずが希薄な関係の二人。
茜のあとを追う亮。
ここまで気になる茜の存在に、亮は「もしかして・・・」。
・九尾の狐とキケンな同居【第71~75話】あらすじ
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