「まずは片思いから」は作家gillzoneさんの作品です。
2.まずは片想いから【第37話】ネタバレとあらすじ
※ネタバレ注意!!
・友情の芽生え
病院で明香里の保護者として呼ばれたのは、大和でした。
治療代を払い終えた大和は、明香里の元に行きます。
義母を呼ばなくて良かったのかどうかたす尋ねる大和に、ギプスをはめた明香里が、大丈夫、と言いました。
医者に明香里の容態と今後の治療方針を聞く大和。
明香里は、まさか教師である大和まで駆けつけるとは思ってもみませんでした。
しかし、大和が来てくれたことで安堵していた明香里は、ふと大和に見られていることに気がつきます。
おもむろに上着を脱ぐ大和は、体が冷えてはいけない、と明香里に羽織らせてあげました。
そんな大和の所作に胸が高鳴る明香里は、この流れで抱きしめてもらえないだろうか、と妄想します。
顔をうつむかせる明香里の真意がわからない大和は、そのまま距離を詰めました。
あまりの至近距離に緊張した明香里は、つい負傷してギプスをはめた腕で大和を殴ってしまいます。
痛がる大和を心配する明香里のいる病室に、美咲が入ってきます。
少し席を外す、と伝えた大和は、病室を出ました。
大和を横目で見送り、明香の負傷した腕を見つめる美咲。
美咲が落ち込む必要はなく、変なことを言ってはならない、と慌てる明香里。
スカートの裾を握りしめる美咲に、明香里はあることを伝えます。
それは、今回の出来事で自分がかなり人間関係を良好にするのが難しい、と気づいたことでした。
しかし、美咲といるときは、素直でいたい、と笑顔で話す明香里。
女子高生が話していた内容から、美咲がどれだけ人柄に優れた人物であったのかを改めて知った、と明香里は話します。
そんな明香里の話を聞いた美咲は、目に浮かべていた涙を流します。
明香里を抱きしめる美咲を明香里は、泣いているのかどうか、心配しました。
そして、明香里もまた美咲を抱きしめます。
病室を出た明香里は、外で待つ紘が荷物を持ってきてくれたことを知ります。
もう大丈夫、と話す明香里は、素っ気なく立ち去る紘が機嫌が悪いのではないか、と気になりました。
まだ誰も帰っていない家に、大きく帰ってきた挨拶をする明香里は、今日がとても大変だった、と言います。
相変わらず様子のおかしい紘を明香里は、心配しました。
無言で明香里を抱きしめる紘は、どれだけ自分が明香里を心配したのか、気持ちを伝えます。
紘の肩で素直に目をつむり、謝罪と感謝をする明香里。
落ち着かせるために、紘の背中を明香里は、優しく叩きました。
・親友
美咲の家に遊びに来た明香里は、元気良く美咲の母親に挨拶します。
美咲を話で聞いていた母親は、美咲の友達と会えることを心底楽しみにしていました。
恥ずかしくなる美咲。
母親は、食べ物を持ってくるため待つよう言います。
明香里は、自分たちで用意すると話し、美咲を急かしました。
明香里の対応に美咲は、微笑みます。
勉強に励むも眠り、映画を鑑賞する二人。
この度の事件のきっかけを知り、明らかに美咲に悪い部分がないことに気づく明香里。
美咲は、悪くなくても何も出来なかった自分を悔やんでいました。
明香里は、それでも事実はいずれ明るみになる、と考えています。
そして、正面から向き合う時がある、と明香里の話しに耳を傾ける美咲。
明香里は、紘と同じ家に住んでいることを話し、美咲は驚きました。
3.まずは片想いから【第37話】感想と次回【第38話】考察予想
仲が深まって良かった!
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4.まとめ
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