「まずは片思いから」は作家gillzoneさんの作品です。
2.まずは片想いから【第53話】ネタバレとあらすじ
※ネタバレ注意!!
・ライバル
ある高校について、評価する紘の母親。
その高校に入れば、進学もしやすく、周りの視線も気にならない、と紘の母親は大悟の母親に話します。
飲み物を飲む大悟の母親は、帰宅した大悟に声をかけました。
普通ならいないような時間帯に母親が、紘の家にいることに大悟は、驚きます。
母親は、一緒に帰るため大悟を待っていたことを伝えました。
帰宅した紘を紘の母親は、冷ややかな目で一瞬見ます。
しかし、すぐさま笑顔を取り繕う紘の母親は、紘の帰宅した時間が早いことを気にかけました。
そんな紘の母親の言葉に、驚く大悟親子。
なぜなら、家の時計の針は、すでに午前1時を指していたためでした。
冗談と思い込む大悟の母親は、笑います。
そして、健康に注意するのも大切、と話しました。
あまり聞く耳を持たない紘の母親は、きっと何か集中できないことがあったのだろう、と言葉にします。
普段ならもっと帰宅が遅い、と話す紘の母親を紘は、吐き気がする、と考えます。
・無茶な
泊まっていく、と母親に伝えた大悟は、紘のベッドで清々しく眠ります。
そんな大悟の眠りっぷりに、感心する明香里は、まだ眠らずに勉強をする紘を心配しました。
あと少しだけ、と話す紘でしたが、ノートに血が滴ります。
またしても、紘は鼻から出血していました。
無理がたたっている、と対処する明香里。
鼻に布を押さえながら、まだ勉強しなくてはならない、と話す紘は、明香里に先に寝るよう促しました。
近頃、よく鼻血を出す紘がご飯も食べず、睡眠も短いことを明香里は、懸念します。
大悟が先に家から出たことを確認する紘の母親は、紘にあることを忠告しました。
それは、昨日より早く帰ってきてはならない、ということでした。
大悟が夜遅くまで勉強しており、紘自身まだ若いため夜更かしできるはず、と母親は圧をかけます。
うつむきながら眠そうにする紘。
明香里は、義母に紘が前回クラスで一番であったことを伝えました。
冷たい目で明香里を見る義母は、それは当たり前である、と話します。
そして、いつも大悟を比較対象として持ち出しました。
それは、大悟が学年の中で三番目であったことでした。
大悟の母親からいつも大悟のよい話ばかりされることに、紘の母親は、うんざりしています。
トイレで嘔吐する紘を心配する明香里。
扉を開けるよう、明香里は訴えましたが、紘は開けません。
勉強するために、教室に向かおうとする紘を明香里は、呼び出します。
どこに行くのか問う紘に、明香里は少しだけ一緒に来てほしい、と話しました。
目をくぼませた紘に、明香里はたとえ勉強中でもトイレに行くことがあるため、トイレに行くつもりの時間だけ、欲しい、と言います。
明香里が紘を連れてきた場所には、ウサギが二羽いました。
ウサギのために、簡素な小屋をつくってあげた明香里は、紘に紹介します。
家では飼えない、と話し屈む明香里は、紘を見上げました。
そこには、ウサギに釘付けの紘の姿があります。
ウサギに魅了された紘に、明香里はウサギを抱くよう促します。
そして、いつでも会いに来るといい、と明香里は笑顔で答えました。
その日から、紘はほんの少しの間だけ、毎日ウサギの様子を見るようになります。
勉強に行こう、と話す大悟の誘いを用があるため、断る紘。
そんな紘を疑う大悟。
ウサギに会いに来た紘は、ほんの一時休息を得ます。
ウサギに餌をあげるといい、と話す明香里。
勉強に対する集中力と食欲が湧いた紘の様子に、明香里は喜びました。
部屋に誰かがやって来たことに、返事をする明香里。
来訪者は、義父でした。
お菓子でも食べないか明香里に聞く義父は、大丈夫、と話します。
扉の立て付けが悪いため音がすることを気にする義父に、明香里は同感します。
それよりも明香里は、この後紘とコンビニに行こう、と考えていました。
ウサギに会うことで元気になった紘に、ウサギもまた紘を認識している、と明香里は紘と話します。
そんな話をする明香里は、ウサギがいる場所が妙に静かであることを不思議に思いました。
ウサギがいる場所を覗き込んだ明香里は、悲鳴を上げます。
腰を抜かした明香里に駆け寄る紘もまた、ウサギがいる場所を見て、目を見開きました。
3.まずは片想いから【第53話】感想と次回【第54話】考察予想
なんだろう・・・。
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4.まとめ
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