「まずは片思いから」は作家gillzoneさんの作品です。
2.まずは片想いから【第39話】ネタバレとあらすじ
※ネタバレ注意!!
・意識してしまい・・・
泊まる宿の雰囲気に満足する明香里は、合流した美咲から同じ部屋にを割り当てられたことを伝えられます。
角の部屋に泊まることになった二人。
美咲は、部屋の割り当てを考えた大和に感心しました。
なぜなら、自分と明香里を同じ部屋にしたためです。
美咲の意見を聞き、大和に目を向けた明香里は、表情を柔らかくします。
そんな明香里に、美咲は道中、事件が起きなかったかどうか聞きました。
特に何もなかった、と答える明香里は、電車の中では盛大に眠っていた、と話します。
紘に目を向ける明香里は、自分を見つめる紘の姿に気がつきました。
眠っていた、と話す明香里の言動に驚く美咲。
宿に到着したやいなや、すぐさま次の行き先へ移動することになった明香里たち。
目的地である博物館に到着した明香里と美咲、紘は、三人で館内を巡ります。
興味がない、と話していた明香里が一番、展示物に集中していました。
お土産を選ぶ際、腕をケガしている明香里に代わってカゴを持とうとする紘。
しかし、明香里は紘から離れるため、慌てて違うお土産を見に行こうとしました。
これ以上お土産はいらないのでは、と考えながらも美咲は、明香里を追いかけます。
・縛ってください
ご飯を食べるため席に着く明香里は、呆然としています。
明香里は、電車で聞こえた紘の言葉を思い出していました。
それは、自分たちが本当の兄弟ではないことです。
なぜかそれ以来、紘を遠ざけてしまうことを気にする明香里は、少しせつなかったからかもしれない、と考えていました。
これ以上深く考えないようにしよう、と心に決めた明香里は、部屋の暑さから髪の毛が邪魔に感じます。
そのため、美咲に髪を括ってもらうため、後ろを見ずに紐を渡す明香里。
しかし、後ろには美咲はおらず、紐を受け取ったのは紘でした。
美咲は、食器を準備中のため、自分が結ぶ、と伝える紘。
髪を結んでくれる紘のしぐさに気まずさを感じる明香里。
美咲が準備をし終え戻ってきたため、明香里は安心します。
大和は、生徒から食事の後、遊びに誘われます。
しかし、大和は体がしんどいため、断りました。
去って行く大和を見ながら生徒は、大和に隙がない、と話しています。
その話を聞いていた明香里は、大和に隙がない、というところに疑問を覚えました。
修学旅行恒例の怪談話を楽しむ明香里たち。
美咲の話の内容と雰囲気があまりに怖く、明香里と紘は、盛大に驚きます。
明香里は、怖がりな紘が隣にいることで余計驚いた、と言いました。
紘は、あまりの怖さから明香里の袖を引っ張っていました。
そんな紘の様子が面白く、明香里は笑います。
慌てて明香里から離れる紘。
美咲は、楽しそうにまだ話がある、と言いました。
まだ聞きたい明香里と聞きたくない紘。
明香里は、電車内での会話は気にしないでおこう、と考えました。
いざ就寝となった明香里は、先ほどの話が怖いあまり眠れずにいました。
お手洗いに行きたいが悩む明香里の隣では、熟睡する美咲の姿があります。
意を決して暗い廊下の先を進もうとする明香里は、あまりの静けさから唾を飲み込みます。
そんな明香里の肩を叩く手があり、明香里は悲鳴を上げました。
手の主であった大和は、生徒が起きてしまうため、静かにするよう、明香里に伝えます。
そして、なぜ廊下を歩いているか聞く大和に、明香里は眠れなくなった、と答えました。
それならば、少し一緒にいることを提案する大和。
胸が高鳴る明香里は、大和が疲れているのではないか、と心配しますが、大和はついでのため大丈夫、と答えます。
そして、明香里といれば時間が早く感じる、と大和。
生徒が話していた内容と目の前にいる大和の言動の違いに、鼓動が早くなる明香里の心臓。
空を見上げる大和に、明香里はある気持ちを疑います。
それは、大和の優しさが自分だけならば、とても正気でいられそうにない、ということでした。
3.まずは片想いから【第39話】感想と次回【第40話】考察予想
勘違い・・・普通ならします。
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4.まとめ
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