「まずは片思いから」は作家gillzoneさんの作品です。
2.まずは片想いから【第52話】ネタバレとあらすじ
※ネタバレ注意!!
・見守る
明香里を理解していないのは、大悟である、と大和は話します。
大和が誰なのかわからない大悟は、怯えます。
タクシーに乗るのかそうでないのか、運転手は大悟たちに聞きました。
急かす運転手のため、大和は大悟を強引にタクシーに乗せます。
運転手に対して発車することを促す大和。
走り出すタクシーの中で、大悟は困惑し、慌てました。
大悟と明香里、大和のやり取りを目撃していた生徒たちは、何事か、と興味津々です。
大悟が明香里の恋人である、と勘違いする生徒たちにとって、先ほどまでのやり取りに好奇心でいっぱいでした。
うつむく明香里に触れようとする大和でしたが、その手を止め、大丈夫かどうかだけ声をかけます。
明香里に、家まで一緒に帰るか問いかける大和。
明香里が頷いたため、大和は仕事を速く片付けるため、待っておくよう伝えました。
一緒に帰る際、明香里は大和にお礼を言います。
なぜなら、揉め事を起こしていた相手、つまり大悟が話の通じる人間ではないためでした。
しかし、大和はそのことを知っている、と話します。
なぜなら、先ほどまで大和は紘から、明香里が変な人間に絡まれているため、見守ってほしい、とお願いされていたからでした。
話が噛み合わない上に、大和の後輩である、と話していた紘。
・中学生
大和から恥ずかしい思いをさせられたことに、焦りや怒りを感じる大悟。
大和をどこかで見たことがある、と考える大悟は、そのどこかが分からず頭を抱えます。
その日の夜、宿題に取りかかる明香里は、大和と紘が話していたことについて、悩みます。
ペンが止まり、何もてがつけられなくなった明香里は、一旦宿題を止めて部屋から出ました。
下に降りるため階段に向かう明香里は、階段の途中で座り込む紘の姿を見つけます。
肩を叩き、どうしたのか、と隣に座る明香里。
明香里は、紘が大悟のことで悩んでいる、と察します。
そして、大悟に振り回されることはなく、紘は正しい、と伝えました。
無言で明香里を見つめた紘は、少し笑います。
そんな紘の笑顔に、明香里は複雑な気持ちを抱きました。
どんなことがあっても紘の助けになる、と明香里は言います。
誰かのために、気分が高まり、苦労する。
時は遡り、中学生の紘は、夜遅くまで友達と勉強をしていました。
黙々と勉強する紘に、目に隈のできた友達は眠ってしまったら起こしてほしい、とお願いします。
承諾する紘のそばですぐに眠りについた友達を紘は、起こそうとしました。
しかし、その紘を大悟が止めます。
その理由として、大悟はこの友達が上から二番目の成績であるため、順位が落ちれば自分たちの順位が上がるため、と大悟は紘に耳打ちしました。
困惑し大悟を見る紘。
しかし、大悟は冗談、と話します。
友達が数日寝ていない、と話す大悟の言葉と友達の顔色から、紘は少ししてから友達を起こそう、と考えました。
紘と友達の机から離れる大悟は、ズボンの袋に手を入れます。
何かを触る大悟は、友達が明日まで起きないだろう、と怪しい笑みを浮かべました。
3.まずは片想いから【第52話】感想と次回【第53話】考察予想
・・・。
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4.まとめ
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