【第79話】まずは片想いから、感想・ネタバレ お互いを心配する紘と明香里の関係

まずは片想いから

「まずは片思いから」は作家gillzoneさんの作品です。

越えないように踏みとどまっていた大和。

しかし、初めて明香里が見せた弱い心に・・・。


1.まずは片想いから【第79話】考察予想と感想

紘は明香里のため、明香里は紘のために耐えてきたことに、深い繋がりを感じます。

2.まずは片想いから【第79話】ネタバレとあらすじ

※ネタバレ注意!!

・思い出

自分に触れようとする義父の手が近づく夢を見ていた明香里は、目を覚まします。

辛い過去を繰り返す明香里は、汗をかいていました。

体を起こした明香里に床で眠っていた大和は声をかけます。

辛い夢でも見ていたのかどうか、聞く大和は、自分が近くにいるため、安心するよう、明香里に言いました。

寝台に眠っていた明香里は、大和の隣で眠ってもいいか聞きます。

すっぽりと大和の隣に収まる明香里は、床で眠る方が安らぐ、と話しました。

微笑む大和は、眠る挨拶をします。

寝転びながら明香里は、大和に起きているか確認しました。

眠っていない、と呟く大和に、明香里は自分の思いを話し始めます。

なぜ自分だけ生存し、命を続かせなくてはならないのかをひたすら自分に質問してきた、と明香里。


ある時、傘を持たない明香里は大粒に降り注ぐ雨に参っていました。

切ない気持ちになった明香里に、突然中年の男性が傘を差し出します。

微笑む中年の男性は、明香里に傘を渡し、去っていきました。

戸惑う明香里は、その中年の男性が顔も思い出せない本当の父親の面影を重ねていました。

気持ちが熱くなる明香里は、本当の父親にとても会いたい、と感じます。

そして、その出来事のおかげで義父から受けた仕打ちも乗り越えられた、と明香里は言います。

明香里の頭に手を置く大和。




・紘とは

明香里は、紘が近くにいなければそもそも生きてこれなかった、と明香里は話します。

そして、紘がとても大切な存在である、と認識していました。

紘を見捨てることはできない、と明香里。


紘に電話をかけた大和は、まだ眠っていないなら、会おう、と言います。

公園で待ち合わせた二人。

紘は、明香里がどこにいるのか尋ねます。

大和は、自分の知り合いの家に明香里がいることを伝えました。

紘を心配する大和に、紘は自分自身より明香里が気になる、と言いました。

大和は、明香里もまた自分自身よりも紘を心配していた、と心に思います。

義父を許すことはできず、どんな形であれ報復する、と紘。

紘と明香里の気持ちを聞いた大和は、二人が困らないように、自分もまた同じ立場で協力することを決意します。

目を覚ました明香里は、せりの家で眠っていた、と改めて自覚します。

朧気だった明香里は、大和がいないことに気がつき、帰宅したのかどうか、考えました。

そこに、隣の部屋から濡れた頭の大和が現れます。

大和がいたことに驚く明香里に、大和は紘から預かっていたものを渡しました。

泊まりになるため、生活用具一式が入った鞄を渡す大和。

大和は、紘が自分は心配ない、と話していたことを明香里に伝えます。

大和が、夜中に抜け出していた理由を知った明香里。

紘に出会ってくれたことに明香里は、感謝しました。

歯を磨く明香里は、昨夜大和とキスをしたことを思い出し、吹き出してしまいます。

冷静な気持ちになった明香里は、昨夜のことに照れを感じました。


キスの実感が、とても温かくソフトで安堵できるようで切ない気持ちになる、と明香里は考えます。


3.まずは片想いから【第79話】感想と次回【第80話】考察予想

・・・。

4.まとめ

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