「まずは片思いから」は作家gillzoneさんの作品です。
2.まずは片想いから【第55話】ネタバレとあらすじ
※ネタバレ注意!!
・遠い家族
紘の母親は、大悟に話しかけます。
それは、何があったかどうかでした。
しかし、紘の母親は、大悟が怪我をしている姿に驚きました。
大悟の隣で立つ、大悟の母親は、ため息をつきながら、紘の母親に問いかけます。
それは、この状況から何も理解できない紘の母親を見下しつ、今後どう対処してくれるのか、でした。
大悟に怪我をさせたことに対して、大悟の母親は謝罪を求めます。
状況を理解した紘の母親は、すぐさまひざまずき、自分にできることがあればどんなことでもする、と謝罪しました。
そのため、大きく世間に広めないで欲しい、と紘の母親。
そんな紘の母親の態度に、唾を飲み込む大悟の母親。
帰宅した紘の顔を平手打ちする紘の父親。
勉強以外に注力した結果、警察まで巻き込んだ紘を侮辱します。
紘の母親は、紘の心配をすることなく、大悟の母親とも話がついたため、早くこの地域から出ることを紘の父親に話しています。
引っ越しをする理由は、地域の視線が気になるためでした。
有名進学校の受験を諦めることになった紘。
そんな紘のために、これまで自分が辛い思いをしてきたことが無駄になった、と紘の母親は涙ぐみます。
・近い存在
詳細な話を聞くまでもなく、あっさりと謝罪した紘の母親の態度に驚く大悟。
帰り道の車で、大悟の母親は、子供のこととなればたやすいこと、と話しています。
この一件で、紘の高校受が終わったことに、肯定的な態度を示す大悟の母親。
学校で警察沙汰を広めるために、大悟は力を尽くす、と話します。
紘は、小心者のため自分に手を出さなかった、と話す大悟。
紘の成績のためにウサギを切ったことを認める発言をした大悟に、殴りかかろうとする紘。
しかし、紘は興奮したものの、大悟に手を出すことができませんでした。
そんな紘の手を払いのけようとする大悟。
その反動で、大悟は自分から鋭い工具が置かれた場所に転んでしまいます。
家のベランダの手すりを掴みながら、外を眺める紘。
少し手に力を入れた紘の元に、靴を片方履いていないほど急いでいた明香里が駆けつけます。
紘の名前を呼んだ明香里は、そのまま紘に抱きつきました。
飛び降りては良くない、と伝える明香里は、紘が何も悪いことをしていないことについて、自分が理解している、と言いました。
そして、自分を一人にしないで欲しい、と明香里は泣きます。
飛び降りるつもりのなかった紘。
しかし、次第に涙があふれ、明香里を強く抱きしめました。
この事件がきっかけで、血の繋がりがある家族は信用できず、血の繋がっていない明香里だけが家族である、と認識した紘。
過去を思い出しながら階段に座る紘は、隣で眠る明香里が一番家族であってほしくなかった、と思いました。
紘は、スマホに連絡が入り、家の外に出ました。
そこには、大悟がいて、大和を知っているかどうか、紘に尋ねます。
紘の態度から、大和を知っていることに驚く大悟。
明香里を誘おうとしていたのに、大和に邪魔をされたことから、大悟は二人の仲を疑いました。
何も分からない、と家に戻ろうとする紘に、大悟は紘が大和を嫌いだろう、と尋ねます。
そして、大和の悪い話を教える代わりに、電話番号を教えるよう、言いました。
紘は、初めから大和が嫌いであり、明香里が大和を好きなことで一層、嫌いでした。
しかし、大悟が大和について何か情報を持っていたとしても、知りたい気持ちはない、とはっきり紘は断ります。
本当にいいのか聞き返す大悟に、紘は言い返します。
それは、大悟が生徒会長を辞任させられる可能性があることでした。
紘は大和に、大悟の学校に大悟が迷惑な行動を起こしていることを伝えるよう、話しておいたことを話します。
紘にとって、大悟はなんともない人物でした。
3.まずは片想いから【第55話】感想と次回【第56話】考察予想
なるほど・・・。
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4.まとめ
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