「まずは片思いから」は作家gillzoneさんの作品です。
2.まずは片想いから【第50話】ネタバレとあらすじ
※ネタバレ注意!!
・畠中、田中
授業を受ける明香里は、隣の席に紘がいないことを不思議に思います。
大和もまた、先ほどまで保健室にいた紘が、教室にいないことに、疑問を持ちました。
学校が終わり、美咲もまた紘の所在を気にかける中、明香里は家には帰ってくるはず、と家路を急ぎました。
駆け出す明香里を呼ぶ声がします。
聞き覚えのある声に、恐る恐る振り向いた明香里。
明香里が以前より可愛くなった、と伝える声の主を明香里は、「田中・・・」と呼びました。
しかし、田中と呼ばれた男子生徒は、「畠中」である、と訂正します。
困惑する畠中に対して明香里は、それほど親しい間柄ではなかった、と説明しました。
そんな畠中を明香里と同じ高校の女子生徒が見物します。
なぜなら、畠中の着ている制服から、その学校がとてもあたまの良い人材ばかりであることで知られていたためでした。
有名な学校の生徒がなぜここにいるのか不思議に思う他の生徒たち。
畠中は、紘に連絡しても返事が返ってこないことを明香里に伝えました。
紘は、学校にいないため、ここにいても問題は解決しない、と話します。
紘がいないことに、寂しい気持ちを表情する畠中は、明香里の頬を優しく掴み言い方が冷たい、と言いました。
また来る、と話す畠中はタクシーに乗ってその場を去っていきました。
紘と畠中が顔を会わせずにすんだことに、安堵する明香里。
・再会はすぐに
家に帰宅した明香里は、玄関にある男性用の靴が紘のものではないことに、気がつきます。
居間から聞こえる声から来客が来ている、と考えた明香里。
しかし、明香里はその来客が畠中であることに、驚きました。
車だとすぐに家に着くことができた、と明香里に手を振る畠中。
すぐに会える、と話していた畠中と本当にすぐ出会った明香里は、紘に今は家に帰ってくるべきではない、と連絡します。
畠中は、自分の親が紘の家族にきちんと挨拶するように、と話していたことを伝えました。
明香里たちが、突然転居したため、母親がせつない思いをしていた、と畠中は話します。
立場が悪くなった義母は、連絡もなしに転居したことを畠中に、謝りました。
そんな中、明香里の義父は畠中を大悟と呼び、大悟が生徒会長になった話をします。
噂が広まっていることに照れながらもまんざらではない大悟。
紘が通う学校に可愛い生徒がたくさんいるため転校したくなった、と冗談を言いました。
無言になり、うつむく義母と同じく気分が悪くなる明香里。
そこに、紘が帰ってきます。
まだ帰ってこない方がよい、と玄関で出迎える明香里は、紘の腕を押さえます。
明香里の手を優しく払いのけて、心配ない、と答える紘。
そんな紘に、大悟は連絡してほしかった、と笑いながら声をかけます。
永らく会っていなかった言葉を交わす紘は、大悟の正面に立ちました。
紘の背が高くなっていることに恐れを抱く大悟。
紘の部屋で話がしたい、と話す大悟の言葉に義父も同意します。
義母は、大悟が生徒会長になったため、勉強を教えもらうべき、と小声で話しました。
今日は、泊まる、と話す大悟の言葉に驚く紘。
大悟は、義母がそのようにするといい、と言っていたと答えます。
自分の部屋に戻る明香里に、明香里の部屋は見せてもらえない、と大悟は皮肉を言いました。
同じ家に住んでいるにも関わらず、何も事件が起きていないのかどうか、大悟は紘に聞きます。
何のことかわからない、と話す紘に、大悟は分かっているはず、と話します。
睨む紘に、明香里と血が繋がっていないにも関わらず、何もないことを挑発する大悟。
そんな大悟の胸元を掴みながら、階段に押し倒そうとする紘。
冗談でも良くない、と慌てる大悟に、紘は言葉には気をつけるべき、と話しました。
そうでなければ、何かをしてしまいそう、と話す紘に大悟は昔と変わらない、と呟きました。
3.まずは片想いから【第50話】感想と次回【第51話】考察予想
紘にも暗い過去・・・!?
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4.まとめ
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