「まずは片思いから」は作家gillzoneさんの作品です。
2.まずは片想いから【第51話】ネタバレとあらすじ
※ネタバレ注意!!
・急接近
大悟の胸ぐらを掴む紘。
恐れを抱きながらも、大悟は紘に強きな態度を見せます。
それは、過去のあることについて、思い出すよう促すことでした。
その過去の出来事があるため、紘は自分に脅すようなことをしてはいけないはず、と大悟は話します。
一切表情を変えない紘。
しかし、大悟は自分の発言によって、紘が危険を冒すようなことはしなくなる、と予測したためか、少し安堵の表情を見せました。
服を掴んでいた紘の手が離されたことで、紘が危険な人物である、と大悟は再認識します。
大悟は、明香里の両親について話しました。
その内容は、自分の両親が、明香里の両親に何かの貸しをしていることでした。
そして、両親が亡くなったために、明香里が代わりにその貸しを返さなければいけないことを大悟は不憫に思います。
そのような事情があり、明香里と親しくなっておこう、と考えた大悟。
紘に一歩詰め寄る大悟は、紘にささやきます。
それは、どのように親しくなっていくかどうかでした。
一瞬黙る紘は、少しして鼻で笑いました。
なぜ笑うのか問う大悟に、紘は大悟の行動が愚かである、と話します。
紘の態度が気に入らない大悟。
・強引に
学校の門でバラの花束を持ち、誰かを待つ大悟。
そんな大悟の姿を他の女子高生は、待っている人物が誰なのか気になっています。
教室に入り、朝の挨拶をかける教師は、クラスの生徒に質問します。
それは、生徒の誰かが恋をしているということでした。
そう思った理由として、教師は門に頭の賢い高校の生徒が、その学校から距離のあるこの学校まで花束を持って来ているためでした。
クラスメイトは、その男子生徒が明香里を待っている、と教師に伝えます。
そして、明香里がその男子生徒と昨日一緒に歩いているところを目撃したことも話しました。
明香里を羨ましい、と感じる女子生徒たち。
ため息をつく明香里は、否定しますが、照れの裏返し、と判断したクラスメイトの誰にも信じてもらえません。
昨晩、家に泊まったことで全て終わったのではなかった、と疑問に感じる明香里。
英語の授業のため、教室にやって来た大和に対して、生徒たちは、大和の恋愛事情について教えて欲しい、と懇願しました。
恋愛の話しで勉強どころではない、と話す生徒に大和は、そんな生徒の試験の点数が気になって仕方がない、と話しました。
それでも、恋愛の話がしたい生徒たち。
今時花束を持って恋愛する人物もいる中で、大和の高校生時代は、どのような雰囲気だったのか、生徒たちは気になります。
全く答える気のない大和は、教科書を開くよう、生徒に促しました。
しかし、横目で明香里を見る大和。
明香里は、大悟が帰ったかどうか窓の外を確認しています。
大和の様子に気がつく紘。
様子をうかがう美咲は、依然として大悟がまだ門にいることを明香里に伝えました。
警察に電話するか迷う美咲は、いっそのこと足で攻撃したい、と言います。
しかし、明香里は大悟と関わっても、ろくな事がない、と話しました。
そして、秘策がある、と美咲に伝えます。
塀をよじ登り、学外に脱出した明香里は、服についた汚れを払います。
そんな明香里の前に、大悟が現われ、なぜ自分に会わないのか、理由を尋ねました。
なぜ自分の場所が分かったのか聞く明香里に、大悟は他の生徒が明香里の行き先を教えてくれたことを話します。
あまり興味を持つことなく、その場を去ろうとする明香里の腕を大悟は掴みました。
そして、わざわざ授業をさぼってまで明香里の元にやって来た自分に対する態度ではない、と大悟は少し怒ります。
離すよう伝える明香里の言葉を遮り、強引にタクシーに連れて行こうとする大悟。
乗用車を前に動悸のする明香里は、素直に付いていくため、手を離してほしい、と渇望します。
明香里が乗用車に乗れないことが理解できない大悟は、やはり強引にタクシーに乗せようとしました。
さらに拍車をかけるかのように、タクシーの運転手が乗るのかどうか催促するため、大悟はかなり焦り、明香里の腕を引っ張ります。
その時、大悟の腕を掴む人物が現われました。
振り返った大悟の前には大和がいます。
涙目になる明香里に対しての大悟の行動が理解できていない、と大和は忠告します。
3.まずは片想いから【第51話】感想と次回【第52話】考察予想
大悟の魂胆がわかりません。
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4.まとめ
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