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1.九尾の狐とキケンな同居【第81話】あらすじ
~急展開なキス~
亮からの突然のキスに、驚く茜。
亮のワイシャツを掴み、肩を叩き、茜は、キスを中止させました。
「嫌では・・・」と言う茜に、亮は再びキスをしようとします。
茜は、亮の呼び名を呼びました。
すると、亮の目が澄んでいきます。
我に帰った亮は、部屋から出ていくように、茜に言いました。
すると、後ろからどこからともなく現れた凉子もまた、亮の言葉に同意します。
「茜を・・・」を連れ出すよう、凉子に言いました。
「空腹は・・・」とニコリと笑う凉子。
話を続けようとする凉子に、今度は出ていくことを亮は、命令します。
外で待つ茜に、亮から連絡が入りました。
その内容は、出ていくよう言った理由について後で話す、ということでした。
ところで、凉子も九尾だと教えてもらった茜。
凉子は、茜に「何も知らない・・・」と言いました。
亮について、茜が大部分を知らないことを忠告します。
そして、先ほど亮に何をされそうになったか・・・。
九尾という種族について、凉子からはあえて何も話しません。
茜に言ったことは、とりあえず「惚れされない・・・」ということでした。
凉子に亮と友達なのか、聞く茜。
凉子は男女に友情はなく、亮とはただの縁繋がり、と答えます。
時は遡り、亮と凉子の縁は続いています。
巷で、妖怪に気を吸われるというウワサが広がっていました。
そのことについて、亮は話しています。
「ほっとけないほどの美女・・・」と亮の話を聞く凉子は、ウワサの原因である自分に酔いしれます。
凉子のせいで、亮は迷惑していました。
早く人間になりたい、と願う凉子は、出会う男性から精気を絞り尽くします。
「そこまでして・・・」と凉子に亮は、聞きました。
いずれわかるはず、と答える凉子の思い出は、九尾であるがゆえに、悲しいモノでした。
そして、現代となりそのことに気がつく亮。
2.九尾の狐とキケンな同居【第82話】あらすじ
~九尾と人間の距離~
音楽を聴いている茜に、着信が入ります。
電話の相手は、亮でした。
しかし、すぐ近くには亮本人がいます。
驚く茜に、亮は電話に出るよう合図を送りました。
茜とは、距離を置いて話す必要がある、と言いました。
それについて、電話で話す亮。
はじめに、茜を恐がらせたことを謝ります。
軽率な行動をするつもりはなかった、と亮は伝えました。
そして、しばらく離れて生活する提案を亮は、します。
始まったばかりの恋に、距離が必要なことに、茜は焦ります。
茜は、急いで亮のもとへ行こうとしました。
「降りないで・・・」と亮は、電話でお願いします。
賢い茜に、「これ以上精気を吸いとられ・・・」と亮は、話します。
言葉通り、その場を去る茜。
一人になった茜は、凉子の言葉を思いだし、頭の中は混乱していました。
その頃、正人は学園祭について、会議をしていました。
各学年の代表が集まり、催し物について案を出しています。
他の学科とかぶらないことや経費を考慮します。
パッとしない案に、空気は重たくなりました。
それは、フリーハグです。
そこに、遅れてやって来た誠也。
誠也なら、有料のフリーハグが・・・と場は和みます。
そこに、さらに遅れてやって来た茜。
3.九尾の狐とキケンな同居【第83話】あらすじ
~フリーハグの行方~
女性をフリーハグ専任にするのは問題になる、と一番言いそうにない誠也が、言いました。
何年か前に行ったフリーハグでも、警察沙汰になったことから、この案は却下されます。
しかし、他の案なら忙しくて時間がない、と話す生徒。
「一人でする・・・」と話す誠也は、その代わり茜を外す条件を出しました。
会議が終わり、茜は誠也に話しかけます。
フリーハグの役から外してくれたことに、茜は感謝しました。
丁度、自販機前にいた誠也は、立ち去ろうとする茜を呼び止めます。
何か飲まないか聞く誠也に、茜はきっぱり「いりません」と言いました。
茜が体重を気にしている、と誤解する誠也。
そんな誠也が、以前と変わらない、と茜は思います。
しかし、茜のやつれ具合から誠也は本心で思いました。
家に帰った茜は、体重計にのりました。
今まで50kgを切ったことがない茜は、亮の言葉の意味を理解します。
