- まだ前話を読んでいない方はこちらから↓
1.九尾の狐とキケンな同居【第76話】あらすじ
~両思い~
茜の「好き・・・」という言葉を聞いた亮。
亮は、自分の顔を手で覆います。
そして、茜の両手を取り、自分の口元へ近づけ、指にキスしました。
「後悔しない・・・?」と亮。
そして、自分が茜には、もったいないということをあとで気がついても、知らない、と念押しします。
亮からフラれたわけではない、と理解した茜。
亮は、茜を抱き締めます。
茜は、まだ話したいことがある、と言いました。
それは、「殴らせて・・・」です。
殴られても、仕方がない、と亮は思いました。
どうして記憶を消さなかったか、聞く茜。
亮は、消したが、茜の母親のように、道術が効かなかった、と言います。
そして、茜が自分を覚えていたことに、生きている間「ずっと、覚えていて・・・」と亮は、思いました。
たとえ茜が覚えていることで、辛くても、覚えていながら苦しんでほしい、と亮は思っています。
何でも答えるつもりの亮は、「他に・・・」と茜に言いました。
茜は、亮と凉子の関係を聞きます。
凉子とは、以前にも話した古い友達で、同じ狐、ということを伝えました。
<凉子の方が美人なのに・・・どうして・・・>と思う茜。
しかし、亮からすれば、茜の方がキレイと感じています。
ベンチの上で、正座をしながら凉子に成仁(なりひと)は、話しました。
車の修理代について聞く成仁に、凉子は「乗り換えた・・・」と答えます。
新しい車の代金の見積り、と聞いた成仁は、硬直しました。
2.九尾の狐とキケンな同居【第77話】あらすじ
~涼子と成仁~
凉子にとって、車は使い捨て、と知った成仁(なりひと)は、これから歩む人生について絶望を感じます。
そんな成仁に、凉子は「弁償しなくていい・・・」と言いました。
ちょうど飽きていた車だから、大丈夫、と凉子。
それなら、足りないかもしれないけど、「飯を・・・」と成仁は、言います。
弁償しなくてもいいのは、嬉しいが、やはり申し訳ない、と成仁は思いました。
そんな成仁に、興味を持つ凉子。
成仁は、凉子を置いて何かを取りに行きます。
その頃、手を握り合う亮と茜。
次の授業に、茜は向かおうとしました。
そして、お互いの腕にキスをする二人は、幸せな気持ちになります。
教室を出て、順と遭遇する茜。
茜の目が腫れていることに、何かあったのか、気になる順。
順は、光輝の件について話しました。
押し付けたことを謝る順に、「そんなことはない・・・」と茜は言います。
それどころか、光輝と出会えて良かった、と茜は話しました。
そして、亮に対する気持ちも確認できたからです。
ただ、茜には引っ掛かることがあります。
それは、亮に「好き」と言ってもらってないからでした。
成仁を待つ凉子。
汗だくで戻ってきた成仁が、凉子に渡したモノは・・・。
「これなら公平・・・」と成仁。
それは、国語辞典でした。
3.九尾の狐とキケンな同居【第78話】あらすじ
~恋愛レベル~
もしかして、「バカに・・・」と思う凉子ですが、当の成仁(なりひと)はいたって真面目でした。
「いらない・・・」と話す凉子。
本は返すが、必ず課題デートに必ずくるよう、成仁に言いました。
亮から「好き」と言われていない茜は、亮の言葉を繰り返し思い出します。
そして、いったい何が問題なのか、考えました。
順と別れたあと、直接、亮に聞いてみようとスマホを触る茜。
すると、茜の耳元に、亮が「遅かった・・・」と後ろからささやきました。
亮の教授としての部屋に入る二人。
これから学校でも会えることに、茜は素直に嬉しいと答えました。
しかし、顔に出やすいので友達にバレてしまうかもしれない、と茜は言います。
さらに、「初めて男性と付き・・・」と話す茜は、何を進めたらいいか、わからない、と言いました。
おかしなことを聞いても理解してほしい、と話す茜。
「例えば・・・」と亮。
茜は「手を繋いでも・・・」と直球ワードを言います。
ドキっとする亮は、茜と手を握りました。
そして、もっと聞くかもしれない、と亮をからかう茜。
亮は、茜の腕を引き、「いいです・・・」と顔を近づきます。
4.九尾の狐とキケンな同居【第79話】あらすじ
~欲求対象~
至近距離にあるイケメンの顔に、茜は顔が赤くなります。
これ以上、亮をからかえば、自分がもたない、と感じた茜でした。
「一緒にご飯を・・・」と話す亮に、被さるように「ぜひ」と答える茜。
しかし、ご飯を食べない亮に、茜は「私を・・・」と言いました。
亮は、二度と茜に対して、同じ失敗はしない、と言います。
デリバリーでチキンを頼んだ亮。
まさか生きている間に、チキンを注文する日が来るとは、と思いに耽りました。
チキンを前にして、我を失いそうになる茜。
美味しそうにチキン食べる茜を見て、亮は初めて、鶏が美味しそうに見えます。
しかし、そのことを凉子に話した亮には、思ってもいない答えが返ってきました。
亮は、鶏ではなく、茜を食べたいと感じたことを凉子は、説明します。
九尾は精気を食べて生きているからでした。
茜のことが好きでも、完全には愛することができない関係だ、と凉子は言います。
「望めば、そうするほど・・・」と我慢か食べるか、と凉子。
亮は、困惑しました。
5.九尾の狐とキケンな同居【第80話】あらすじ
~我慢ができなくなった亮~
時は遡り場面は、亮は女性に「旦那様」と呼ばれていました。
女性は、巷に現れる美しい妖怪について話します。
出会えば、精気を吸われ、亡くなってしまう・・・と話す女性。
「出たらめ・・・」と話す亮に、「そろそろ・・・」明かりを消すか聞いてくる・・・茜が!?
慌てて目を覚ました亮は、夢を見ていました。
今まで、空腹を感じたことがなかった亮。
人生で初めて茜に、飢えを感じています。
学校に向かう亮は、女性教員に声をかけられました。
亮の持つコーヒーを欲しがるその女性教員を亮は見ます。
茜を「キケンにさらすなら・・・」と考えました。
思いとどまり、口をつけていないため、コーヒーを全て女性教員に渡してあげます。
そのまま去っていく亮は、茜に会いたい、と思いました。
茜と連絡を取る亮。
なかなか茜に会えない、と落ち込みます。
メッセージには、茜から写真が送られてきました。
嬉しくて、笑ってしまう亮。
その写真の茜を「かわいい・・・」と亮は思います。
昨日、あまり寝れなかったため、椅子の上で亮は眠ってしまいました。
目を覚ますと、目の前には机の上に座る茜がいます。
茜は、驚かせようと思って、黙って来ました。
呆然とする亮は、茜の首に手を回し、顔を引き付けてキスをしました。
・九尾の狐とキケンな同居【第81~85話】あらすじ
- 続きが気になる方はこちらから↓
コメント