「まずは片思いから」は作家gillzoneさんの作品です。
2.まずは片想いから【第72話】ネタバレとあらすじ
※ネタバレ注意!!
・理由
両親と明香里と共に食事を取る紘。
父親は、紘に尋ねました。
それは、紘が昼間に会社の近くで何をしていたか、でした。
大和も一緒にいたことを知っている父親。
紘は、授業の一環で情報を集めるため公共の場所を利用するため、大和と共に行動していた、と話します。
動揺を隠す明香里。
母親は、長期休暇に入ったにも関わらず教師である大和がとても生徒のことを考えている、と称賛しました。
大和の印象がとても熱心な教師に見えていた母親。
寡黙になる父親。
・笑顔の意味
洗面所の扉を開けた明香里は、紘がいることに気がつかなかった、と謝ります。
歯を磨く紘は、明香里もまた歯を磨くことを理解し、自分の行いを済ませるため少し急ぎました。
紘の背中を見つめる明香里は、自分の額を紘の背中に軽く寄り添いわせます。
明香里が眠たいのかどうか確認する紘に、明香里は父親から受けた罰が痛むのではないか、と心配しました。
紘は、すでに回復しているため心配ない、と答えます。
紘を守れなかったことを後悔する明香里。
タバコを吸う大和は、先ほど別れたばかりの明香里のことを想っていました。
別れる際に階段を上がる明香里を見つめる大和。
明香里と視線が合い、大和は微笑みます。
すでに明香里に大和は会いたくなりました。
何をしているだろう、誰といるのだろう、と考える大和は、明香里が紘といることや明香里のことばかり考えている自分に危険を感じます。
そこに、紘の父親がやって来ました。
大和の姿を会社の近くで見たという話を同僚から聞いた、と世間話をする父親。
大和は、紘と共に授業で使う情報を集めていた、と躊躇いもなく答えます。
納得し、休みの日まで仕事をしている大和を労う父親。
去っていく父親の背中を見ながら大和は、予め会話の内容を打ち合わせしておいて良かった、と動揺していました。
紘の話が本当かどうか把握するために、確認しに来たのだろうか、と大和は疑います。
父親を見ることで、胸が騒ぐ大和は、紘の言葉を思い出し、何かに気がつきました。
美咲の家にやって来た明香里。
母親と共に旅行に行っていた美咲と久しぶりに会えたことに、明香里は喜びを表現します。
明香里の喜び表現を軽くあしらう美咲。
明香里は、母親に手土産を渡しました。
部屋に飾られた写真に目が行く明香里は、この写真が旅行の時のものなのか、聞きます。
美咲は、初めての母親との旅行だった、と答えます。
家族の写真を羨ましい、と感じる明香里。
家族の写真は大事にし、たくさん見ておくことを勧める美咲の母親。
しかし、明香里は家族が集合して撮影した写真が一つもなく、両親の顔を知らない、と話します。
自分と似た境遇である、と明香里の手を優しく握る母親。
美咲の顔が知りたいのでは、と明香里は母親に問います。
母親は、明香里の顔も見たい、と言いました。
自分の顔が美咲よりも整っている、と話す明香里。
明香里の父親と紘の両親が同僚ならば少なからず写真があるのでは、と美咲。
以前、写真があるか確かめた明香里でしたが、義母に冷たくあしらわれたことを話します。
それ以来聞けなくなった明香里に、美咲は仕方がない、と言いました。
もしかすると明香里の父親と紘の父親が不仲であれば、写真がないことも納得できる、と美咲は話します。
その方が気持ちが楽だった明香里。
誰もいない家に帰宅した明香里は、写真を諦めることができずに、義父の書斎に入ります。
怒られる、と自覚したうえで、めぼしい場所を探す明香里。
年ごとに分けられた写真を見つけた明香里は、くまなく探しました。
やはり写真がなく落ち込む明香里。
しかし、明香里はある写真に目が止まります。
それは、義父がとても笑顔でご飯を食べている姿でした。
その写真が、明香里の両親が亡くなった次の日であることに、驚く明香里。
同僚にも関わらず笑顔な義父。
3.まずは片想いから【第72話】感想と次回【第73話】考察予想
何か理由がありそうです。
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4.まとめ
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