「さよならの終わりのその向こう」は作家倫理きよさんの作品です。
2.さよならの終わりのその向こう【第3-②話】ネタバレとあらすじ
※ネタバレ注意!!
・つぎはぎの硝子
硝子の家にプリントを届けにやって来たトモミ。
硝子の家は、とても大きく屋敷内から老婆が出てきました。
お茶を飲んでいくよう勧められたトモミは、家に上がります。
硝子がいつもトモミの話をしていたことを老婆は言いました。
帰ろうとするトモミの前に現れたのは「トモミちゃん・・・」と呟く人形のような体をした硝子でした。
屋敷を飛び出し、家に帰ったトモミは、その時の硝子が頭に浮かんで離れません。
・変貌したトモミ
それからトモミは、頬が削げて顔つきが変わってしまいます。
いつものように登校してきた硝子とは違い、見た目が変わってしまったトモミをクラスメイトは心配しました。
話があると放課後にトモミを硝子は呼び出します。
「人間じゃない・・・」と告白する硝子は、自分がカラクリ人形だと言いました。
子供のいなかった老婆によって造られたようです。
硝子の告白を聞き終えた瞬間、硝子をハンマーで殴りつけるトモミ。
「人形なら痛くないはず!消えて」と硝子を破壊してしまいます。
「友達だったなんて・・・」トモミは、翌日からよく眠れ元通りになりました。
人形とはいえ、バラバラにしてしまった硝子に爺悪感の気持ちが・・・と思うトモミの前に、先生の紹介で復帰した硝子が登校してきました。
3.さよならの終わりのその向こう【第3-②話】感想と次回【第4-①話】考察予想
初めの友達が、人形だった・・・かなり怖い話でした。
学校では、トモミしか知らない硝子の秘密。
硝子は、トモミを慕っていたようです。
初めは、人に対する痛みがわからずトモミを叩いていた硝子でしたが、今度は立場が変わりトモミに叩かれる硝子。
二人が同じ気持ちにならないと友達には、なれないようです。
4.まとめ
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