「まずは片思いから」は作家gillzoneさんの作品です。
2.まずは片想いから【第70話】ネタバレとあらすじ
※ネタバレ注意!!
・罰
大和の地元から帰ってきた明里は、紘の部屋の扉を叩きます。
部屋に入った明香里はまだ寝ていないような時間に、寝台に眠る紘の姿を確認しました。
少し笑う明香里は、紘がまだ寝ておらず寝ているふりをしていることを見越して、紘の身体を叩き、起こそうとしました。
痛がる声を出した紘は、起き上がります。
体調でも悪いのかどうか、明香里は紘に聞きました。
何かに感づいた明香里は、紘の服をまくり上げます。
紘の背中には、何かで叩かれたような痕がついていました。
明香里の手を払い、痕を隠す紘。
大丈夫、と答える紘は、明香里に大和との旅が楽しかったかどうか聞きます。
心配する明香里に、紘は罰を与えられたのも全て自分が原因、と言いました。
毎日会っている明香里に、特別会いたい気持ちが募ったことを話す紘。
明香里の髪を触りながら家に戻ってきてくれたことに、紘は感謝します。
スーツに着替えた紘の父親は、書斎まで入ってきた明香里に何の用事があるのか聞きました。
紘の体罰の痕跡を思い出した明香里は、意を決して、以前頼まれていた義父からのお願いを聞き入れることを話します。
明香里に近づく義父は、依頼を承諾した明香里の態度に感心し、何も考えずに指定した曜日に、会社に来るよう言いました。
拳に力を込める明香里。
書斎の前で、二人の話を聞いていた紘は、なぜ明香里が父親の会社に赴くのか、疑問に思います。
書斎に入ることも躊躇っていた明香里の様子を思い出す紘。
・追跡
明香里に直接聞いたとしても、何も答えないだろう、と感じた紘は、遠回しに聞くことにします。
父親の会社に行く予定となっている日に、紘は明香里に食事に行こう、と誘いました。
断る明香里に、紘はなぜなのか、聞きます。
しかし、他の日の方が空いている、と明香里は話します。
やはり明香里が何も答えないことに悩む紘。
勉強をしている明香里の元に、大和からまたしてもあの日に、食事に行こう、と連絡が入ります。
大和からの誘いも断った明香里。
予定の日となり、大きな鞄を背負って明香里は、家を出ます。
そんな明香里の様子を大和と紘が見ていました。
紘に協力依頼をされていた大和は、二人で明香里を尾行することにします。
紘は、大和にあることを言いました。
それは、普段から明香里に対して、これほど過保護ではない、ということでした。
その理由として、明香里が大和とどこに行っていたり、していたかは気にしていない、と強調して話す紘。
胸が締るような気持ちになる大和。
紘は、今回ばかりは父親が絡んでいるため、不安であることを伝えます。
大和もまた、以前明香里と父親が二人きりで話していたことを思い出し、明香里が見えなくなる前に、付いていくよう紘に促しました。
電車に乗り、移動する明香里を追跡する大和と紘。
明香里の重たそうな鞄を思わず持ってあげたい気持ちになる大和。
気づかれないように、距離を保つ二人。
明香里の迷わず歩く姿から、何回も会社を訪れている気配を紘は、感じ取ります。
父親が関与していることで、なぜここまで不安になっているのかを大和は、紘に質問しました。
知らなくていいこともある、と話す紘。
会社に到着した明香里を出迎えたのは、以前家にご飯を食べに来ていた父親の同僚でした。
3人の食事を運んできた明香里が、将来とても有能な嫁になることを話す同僚。
食事を届け、その場を去ろうとする明香里の手を同僚は掴みました。
暗い笑顔でもう帰るのか問いかける同僚。
怯える明香里。
見守っていた大和は、ただならぬ様子で、紘に理由を聞きました。
3.まずは片想いから【第70話】感想と次回【第71話】考察予想
早く続きが気になります。
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4.まとめ
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