「まずは片思いから」は作家gillzoneさんの作品です。
2.まずは片想いから【第49話】ネタバレとあらすじ
※ネタバレ注意！！
・優しい紘
日差しが暑さを感じさせる頃となった登校中の明香里。
目の前をバスが停まります。
そのバスに急いで乗り込む紘の姿を明香里は目撃します。
紘の告白を断ってから、一緒に歩いて登校することが不可能になった、と気を落とす明香里。
諦めて一人で歩きだそうとする明香里の前を出発したはずのバスが急に停まりました。
様子をうかがっていると、バスから紘が降りて来ました。
バスは、運転手の人に丁寧に謝っています。
なぜバスを降りたのか訪ねる明香里に、紘は車酔いしてしまったため、と答えました。
そして、自分も乗用車が合わない、と紘。
少し笑う明香里は、運動になるため紘を誘って、一緒に歩き始めます。
紘は、窓の外を見なければ良かった、と思い悩みます。
・視線
挨拶を交わす他の生徒と大和。
大和は、飲み物を口に含みながら美咲にも挨拶をしました。
美咲は、職員室で大和ではない教師を待っています。
席に座る大和は、視線が気になり美咲を見ました。
そこには、自分に疑いの目を向ける美咲の姿がありました。
動揺しながら、美咲に何かあるのか、聞く大和。
美咲は見ていただけ、と答えます。
しかし、その言葉に付け足すように、「待つ」という言葉を付け加える美咲。
「待つ」という言葉の意味を瞬時に察した大和は、思わず含んでいた飲み物を誤飲し、むせてしまいます。
背中を擦る美咲と他の教師も大和を心配しました。
本当にむせただけ、と話す大和は、やはり美咲からの視線に怯えます。
そして、美咲は以前明香里を他の女子生徒から守る際に、大和に助けを求めた時、詳しく話さなかったものの、大和が駆け出したことから、二人の事情を察ししました。
保健室にやって来た紘は、先にいる大和の姿を確認し、睨み付けます。
頭が痛い紘は、薬をもらいに来たようです。
そんな紘に、保健室の先生は、待つよう促しました。
先に大和の胃薬を持ってくる、と保健室の先生。
保健室の先生が、薬を取りに行ったことで二人っきりになった大和と紘。
静かな空気の中で先に声を出したのは、紘でした。
胃が痛いのか聞く紘に、大和は少しだけ、と答えます。
手を貸してほしい、と話す紘に大和は手を差し出しました。
大和の手を握る紘は、特定の場所を指圧し始めます。
少し痛がる大和に、紘はツボであるため不快ならば言ってほしい、と聞きます。
大丈夫、と答える大和は薬を貰えたため、先に出ていきました。
大和の座っていた椅子に、大和が財布を忘れていったことに気がつく紘。
財布を手に取った紘は、財布の中に男子高校生の写真が入っているのを見つけます。
大和の高校生の頃の写真、と疑う紘。
しかし、自分の写真を財布に挟む理由が分からず悩みますが、結局自分には関係ない、と財布を放り投げました。
少し間をおいて、財布を拾う紘。
廊下を歩く大和は、明香里と出くわします。
大和は、教室に入ろうとする際、もうすぐ授業が始まる、と悪戯に笑いながら明香里に言いました。
そんな大和の言葉に、顔を赤くする明香里。
教室に向かう紘のスマホに、ある人物から久しぶりに会おう、と誘いの連絡が入ります。
3.まずは片想いから【第49話】感想と次回【第50話】考察予想
新しい登場人物？
4.まとめ
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