ベッドに横たわる茜は、普通のカップルとは違う悩みに悩んでいました。
茜から連絡がないことを亮は、凉子に話しています。
余計なことを話してしまったかもしれない・・・と凉子は、内心焦っていました。
茜から連絡がないため、茜が亮と別れた、と凉子は思いました。
「茜さん・・・」と頭を抱える亮。
凉子は、そもそも二人の呼び名から直さないといけない、とも考えます。
アドバイスどころか、別れることを話題に出す凉子。
そんな凉子に、亮は無言の眼差しを向けます。
別れる選択肢がないことを感じ取った凉子は、別の提案をしました。
別れないなら、離れず離さないこと、でした。
堂々巡りとなり、解決の糸口が見えない中、一つの希望が・・・。
それは、茜からの着信です。
電話の向こうから話す茜は、「距離を・・・」でした。
4.九尾の狐とキケンな同居【第84話】あらすじ
~遠近距離恋愛~
茜の決断は、距離を置くことでした。
手立てが見つかるまで、そうした方が懸命、と茜は思います。
まさか茜が、この決断をするとは、亮は思いもよりませんでした。
これまでのように、自分が距離を作っても、茜が乗り越えてくれる、ことを亮は少なからず期待していました。
電話を終えた二人。
凉子は、言いにくいながらも、解決案がないことに焦点を当てます。
あるとしても、人間になるしかないからでした。
このまま解決策がなければ、別れてしまうのだろうか、と考える茜。
隣にいる成仁(なりひと)は、茜に意見を求めます。
それは、女性へのプレゼントについてでした。
「また元カノ!?」と聞く茜に、成仁は違う、と言います。
「なら、お母さん・・・?」と茜。
茜がもらって嬉しいモノを教えてほしい、と成仁は聞きました。
茜の答えが「現金」ということに、成仁は諦めます。
すると、成仁を呼び止める女性の声がしました。
その女性は、先ほどまで話題にあがっていた成仁の元カノ、榊原千奈(さかきばらちな)です。
千奈の第一声は、茜にまだ恋人がいないことでした。
ゲリラのように、ケンカをふられた茜は、怒りがこみ上げます。
千奈は、気まぐれで成仁に会いに来ました。
一時間かけて来たこと、そして、30分も待ったことを話します。
そんな千奈に、売られたケンカを返す茜。
千奈のせいで、少なからず迷惑してることを茜は、言いました。
女の静かな戦いが始まります。
結局、ここまで来てくれた千奈に気をつかった成仁は、千奈を連れてカフェに行きました。
茜に謝る成仁。
5.九尾の狐とキケンな同居【第85話】あらすじ
~凉子の妙案~
千奈が会いに来てくれたことに喜びつつも、喜んでいいものか、迷う成仁。
注文した飲み物を取りに行くため、席を立つ成仁は、タンブラーに目が行きます。
そして、凉子を思い浮かべた成仁。
ついつい亮と茜の関係に入ってしまった凉子。
足を突っ込んだ以上、何とかして解決しなければ、と熱を燃やします。
凉子の考えた案は3つあります。
一つ目、禁欲。
一切のスキンシップを禁止ること・・・。
自分に出来ないことを人には、勧めない、とこの案を凉子は却下します。
二つ目、精気を他の女性からもらう。
真面目を絵に描いたような亮が、そんなことができるはずがない、と一蹴しました。
三つ目、「じじい・・・」。
ある存在を思い浮かべる凉子。
成仁が買ってきたタンブラーを自分へのプレゼントだと思う千奈。
成仁に早く渡すよう促します。
「違う・・・」と応える成仁に、千奈は呆れました。
千奈といるのに、他の女性へのプレゼントを買ったことに、千奈は怒っています。
「・・・茜の・・・」と茜を呼び捨てにする千奈。
誰のでもいいから、それがほしい、と千奈は話します。
茜と成仁の関係にとやかく言う千奈に、成仁は茜とは、「友達」と言います
茜のことが嫌い、と千奈ははっきり言いました。
成仁と付き合っている間に、他の男性と有っていたことを千奈は認めます。
しかし、成仁も茜といたことと、変わりがない、と咎めました。
成仁からすれば、いつも千奈を優先させてきました。
自分の過ちを茜のせいにしないでほしい、と伝える成仁。
いつも茜をかばう成仁に、千奈は、腹が立ちます。
そこに、カフェへ入ってきた凉子。
・九尾の狐とキケンな同居【第86~90話】あらすじ
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