「見える子ちゃん」は作家泉朝授さんの作品です。
幽霊の姿がどんどん、怖くなっていくのでいつもドキドキしながらページをめくっています。
2.見える子ちゃん【第25話】ネタバレとあらすじ
※ネタバレ注意!!
・シャリン
いつもの教室で、ミコとハナは何気ない会話をしていました。
教室に入ってきた善は、生徒に抑揚なくあることを話しました。
それは、学校近辺において不審な人物が見かけられることです。
言葉とは裏腹に、生徒を心配していない態度を見せる善は、そのまま教室を出て行きました。
下校しようとするミコとハナ。
ミコは、ハナの食べ物にまつわる話しを聞いている際に、耳にあの鈴の音が聞こえます。
その音とは、ミコを助けてくれた神様の使いが身につけていた鈴から発せられているようでした。
背後に、神様の使いの気配がするミコは、お礼と称した参拝をするべきかもしれない、と考えています。
供えるものとして、何がいいのかハナに聞くミコ。
しかし、ハナからは宛てにならない返答ばかりでした。
・神童ロム
ハナが欲しがっている数に限りのある人形を求めてミコは、その目的の場所にハナとやって来ました。
ハナが列に並ぶのを見送ったミコは、ベンチに腰掛けます。
そのミコの隣に声をかけて座る男性がいました。
ミコは、その男性が自分をしっかり見ていることに気がつき怯えます。
幽霊ではないはず、と思いながら少し距離を取って座り直しました。
すると、その男性は突拍子もなく挨拶をし、不気味に微笑みます。
そして、徐に取り出した布にくるまれた小石がいらないかどうか、ミコに問いかけました。
どの形がいいか、一方的に話しかけてくる男性に恐怖を感じるミコ。
そこに、ハナが帰ってきました。
涙ぐむハナは、どうやら人形を手に入れることができなかったようです。
次に手に入れられるか未定であることを悲しむハナに、男性は声をかけます。
その男性が誰かミコにハナは問いました。
すると、ミコたちの周辺を歩いていた人たちのスマホに通知が入ります。
その通知には、その男性の画像とともに、うさんくさい言葉が並べられたホームページが写し出されていました。
男性は、その画像が自分であることを露骨にアピールします。
「神童ロム」と名乗る男性がいろんな意味で危ないと感じるミコは、その場をあとにしようとします。
しかし、ロムが持つ限定人形にハナは目が行きます。
興味本位で並んだ列でもらった人形とロムは、話しました。
ハナは、ロムに譲ってもらえないか聞きます。
承諾するロムは、人形以外にも石がいらないかハナに聞きました。
ハナを心配するミコは、幽霊の存在に気がつきます。
その幽霊は女性と男性の頭部が生え、女性の下着らしき服を至る所に身につけ、歩みをすすめる複数の脚はそれぞれヒールを履き、音を鳴らしていました。
石ももらってくれるまでなかなか人形を渡そうとしないロムに苦戦するハナをミコは、連れて行こうとしました。
何かに気がついたロムは、人形を囮に、ハナを引き留めます。
そして、わざとらしく石を地面にばらまいてしまいました。
その石を拾ってあげるハナのすぐ側まで、幽霊が近づいてきます。
焦るミコは、早く逃げるために石を拾うのを手伝いました。
ミコが拾おうとした石の前で幽霊が立ち止まります。
女性の頭部の布で隠された口部分が開き、さらに顔が現われたことにミコの恐怖感が高まります。
さらに目の前で、脚を踏みならす幽霊。
しかし、幽霊はじっと撒かれた石を見つめその場を去って行きました。
幽霊は石を越えることができませんでした。
そのことを目撃したミコに、ロムは石の効用をささやきます。
ロムの言葉の意味が気になったミコ。
ロムは、石は普段なら高額であるが今なら会員になるだけで特別に提供する、と宣伝をします。
そんなロムの誘いをハナがきっぱり断りました。
ハナは、ちゃっかり人形をもらい、その場所からミコを強引に引き離します。
手に持ったままの石を返そうとするミコに、ロムは譲渡する、と言いました。
いきつけのドーナツ屋にて、ロムのホームページを見返すミコ。
やはり怪しくてミコは悩みます。
ミコたちと別れたあとのロムの視界には、幽霊の姿が・・・。
3.見える子ちゃん【第25話】感想と次回【第26話】考察予想
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4.まとめ
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