「見える子ちゃん」は作家泉朝授さんの作品です。
ハナにはもちろんユリアにも優しいミコは、見えているがために見えていない人を気づかう姿に感動します。
ただそれを相手は知ってか知らぬか全く思いが伝わってないように感じました。
なぜならハナは天然で、ユリアは脅された!と謎の解釈をしてしまいます。
とことん哀れなミコは、見えることで何か良いことが起こらないかな?と期待しながら読んでいます。
2.見える子ちゃん【第13話】ネタバレとあらすじ
※ネタバレ注意!!
・初めての感謝
ハナとの買い物が終わり夜道を歩くミコは歩道橋の上を歩いていました。
ハナと帰りながらもラインで連絡をするミコが、階段を降りようとすると、そこにはかなりリアルな怖さの幽霊が!?
「大丈夫!」と言い聞かせながら横を通り抜けようとするミコの腕を掴む幽霊。
ゾワワワッ!と背筋が凍るミコ。
実は幽霊ではなく、ただ道に迷ったおばあさんでした。
見えるせいで区別がつかなくなってきたミコは、とりあえずおばあさんを送り届けることにします。
迎えに来た家族の人にお礼がしたいと言われたミコは、家の外で待つことにしました。
すると暗闇から今度は本当の幽霊が現れます。
帰っていいだろうかと逃げ出したい気持ちが先走るミコにどんどん近づいてくる幽霊・・・。
逃げよう!とした瞬間腕を掴まれたミコ!
腕を掴んだのは、おばあさんでした。
スマホに興味を持つおばあさんと、≪よん、ろく・・・≫と呟く幽霊に挟まれるミコ。
幽霊はミコを通りすぎおばあさんに≪よん、ろく・・・≫といい続けています。
幽霊の呟く言葉が数字を表している?と思い立ったミコは、スマホにさりげなく数字を打ちおばあさんにスマホの説明をしているふりをして見せました。
その数字を見たおばあさんは、家の中の何度やっても開かなかった金庫を開けてしまいます。
金庫の中には亡くなったおじいさんからもらった髪飾りが入っており、それを着けたおばあさんは別人のようにシャキッとした人相になりました。
その幽霊はミコに≪・・・≫と伝え、ご飯に誘うおばあさんにお母さんが待ってるから帰ることを伝えるミコの顔はどこかすっきりした顔をしていました。
「・・・ありがとう」
翌日、その幽霊は食べ・・・。
3.見える子ちゃん【第13話】感想と次回【第14話】考察予想
今までで一番絵が怖かったですが、初めてミコが見えて良かった、と思えるような話になっていたと思います!!
おじいさんが亡くなったこで少し惚けてしまったおばあさんに、おじいさんはミコに金庫の数字を伝えてもらうことで、おばあさんに再び活力をあげることができました。
めちゃくちゃ怖かったですが、幽霊と意志疎通?見える人と見えない人を繋げる役割をしたミコはすごいな、と思いました。
ただ見えたい、とは思わないです・・・。
4.まとめ
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