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1.九尾の狐とキケンな同居【第86話】あらすじ
~成仁の修羅場~
成仁(なりひと)に声をかける凉子。
今度会う土曜日について、聞きました。
凉子を訝しげな目で見る千奈。
「邪魔した・・・?」と凉子は、去っていきます。
凉子が誰か知りたがる千奈に、答えを返したのは、凉子でした。
「知ってどうする?」と聞く凉子に、食いかかる千奈。
成仁は、千奈に帰るよう言いました。
きにくわないながらも、帰ろうとする千奈は、あるわがままを言います。
それは、土曜日に自分と会ってほしい、でした。
凉子との先約があるのを知っていながら、千奈は、成仁に無理を言います。
千奈と成仁の関係を察知した凉子。
茜とは違い、優柔不断な成仁。
なぜ二人が友達なのか、凉子は少し考えます。
「ごめん・・・」と凉子に謝る成仁。
先約を断って、千奈を選んだ、と思った凉子は、何度成仁に借りを作るのか、とため息をつきました。
しかし、成仁は違う意味で謝りました。
先約を破るつもりはない、と千奈に成仁は、宣言します。
そもそもやはり凉子の存在が気になる千奈。
反対に、凉子は全く千奈に興味がありません。
千奈の質問に答えるとすれば、成仁が「土曜日は私のもの・・・」と凉子は伝えます。
何も言い返さず、千奈は去っていきました。
授業が終わった茜たち。
周りの生徒は、この後、ご飯を食べる計画をしています。
茜は、亮からのメッセージを呼んでいました。
会えないなら、話したい、と書かれたメッセージです。
そんな茜の顔色が悪いことに気がつく誠也。
ご飯を食べずに帰ることを勧めます。
その間に、生徒たちの近くに亮がやって来ました。
ご飯に誘われる亮を尻目に、茜は帰ろうとします。
そんな茜を見た亮は、避けられていかもしれない、と思いました。
2.九尾の狐とキケンな同居【第87話】あらすじ
~進展しない恋~
亮と話す心の準備が整っていない茜。
亮に会えば、いざこざを忘れて、恋を進めてしまいそうだからでした。
これまで異性を好きになったことがない茜。
それでも、亮以外にもたくたん大事なモノがあります。
家族、友達、未来、それらを無視するわけにはいかない、と茜は悩みました。
「愛されたいだけ・・・」と机に突っ伏す茜。
やはりやつれている茜を誠也は心配します。
帰るよう促す誠也ですが、茜は作業を進めます。
質問がある、という誠也に、答えたくない、と話す茜。
しかし、それは冗談で質問を茜は、受け付けます。
誠也が聞きたかったのは、茜の好きな人が誰かでした。
急に耳が遠くなる茜に、フリーハグの件の恩を返すよう詰め寄る誠也。
話をそらす茜に、誠也は今でも茜が好き、と改めて告白します。
誠也は、成仁を疑いました。
二人のいる教室に、成仁が入ってきます。
少し気まずくなるものの、何とか乗り越えます。
席に座る成仁は、凉子にタンブラーを渡すのを忘れていたことに気がつきました。
「また、千奈に・・・!?」と聞く茜に、成仁は千奈とは、もう終わったことを言います。
そんな成仁を疑う茜。
再度、亮から来たメッセージには、距離を取る意味について、書かれていました。
3.九尾の狐とキケンな同居【第88話】あらすじ
~ジジイ登場~
学園祭で、成仁たちと歩く茜。
亮とどこで遭遇するかわからない、と茜は不安になっていました。
しかし、茜のすぐ近くには亮がいます。
亮もまた、茜の声がしたため振り返りますが、そこには茜はいません。
確かに気配を感じながらも、見えない茜。
そんな二人を白髪の男性が、見ています。
茜がいないことに気がつく由美は、茜に電話をしました。
茜は、一人でビールを買いに来ていました。
あとで合流することを伝える茜。
スマホには、亮からの着信が入っています。
距離を置くなら徹底的に、と茜は考えていました。
茜の持つビールを持つ人物が現れます。
その人物は、誠也でした。
そんな二人に、誠也の友達が声をかけます。
茜が誠也の次のターゲットだ、とからかう友達。
はっきりと違うことを伝える茜、誠也は、友達に黙るよう言いました。
友達は、占いのコーナーを開いています。
