「まずは片思いから」は作家gillzoneさんの作品です。
2.まずは片想いから【第36話】ネタバレとあらすじ
※ネタバレ注意!!
・無関心も罪
少しのきっかけでこれまで味方だった女子高生が、敵となったことを美咲は、感じとります。
仲間ではあったものの、彼女たちのような性格になることを避けるため、美咲は傍にいながら関わることをしませんでした。
被害を受ける生徒が、遠くから自分を見ながらも、何も言わず無視をし続けた美咲。
それが、結果的に彼女たちと同類に美咲は、なっていました。
美咲の頭を肘でどつく女子高生は、いつもの場所に来るよう、美咲に言います。
そんな彼女を睨む美咲。
鼻から止めどなく流れる血を手で押さえ、うめき声をあげる女子高生ともう一人は、腕を痛がり、悲鳴を上げます。
そんな二人を心配する女子高生一人。
顔にアザができた美咲は、彼女たちを見下ろしあることを言いました。
それは、再び自分の家族を虐げることがあれば許さない、ということでした。
傷の手当てを済ませた女子高生たちは、美咲目当てで教室を訪れます。
ただ事ではない彼女たちの様子から恐れを抱く生徒たち。
ある生徒は、美咲がもうここにはおらず、転校したことを話しました。
転校生として、教師に紹介される髪を短く切った美咲。
その教室には、美咲の紹介を気に止めることなく、宿題に励む明香里と居眠りをする紘の姿がありました。
・出会い
明香里が痛がっていても、自分は鼻を折られたため、比ではない、と話す女子高生。
自分と同じような目にさせるため、女子高生は、明香里にとどめをさそうとします。
明香里を蹴るため足を上げる女子高生の襟元を背後から紘が掴み、そのまま投げ飛ばしました。
強く地面に叩きつけれる女子高生。
その女子高生、ユキナを心配する他の女子高生は、紘がどこから現れたのか、驚きます。
明香里の前に立つ紘は、振り返った時、腕から血を流す明香里を認識します。
明香里を抱き込み、女子高生たちに、許さないと凄む紘。
恐れを抱く女子高生たち。
明香里は、紘に復讐をやめるよう言いました。
自分は心配ない、と話す明香里の要望に、紘は従います。
手を出してこない紘に対してユキナは、早く殴るよう挑発します。
怒りを抑える紘に、ユキナは美咲も同じように、行動に移さない人間だった、と言いました。
見てるだけの傍観者である美咲もまた、自分たちと同じように加害者だった、とユキナは話します。
ユキナの話を明香里は、否定しました。
美咲はユキナたちと違う、そして現在ユキナたちの傍にいないことがそれを証明している、と明香里は言います。
その瞬間駆けつけた美咲と大和。
大和は、またユキナたちが問題を起こしている、と認識しました。
人がたくさん駆けつけたことで腹を立てるユキナと明香里がケガをしていることに、気がついた大和は、苛立ちます。
大和は、明香里を連れて行くよう紘に頼み、美咲には病院に電話するよう言いました。
女子高生は、大和が明香里たちの教師であることを話します。
大和は、満面の笑みで彼女たちに話しかけました。
それは、親に話しておくように、ということでした。
それは、彼女たちの代わりに警察に呼ばれる、ことです。
何も悪いことはしておらず、証明するものがない、とユキナ。
明香里が一人でケガをし、他校の生徒を教師が脅迫してはいけない、と女子高生は反論します。
しかし、大和は関係ない、と言いました。
美咲に助けを求めるユキナは、自分の父親のことを気にしています。
警察が絡むと危険、とユキナ。
そんなユキナに、美咲は関係ない、と言いました。
3.まずは片想いから【第36話】感想と次回【第37話】考察予想
美咲、かっこいい!
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4.まとめ
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