「まずは片思いから」は作家gillzoneさんの作品です。
2.まずは片想いから【第74話】ネタバレとあらすじ
※ネタバレ注意!!
・相談
明香里が家に帰りたがらない理由を聞く紘。
相変わらず紘の察しがいいことに、明香里は驚きます。
紘は父親と何かあったのでは、と気にかけます。
しかし、大和は何も話さなくてもいい、と話しました。
話すべき時に話す方がいい、と大和は伝えます。
紘は、そんなに簡単な事情ではない、と焦っていました。
大和は、話さなくてもいいが、必ず支援を求めるように、と言います。
明香里のためなら、何でも行動に移すことができる人間が二人もいることを知っていてほしい、と大和。
納得しため息をつく紘と、微笑む大和。
少し考えて返事をする明香里は、大和に家に泊めてくれたことに対してと紘を呼んでくれたことにお礼を伝えました。
風呂に行く、と話す明香里と布団を敷く大和と紘。
・胸
翌朝に紘が大和の家から学習塾に行くことを聞く明香里に、紘は明香里が一人で家に帰れるかどうか心配します。
大丈夫、と話す明香里は家に到着し、義父に真実を確かめなければ、と心に思います。
自分には知るべき義務がある、と明香里は、どのことから聞けばいいのか、と考えました。
笑顔である理由や悲しい気持ちにならなかったのかどうかを声に出して一人で明香里は、芝居をします。
さらに暗い画面のスマホに取り込んだもう一つの写真を思い浮かべる明香里。
それは葬儀の場所で記念撮影をしたような写真でした。
しかし、明香里はこのことを聞けば、勝手に書斎に入り込んだことが発覚してしまう、とソファーに腰を落とします。
恐れから真実を遠ざけてはいけない、と気持ちを奮い立たせる明香里。
家の暗証番号を押して帰ってきた人物に驚く明香里。
姿を現したのは、買い物を終えて帰ってきた義母でした。
しかし、帰りが早い、と義母は後ろを振り向き話しかけます。
話しかけていた人物は、義父でした。
義父の姿が見えた瞬間、明香里の中で緊迫感が高まります。
表情の読めない義父を前に、昔も今も変わらず縮こまってしまう明香里。
すぐにでも、あの日のように走り出したくなる、と明香里は記憶を遡ります。
ウサギが亡くなってしまった翌日に寝込む明香里。
義母に朝食が必要がどうか明香里は、聞かれます。
何も食べない、と話す明香里について、義母は義父に学習に関係ないことをしているため、体を壊している、と話しています。
誰の言葉も聞きなくない明香里。
夜になり、明香里の部屋よ立て付けの悪くなった扉が音をたてて開きます。
驚いて起き上がる明香里のそばに義父が近づいていました。
何か用なのか、と問いかける明香里に義父は扉を直しに来た、と言います。
今までになかった義父からの柔らかい言葉に驚く明香里。
寝台に座る明香里の隣に義父は座りました。
そして、明香里の手に自分の腕を重ねる義父。
明香里が家に住み始めてから数年が経ち紘とは反対に、落ち着きがあって美しい女性になった、と義父は話します。
部屋が暗く雰囲気も怖いため灯りがつけたくなる明香里。
紘に当たりが強いため自分が怖かっただろう、と義父は明香里に聞きました。
紘は長男であるため、強く育てている、と義父は話します。
長く手を握っているため、早く離さないか、と考える明香里。
紘はとても熱心に頑張っている、と明香里は伝えました。
すると、理解した返事をした義父は、手を明香里の肩に移します。
明香里が優しい子供であり、紘のことも考える、と話す義父。
その瞬間、明香里は義父が自分の胸を触ったことに嫌悪感を抱きました。
明香里と話ができて嬉しく、気分が良くなれば部屋から出てくるように、と伝えながら義父は部屋から出ていきました。
義父が胸を触ったことに目の前が真っ白になる明香里。
偶然にも触れたわけではなく、確かに握られた感触を明香里は思い出し、頭が痛くなり、震え涙を流します。
そして、扉の修復もせずに義父は部屋から出ていったことに疑問を抱いた明香里。
3.まずは片想いから【第74話】感想と次回【第75話】考察予想
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4.まとめ
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