「まずは片思いから」は作家gillzoneさんの作品です。
2.まずは片想いから【第61話】ネタバレとあらすじ
※ネタバレ注意!!
・紘の涙
事故から明香里を救ったのが大和であることを話す紘。
理解が追い付かない明香里は、突然であるため動揺します。
退院することになった明香里は、義母に連れられて病室を出ようとします。
そこに居合わせた紘に、明香里は助けてくれたことに感謝します。
明香里からの言葉を聞いた紘は、自分ではなく大和である、と伝えようとしました。
しかし、明香里は元気を出さなければ、と無理に笑顔を作ります。
紘は、そのことを告げず、自分を見て笑顔になった明香里が嬉しく、黙ってしまいました。
明香里の笑顔を初めて見れた紘は、明香里にとても感謝されます。
救世主のような扱いを受けたことで嬉しい反面、大和のことを思い胸を痛めました。
大和ととも、もう会わないだろう、と考えていた紘は、何も話さなかったことも偽りとなってしまう、と考えました。
失望されることを恐れていた紘。
自分中心に考えていたことを愚かだと思い、紘は涙を流します。
うつむく紘に、明香里は顔を見せるよう言いました。
紘は、明香里の表情がきっと落ち込んでいるはず、と思っています。
顔を上げた紘は、驚きました。
明香里は、紘を抱きしめたためです。
そして、紘が愚かである、と明香里は伝えます。
なぜなら、紘は紘であるため、自分を責めてはいけない、ということでした。
紘が泣き止むよう伝える明香里。
・明香里の涙
次の日の朝。
泣いたことで別人のようにまぶたが腫れてしまった紘。
紘があんなにも泣くことを知らなかった明香里は、義母との折り合いが、どうであったのか紘に聞きます。
それは、試験を紘が受験しなかったことについてです。
何もなかった、と話す紘は、母親が父親にもそのことを話しておく、と話しただけ、と紘は言いました。
かえってそのことが怖いと感じる二人。
しかし、紘は大切な選択をしたため、後悔していません。
屋上で洗濯物を干す明香里のスマホに、連絡が入ります。
大和かもしれない、と期待する明香里ですが、全く違いました。
ベンチに寝転ぶ明香里は、大和の部屋で暗証番号について女性に聞かされたことを思い出します。
それは、大和が事故で子供を助けている間に妹が亡くなったことについてでした。
それ以来、他人に深入りしなくなった大和は、友達にでもそうであるが、明香里をとても大切にしている、と女性は話します。
女性のスマホに大和から連絡が入ります。
噂をしていたら、と話す女性。
その時、明香里は少し前に大和に連絡した内容が読まれたかどうか確認しました。
自分には連絡しない、と落ち込む明香里。
出会った頃に大和から聞いた大切な人の誕生日が妹であったことに明香里は、気がつきあの頃はそれを知らなかった、と考えます。
大和が黒の礼儀正しい服を来ていた時も、それが5月15日であったことを思い返す明香里。
大和の言葉を明香里は、思い返します。
大和が事故で助けたのが明香里であることを知っている、と紘が言っていたことを明香里は、思い返し、大和が自分を憎んでいるはず、と思いました。
返事を待つ自分が愚かであったことに明香里は、涙を流します。
そう思っていたとしても大和に会いたい気持ちが募る明香里。
明香里からの連絡を読む大和。
3.まずは片想いから【第61話】感想と次回【第62話】考察予想
悲しい!
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4.まとめ
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