「まずは片思いから」は作家gillzoneさんの作品です。
2.まずは片想いから【第23話】ネタバレとあらすじ
※ネタバレ注意!!
・守りたい存在
メッセージをノートにしまい終えた大和は、結局断ることのできなかったハイキングの申し出について、気を揉んでいました。
いつも通り授業をこなす大和。
その授業を熱心に聞く明香里とそうでもない紘。
その日の学校が終わり、毎夜決まった時間に、猫にご飯をあげるため大和の部屋に明香里は赴きます。
再び、猫と過ごした時間に何が起こったのか、用紙に書き留める明香里。
その明香里の何気ない文を見た大和は、思わず笑ってしまいます。
明香里もまた、直接大和に合っている訳ではないものの、大和がメッセージを読んでいるかと思うだけで胸が高鳴りました。
義母から家庭用品の買い出しとゴミ出しを明香里は頼まれます。
素直に返事を返す明香里は、義母からゴミを受け取ろうとしました。
そんな明香里の前に立ち、自分も付いていく、と話す紘。
義母は紘が行くならば、業者に頼む事を焦りながら言います。
部屋を出て、紘にお礼を言う明香里。
紘は、何もしていない、と言いました。
再び義母は、明香里に掃除をするよう指示します。
一緒にその言葉を聞いていた紘は、またしても何か行動しようとしました。
その紘の腕を掴み、明香里は無言で何かを伝えます。
義母に、すぐやる旨を伝えた明香里。
そんな明香里の背中を紘は、さみしそうに見つめます。
掃除、洗濯、皿洗いをこなした明香里は、呆然とします。
ふと時計に目が入り、猫にご飯をあげる時間を少し過ぎていたことに気がつきました。
この日もまた、大和がいないことを明香里は、確認します。
外に出かけようとする明香里に、義母は行き先を聞きました。
明香里は、小売店に行く、と答えながら猫に会えることを楽しみにしています。
・冴える気持ち
その頃、大和はハイキングが終わった後の食事で、お酒を大量に飲んでいました。
大和のお酒の強さに感嘆する他の先生に、大和はお礼を言います。
ふと携帯を手に取り、時間を見ることで、この時間なら明香里が猫にご飯をあげている頃だろう、と大和は思いました。
あたりも暗くなり、もうすぐ次の日になる時間までお酒を飲んでいた大和はくたびれた状態で家まで帰ってきました。
暗証番号を押し、部屋に入ると、玄関には履き物が一足ありました。
暗い部屋を照らすため照明のスイッチを入れた大和。
そこには、猫と共にベッドにもたれかかりながら眠る明香里の姿がありました。
驚きつつも明香里を起こさないようゆっくり近づく大和。
明香里のそばにかがみ、肩に触れながら大和は声をかけます。
大和の声で寝返りをうった明香里は、大和の胸にもたれかかります。
疲れていたため、早く眠ろうと考えていた大和は、明香里の一連の動作によって、眠りたい気持ちが吹き飛びました。
明香里を心配して電話をかける紘。
明香里の携帯の着信音が大和の部屋から聞こえることに気づきます。
3.まずは片想いから【第23話】感想と次回【第24話】考察予想
今度こそは、一触即発!?
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4.まとめ
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