「見える子ちゃん」は作家泉朝授さんの作品です。
力が強くなったミツエでさえも、見えない幽霊は、見える幽霊の何が違うのか不思議です。
2.見える子ちゃん【第28-②話】ネタバレとあらすじ
※ネタバレ注意!!
・恐怖のドリンクバー
写真に写る人物がミコとハナであることをミツエは、ミコに確かめます。
なぜこの写真を持っているかどうかは語らず、単刀直入に用件を伝えました。
それは、背景に写る神社が存在しない建物であり、本来なら赴ける場所ではないことでした。
神社に到着することができた旨を話すミコに、ミツエは否定しつつ、偶然辿りついてしまったのだろう、と説明します。
そして、また行きたいと思ってはダメだ、とミツエはミコに念押しします。
しかし、返事をしようにもミコとミツエのテーブルにまたしてもミコにしか見えない幽霊がやって来ました。
執事のような服を着た顔が獣の骨であり、頭からタコの脚が生えたその幽霊。
実際のウェイトレスがテーブルの上を片付けてしまったため、ミコはミツエにその幽霊の存在を知らせることができません。
ミツエが神社の危険性を話している中、ミコはその幽霊の背後にあるドリンクバーから三つの大きな頭が大きな口を開け、目から血を出しながら飛びだしていることに気がつきます。
・列の先には・・・
固まるミコが、列をなして並ぶ幽霊に怯えている、とミツエは勘違いしました。
列に並ぶ幽霊は害はなく、頻繁に起こる現象と話しています。
この幽霊が消えていく列は、他にもドーナツ屋さんの近くにもある、もミツエは教えます。
呆然と列に並ぶ幽霊が消えていく様子を眺めるミツエと違い、ミコは執事の幽霊の言葉に怯えていました。
次の瞬間、ミツエには消えているようにしか見えない幽霊は、三つの頭の幽霊の口に吸い込まれていきます。
三つのうちの割り振られた頭を選ばない幽霊を執事の幽霊は、指定した顔に案内します。
否定する幽霊を執事の幽霊は、タコ脚で絞り潰してしまいました。
潰れた幽霊を三つの頭の一つの顔にほおり投げる執事の幽霊。
震えが止まらないミコの姿から、ミツエはミコにしか見えていない幽霊がいることに気がつきます。
落ち着くよう促すミツエに、ミコは理由を聞きます。
その返答に、ミツエはなんとなく、と答えました、
幽霊をあらかた食べ終わった三つの頭は、体が付いており移動し始めます。
3.見える子ちゃん【第28-②話】感想と次回【第28-③話】考察予想
今回の幽霊は、怖さより気持ち悪さが強かったです。
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4.まとめ
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