「まずは片思いから」は作家gillzoneさんの作品です。
2.まずは片想いから【第32話】ネタバレとあらすじ
※ネタバレ注意!!
・犠牲
お腹の調子が悪く、やっとの思いで個室から出てきた明香里。
手を洗っていると、同じお手洗いに、他校の女子高生が数人入ってきます。
彼女たちは、誰かと出会ったことで不満を抱いていました。
まさかこの場所で出会うと思いもしていなかった彼女たちは、地域の狭さを感じます。
苛立ちを隠さないままの彼女は、こちらを伺う明香里と目が合いました。
明香里があの時、美咲を庇った女子高生、と彼女は気がつきます。
怒りを露にした彼女は、挨拶代わりに明香里の髪の毛を掴みかかりました。
そして、美咲が元気にしているかどうか、皮肉を言います。
そんか彼女たちの態度から、彼女たちがまだ美咲と出くわしていない、ということに明香里は気がつきました。
突然、火を点ける道具を持っているかどうか、聞く彼女。
そんな彼女に周りにいた彼女たちは、お手洗いであるため、 火を点けることに対して、止めておくよう言います。
一般客が、お手洗いに入ってきますが、彼女たちは気にも止めません。
しかし、それでも罰が悪くなったのか彼女たちは去ろうとしました。
そして、後日再び今いる場所に来るよう、明香里を脅します。
もし来なければ、美咲に対して悪いことをする、と彼女たち。
明香里が一人で来たならば、美咲に今後一切関わらない、と彼女たちは話しました。
・消えた明香里
学校で、満面の笑みで美咲に挨拶をする明香里。
ところが、一緒に登校した紘は、焦っていました。
なぜなら、明香里がまたもやお腹を壊したため、時間ぎりぎりに学校に着いたためでした。
明香里の様子からとても調子が良さそう、と思う美咲。
そんな美咲に、明香里は午後に体育の授業がある、と何気ない会話をします。
英語の授業をするためにやって来た大和。
またしても体調不良のため、英語の授業がないだろう、と生徒が考えていたのではないか、と予測していた大和は、生徒に対して残念、と伝えます。
熱が下がって元気になったことを大和は、話しました。
改めて授業を始めようとする大和は、明香里がいないことに気がつきます。
体育の授業ではいた、と話す生徒の言葉に、昼寝をしていた紘は目を覚まし驚きます。
明香里が、英語の授業を出ないはずかない、と困惑する紘。
美咲もまた、明香里の行方を心配し、何が違和感を感じます。
美咲は、明香里が1日スマホを確認していたことを思い返しました。
驚く紘の様子から紘も、明香里の居場所を知らないことを察する大和。
何事もなければ・・・と大和は、授業を進めます。
授業が終わり、明香里に電話をかける紘。
電話に出ないことを不安に感じる紘の隣で、美咲が自分のスマホに連絡が入ったことを話します。
その連絡の文面に、顔を青ざめる美咲。
何も答えない美咲に、徐々に不安になる紘は、明香里からの連絡に何が書かれているのか聞きました。
全速力で走る紘。
美咲に届いた連絡には、明香里がどうなっても知らない、と脅迫めいた内容が書かれていました。
美咲が明香里を探して何度も連絡する様から、女子高生は二人の仲の良さを笑います。
そんな二人のために、女子高生は明香里の携帯から美咲へ連絡をしてあげた、と言いました。
予想以上に、事が上手く行くため、面白味を感じない女子高生。
明香里は、女子高生たちに聞いていた内容と違う、と主張します。
ここに来れば美咲と二度と関わらない条件でやって来たはずの明香里。
女子高生は、当たり前のようにそれが嘘であることを伝えます。
それと同時に、明香里の携帯には紘からの着信が永遠と続いていました。
普通な考えを持ち合わせていない女子高生たちに危険を感じた明香里は、美咲が来てしまう前に脱出を試みます。
隙を見て走り出す明香里をの後頭部の髪の毛を女子高生が掴みかかりました。
反動でコンクリートでできた塊にぶつかる明香里。
明香里がこの場から逃げると美咲が来なくなるため困る、と女子高生は話します。
そして、美咲が昔どのような人物だったのかを明香里に勝手に話し出しました。
コンクリートに血がたれています。
懸命に走る紘と意を決して大和に助けを求める美咲。
3.まずは片想いから【第32話】感想と次回【第33話】考察予想
明香里ーーー!
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4.まとめ
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