【第30話】まずは片想いから、感想・ネタバレ 仲が深まる二人、美咲の隠された秘密とは!?

まずは片想いから

「まずは片思いから」は作家gillzoneさんの作品です。

明香里の誕生日の翌日。

ある場所に赴いたことで体調を崩していた大和。

部屋を偶然訪れた明香里に大和は・・・。


1.まずは片想いから【第30話】考察予想と感想

誰でも緊張します。

2.まずは片想いから【第30話】ネタバレとあらすじ

※ネタバレ注意!!

・希望

自分の頬に、明香里の手を添えながらひんやりした体温を感じる大和。

しばらく気を取られていた明香里。

熱で大胆な態度をしてしまった大和は、ふと通常の気持ちに戻ります。

明香里もまた、同じタイミングで緊張と恥ずかしさがこみ上げて来ました。

距離を取るために、明香里に薬を持ってきてもらおうと大和はします。

慌てて薬を取りに行き、飲みやすいように準備を始める明香里は、先ほどの出来事を思い出し、頭が混乱しました。

ふと目の前の壁に飾れたカレンダーを見る明香里。

カレンダーに書かれていたことに対して、驚いた明香里は、思わず声を出してしまいます。

すると、後ろで横たわっているはずの大和が、ベッドから転げ落ちていました。

心配する明香里をよそに、大和は真っ先にカレンダーをしまおうとします

そして、その理由がカレンダーに大切な事が書いてあるため、と大和は呟きました。

明香里は、大和が隠したカレンダーに5月15日が誕生日、と自分の誕生日が書かれていた気がしました。

気のせいかと思う明香里は、再びベッドに戻る大和の後ろ姿を見守ります。

一方で、見られたかもしれない、と焦る大和。

体に優しいご飯をつくってくれた明香里に、大和はお礼を言います。

明香里の義母にもお礼を伝えておいてほしい、と大和は伝えました。

本来の目的である義母が大和に持っていくよう渡されたお裾分けを冷蔵庫に入れておいたことを明香里は話します。

そして、そのお裾分けは義母もまた先日親戚から受け取っていた、と話す明香里。

その明香里の発言に大和は、疑問を持ちます。

なぜなら、その日は明香里の誕生日だったためでした。

大和に明香里は、誕生日を家族にお祝いしてもらった、と話していた嘘が簡単に発覚してしまい動揺します。


明香里の作ってくれた料理を田部終えた大和は、徐に明香里に声をかけました。

熱がまだ下がらず少ししんどい大和は、それでも少し悪そうな笑みを浮かべる大和。

実は、学生の頃の大和は、明香里よりも英語が苦手だったことを話します。

信じられないながらも、英語の教師である大和が、英語が不得意だったことに明香里は、笑ってしまいます。

それでもなぜ英語の教師になったのか理由を聞く明香里は、喜びを感じていました。

なぜなら、大和が初めて自分の過去を語ってくれているからでした。

大和は、異国に住みたい夢があり、そのために英語を勉強していましたが、結果的に移住の計画はなくなり、英語の能力だけ残されたため、教師になったようです。


そんな大和に、明香里は自分にもまだ希望があるかどうか聞きました。


そんな明香里の質問に大和は、肯定し応援します。

明香里は、自分の大和に対する気持ちも声に出したくなり、その答えに英語と同じような言葉をかけてほしい、と願いました。



・他校

行きつけのカフェに三人でやって来た明香里。

なぜか英語の授業がなかったことに疑問を持つ美咲に、明香里は大和の体調がまだ優れてないためでは、と言いました。

明香里が、どうして大和の容態を知っているのか不思議に感じる紘。

紘に何かを感づかれたかもしれない、と焦る明香里は、話を変えます。

当たり前のように向かい合わせに座る明香里と紘。

紘に促されて紘の隣に座る美咲は、少し申し訳ない気持ちになりました。

そんな美咲に、明香里はあることを話します。

それは、よく来る店でありながら今座っている席には、初めて座ることでした。

なぜなら、今までは紘と二人だけで訪れていたため、二人以上の席に座ることがなかったからです。

楽しそうにそのように話す明香里。

喜びを表現するために、紙に絵を描き始める明香里。

描き終えた明香里の絵には、単調な線で美咲、明香里、紘が描かれていました。

来客が自由に装飾できる壁に、明香里はその絵を張り付けます。


全く上手くない明香里の絵に紘は、戸惑います。

そんな紘に、明香里は以前、罰として壁に絵を描く任務を任されたことを話します。

そして、その壁に描かれた絵を美咲一人でした、と明香里は言いました。

二人でしたのではないのか、と疑問に思う紘ですが、明香里は自分の絵を見ながらどうしても無理だった、と話します。

そんな二人の会話を聞きながら微笑む美咲。

しかし、一瞬で何かを思い顔を曇らせます。

美咲もまた、願ってはいけないことを渇望してしまう自分に気づいていました。


カフェを出ようとする際に、美咲は他の来客である女子高生と肩がぶつかってしまいます

お互い謝り、美咲は去っていきますが、相手の女子高生は顔色が悪くなりました。

その女子高生の友達は、女子高生の顔色が悪いことを心配します。

その女子高生は、美咲を知っていました。

過去を思い出す女子高生の記憶には、派手な女子高生グループの中に所属する今よりも髪の長い美咲の姿がありました。


3.まずは片想いから【第30話】感想と次回【第31話】考察予想

美咲はもしかして・・・。

4.まとめ

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