「まずは片思いから」は作家gillzoneさんの作品です。
2.まずは片想いから【第66話】ネタバレとあらすじ
※ネタバレ注意!!
・やっとの思いで・・・
息災にしていたかどうか、問いかける大和の言葉に明香里は、思わず言葉を失います。
言葉を返す余裕のない明香里は、ただ会いたかった大和が目の前にいることに、驚きました。
返事が遅くなり申し訳ない気持ちの大和は、首に手を添えて謝ります。
もう少し急いで会いにくるべきだった、と大和。
そんな大和の前で、明香里は泣いていました。
思ってもいなかった明香里の反応に大和は、動揺します。
泣かないように、涙を堪えていた明香里は、大和に出会えば、一度は拳で当たる気でいました。
一生会えない、と覚悟していたことに、明香里は悩んでいたため、涙を流しています。
明香里の泣く姿を見た大和は、明香里を引き寄せ抱きしめます。
一生会えないことはない、と呟く大和に応えるように、明香里は、大和の背中に腕を回し、とても会いたい気持ちが強かったことを伝えました。
体を引き離した二人。
大和に聞こえてしまうのではないかと疑うほど大きな心臓の音をさせる明香里。
緊張と気まづさから解放されるために、何かを話さなければ、と明香里は考えますが何も言葉がでてきません。
そこに、明香里に他の仕事をさせるため探し義母が屋上にやって来ます。
緊張していた大和もまた、義母の声に驚きました。
慌てて大和に洗濯物を被せる明香里。
義母から隠れるため、大和を引っ張り影へ身を潜めます。
隠れる際に、大和に被せた布で躓いてしまった明香里は、再び大和と至近距離で目を合わせました。
屋上の扉を開けた義母は、洗濯物を干すだけにも関わらず、明香里が未だにその仕事ができておらず、姿を眩ましていることに、苛立ちます。
大和との距離に再び顔を赤くする明香里。
扉が閉まり、義母が去ったかどうかお互い確認する二人。
息を吐き出し安堵した大和は、床に寝転びます。
大和を心配する明香里は、大和がとても神経を使った、と話したことに愛しさを感じました。
・申し訳ない
一生会えない、会ってくれない、と考えていたことを明香里は、大和に伝えます。
理由を尋ねる大和に、明香里は大和の妹が亡くなった原因が自分にあるため、と伝えました。
明香里が申し訳ない顔をしているのは、そのためかどうか聞く大和に、明香里は肩を跳ねさせて返事をします。
明香里の反応から、せりが話してしまったのだろう、と大和は推測しました。
大和は、過去についての感情を全て抜いて考えたとすれば、随分と明香里のことが好きな感情が大きい、と話します。
顔を赤くする明香里は、大和に面と向かって好き、という気持ちを伝えられたことに嬉しさが込み上げました。
過去の事故で明香里を救出したのは、大和ではなく、明香里の父親であったことを大和は説明します。
明香里を助けるために、最後まで声をだし続けた明香里の父親。
大和から目をそらした明香里の目から次第に涙が流れてきました。
明香里に布を渡した大和は、自分の肩に明香里の頭を招き入れます。
時間を費やす二人。
明香里は、大和がとても好き、と感じ、二人はお互い同じ気持ちを共有しました。
大和から下に降りてもらうことにした明香里。
階段を降りる大和は、偶然扉を開けた明香里の義母と鉢合わせをします。
大和が帰ってきたことに、嬉しさを感じた義母は、晩のご飯を一緒に食べよう、と誘われました。
やんわり断る大和ですが、義母は他にもお客が来るため、気にしない、と強引に大和を部屋に連れ込みます。
階段上で見守る明香里に助けを求める大和。
明香里は、先ほどお別れしたばかりの大和と、またしても家でも会うことになる展開に、動揺していました。
3.まずは片想いから【第66話】感想と次回【第67話】考察予想
やっと両想い!!
- 次回が気になる方はこちらから↓
4.まとめ
コメント