【第27-②話】見える子ちゃん、感想・ネタバレ ミコのお供えが気にくわないあの二匹

見える子ちゃん

「見える子ちゃん」は作家泉朝授さんの作品です。

幽霊に囲まれてしまったミコ。

切り抜けようと、必死に見えないふりをします。

しかし、幽霊の思わぬ場所で眼が合ってしまい・・・。

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1.見える子ちゃん【第27-②話】考察予想と感想

〈さんかい〉を超えてもなお、ミコを助けてくれる謎の二人組の幽霊の正体が、いよいよ分かるかもしれません。

2.見える子ちゃん【第27-②話】ネタバレとあらすじ

※ネタバレ注意!!

・むなしいお供え

恐怖を感じながらもミコは、本来の目的であるお供えをしようと鞄から、「あげ」を取り出し、お皿に盛り付けていきました。

必死の思いで手を叩くミコは、目をつぶりお礼の言葉を心の中で唱えます。

きっと状況が良くなるはず、と安堵の期待を込めて目を開いたミコ

しかし、その願いとは裏腹に神様の使いの顔は険しくなり、挙げ句の果てには「あげ」が腐っていきました。

神様の使いの態度から怒っていることが分かるミコですが、やはり言葉の意味までは理解できません。

危機的な状況を打破できないミコは、冷静さを失いかけます。

その時、ミコの肩に手を置く何者かがいました。

その人物は、あのゴッドマザーのミツエでした。

・タイミングがいいミツエ

山で迷ってしまったのかどうか気にかけてくれたミツエが、以前数珠をくれた占い師である、とミコは思い出します。

ミツエの質問に答えようとするミコ。

そんなミコに、ミツエは明るくまた会えたことやなぜここで迷子になっているのか、話しかけました。

そして、小声で自分に付いてくるよう助言します。

虫が多いため、スプレーが必需品である、と呟くミツエ。

歩きながらスプレーを撒くミツエの姿から、ミコはミツエもまた自分と同じ「見える」人間であることに気がつきました。

ミツエが虫と言いながらスプレーを吹きかけているのは幽霊でした。

山を降りながらミツエは、対処すべきはミコを守っていた二人組だ、と考えています。

どこまでその二人組を相手にできるか悩むミツエには、以前にも聞いた鈴の音が聞こえてきました。

そして、以前よりもその二人組が鮮明に見えることを感じます。

振り返るミツエを見ている二人組は、そのまま姿を消しました。

過去の映像を思い出し、ミツエは顔をしかめます。

無事に下山することができたミコとミツエ。

気が動転したままのミコは、事の経緯を話そうとしました。

ミコをなだめるミツエは、ミコの名前を聞きます。

名前を名乗ったミコに、ミツエはミコの山中での態度を褒めました。

そして、とりあえず休憩しよう、と近くの食べ物屋に向かいます。

その頃、ミコを探すハナと恭介。

3.見える子ちゃん【第27-②話】感想と次回【第28-①話】考察予想

どうやらあの二人組は、良い存在ではなさそうです。

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4.まとめ

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