「見える子ちゃん」は作家泉朝授さんの作品です。
立て続けに怖い描写がされているので、ページをめくる時、ドキドキします。
2.見える子ちゃん【第23話】ネタバレとあらすじ
※ネタバレ注意!!
・憑いていた理由
善の病室に静かに近づく存在・・・。
それは、善の母親の霊でした。
損傷した体で動く母親の霊は、病室に入り善に手を伸ばします。
善は、出入り口を見ながら問いかけます。
善の言葉を聞いた母親の霊は、不敵に笑いました。
しかし、善が声をかけたのはミコでした。
ミコの存在に気がついた母親の霊は、奇声をあげ消えていきます。
母親の霊を消滅させたミコの両隣にいる神様?の使いでした。
その二人組は、ミコを間に挟み聞こえるが理解できない言葉で会話します。
そして、何かを話し合ったあと、姿を消しました。
二人組が消えたのを確認したミコは、安堵感から涙を流します。
そんなミコがやはり変っている、と善は思います。
そこに、善のケガを聞き、ハナとユリアがお見舞いにやって来ました。
相変わらず生徒である、ハナの名前を覚えていない善。
ハナは、善の安否を気にしつつも、生徒の前で亡くなるようなことをしないでほしい、と忠告します。
それは、最近元気のないミコを思ってのことでした。
お見舞いに来てまで言わなくも大丈夫、とミコは言います。
しかし、それでもハナは病室で泣いているミコが心配です。
泣いている理由は、他にある、と話すミコ。
他の理由でも泣く理由があったと知り、ハナは不安を募らせました。
ハナの話を聞いていた善は、あくまでも自分の不注意でケガをしたため、ミコに責任はない、と言います。
そんな善の周りに憑いていた獣が消えていくのをミコとユリアは気がつきます。
そしてその理由が、母親の霊が消えたためかハナの覇気なのか、ミコは考えました。
消える寸前に、一匹の獣の霊が、善の手をそっと舐めました。
・追う者
病院を出たミコたち。
ハナの後ろを歩くユリアは、隣にいるミコと話しをします。
それは、善が気にかけたことで獣の霊が憑いたことやハナとは異なる体質の持ち主かもしれない、ということでした。
そして、ユリアはうっかりハナの前で「見える」ことを話してしまったことを謝ります。
謝罪を受け止めたミコは、怖がりなハナを気づかい黙っていることを説明します。
そして、「見える」ことの情報の多さに頭が付いていけない、とミコは反省しました。
一時的にミコの家で保護されていた子猫をミコは、善に預けます。
「ねこまる」と命名し、別れを惜しむミコの弟。
ミコは弟のことは、気にしなくて大丈夫、と善に伝えました。
子猫を抱きとめた善は、ミコにお礼を言います。
そして、振り返るなり子猫を「モカ」と呼びました。
後日、善が子猫を飼うことになったことをミコは、ハナに話します。
そして、動物が飼える部屋を借りるまでは、獣医のサトルのもとに預けることも伝えました。
善の話をしながら映画館へ向かうミコとハナ。
シーズン2のため、シーズン1を見ていないユリアは誘わなかった、とハナは言います。
時間が迫ったため、走る二人。
二人が走り去る様子をあの二人組と大きな何かが見ています。
路地裏で、人間に威嚇する母猫。
その人間は、猫に危害を加えようとしてました。
その人間の肩を叩き、探していたことを呟いた善。
電流が流れる音が聞こえ・・・。
その人間は、後日行方不明になっていました。
3.見える子ちゃん【第23話】感想と次回【第24-①話】考察予想
霊が見えるミコを中心に展開される話が、どのように進行するのか不思議でした。
単純に「見える」ことでミコが怖がる描写ばかりだと思っていましたが、なかなか奥が深く、まだ謎が多い内容だということに気がつきました。
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4.まとめ
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