雨が降りしきるバス停で、一人の女子高生が雨宿りをしていた。全身びしょ濡れな彼女は、服から目をそらし上をみる。
≪みえる?・・・≫
彼女は、返信をしていない連絡を、思いだし携帯を触りだす。
声の主は去っていき、彼女は、超(かなり)見えることにとんでもないぐらい焦っていた!
彼女は幽霊が超見える体質だった。
帰宅し、歯磨きをする彼女は今日はいつもよりきつめの幽霊を見てしまったと、思っていた。
口をゆすぎ、顔をあげると鏡には、これまたヤバイのがいた。
目にゴミが入ってるふりをして、その場をやり過ごす彼女は震えが止まらない。映画では、次見たときには大概、消えてるはず!が、消えてない・・再びゴミが入る彼女でした。
寝る準備をする彼女は、普通の人とは違う。
盛り塩をまず部屋に配置する。
除霊グッズを調べながらベッドに座る彼女は、数珠の検索を終え布団に入ろうとした。
≪ママ・・・≫
布団の中にも・・・盛り塩の効果がなく、明日、数珠を買うと決めた彼女でした。
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