誠也の友達に絡まれる茜をまた、あの白髪の男性が見ています。
そして、その男性は、凉子と話していました。
「お前が俺を・・・」と男性。
凉子の過去について話す男性。
しかし、男性は、人間になった凉子の邪魔をするつもりはありません。
亮から茜を見えなくしていたのは、この男性でした。
凉子の思惑通りしない男性。
人間は、人間と付き合えばいい、と男性は言います。
茜に関わるなら、二人とも記憶を消してしまう、と男性は、凉子に話しました。
そして、そこに現れた亮。
「話なら直接・・・」
4.九尾の狐とキケンな同居【第89話】あらすじ
~運命の赤い糸!?~
凉子は男性のことを「ジジイ」と呼んでいます。
ジジイは、年下の凉子が先に人間になっていることを亮に、言いました。
亮の心をつつくその言葉に、亮は言い返します。
人間になりたい亮に、精気を集めるため、人間を傷つける指示をしたジジイに、亮は根をもっていました。
ジジイの性格の悪さを話す亮。
ジジイは、山の神でした。
亮たちをからかい楽しんでいるように見える山の神は、人間たちを見守ってます。
人間にとって、亮たちの存在が想定外、と山の神は、言いました。
今は、茜が亮を好きだとしても、人間は人間と生きていくのが道理、と山の神は話します。
それでも、亮が900年間探し求めた存在が茜とするなら・・・と山の神は、あることをしました。
それは、見えない赤い糸で茜と誠也を結びます。
「本当の運命を・・・」と山の神。
山の神の行いに、キレる亮。
亮は、掴みかかるものの、山の神は、霧のように消えていきました。
結局、占いのブースに入った茜と誠也。
「完璧な赤い糸・・・!!」と診断されます。
全く信じない茜と、嬉しくなる誠也に、占い師は「本当に!」と言いました。
そして、茜の診断を続ける占い師。
亮と茜の歳の差や、このままそばにいれば、茜が干からびてしまうことも、当てます。
そして、誠也といれば、真逆だということも占い師は、言いました。
占いブースを出る二人。
占いに一万円払った誠也。
いくら払ったか聞く茜に、お金はいらない、と誠也は言います。
無理にでも払おうとする茜の態度に、誠也は「かわいい・・・」と思います。
茜に話しかけようとする誠也。
他にも茜を呼ぶ声しました。
5.九尾の狐とキケンな同居【第90話】あらすじ
~手段を選ばず・・・~
茜を呼び止め、恋人繋ぎをしたのは、成仁(なりひと)でした・・・?
成仁ではなく、変身した亮です。
亮だと知らずに成仁と思い
接する茜。
茜にまだ話があった誠也。
話の内容は、フリーハグに来ないか、でした。
きっぱり断る茜の横で成仁(亮)は、亮の目で誠也を見据えます。
そんな視線に誠也は、何かを感じました。
そこに、女子生徒がやって来ます。
誠也を強引に、フリーハグの会場に連れていきました。
成仁(亮)と話す茜。
ベンチに座り成仁(亮)にあることを話しました。
それは、彼氏ができたことです。
「そう・・・」と冷静に聞く、その彼氏。
いい人、そしてイケメン、と答える茜の顔は、とろけそうでした。
茜のにやけてる顔を伝える成仁(亮)に、恥ずかしくなる茜。
そんな茜に、成仁(亮)は続けて質問します。
どれくらい好きか聞かれた茜は、「私の方が・・・」と言いました。
「そうじゃない・・・」と呟く成仁(亮)の姿が、だんだんと亮になっていきます。
悲鳴をあげる茜。
いつから成仁が亮に、と本人にかなり恥ずかしいことを話してしまった、と悔やんでいます。
連絡を取らなかった話になりました。
茜は、解決策もない、時間がほしいため、亮を避けていたことを話します。
茜の意志を尊重しつつ、玉の問題は、何とか解決する、と亮は言いました。
ところで、さらに問題なことについて話します。
それは、赤い糸についてでした。
誠也と繋がっていることに、恐がる茜。
赤い糸で繋がっている限り、相手を好きになるのは当然のことのようです。
それでも、茜には自分と同じくらい好きでいてほしい、と亮は言いました。
・九尾の狐とキケンな同居【第91~95話】あらすじ
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