「屍牙姫」は佐藤洋寿さんの作品です。
2.屍牙姫【第10-①話】ネタバレとあらすじ
※ネタバレ注意!!
・美輪子の正体
腕が取れて呆然とするちか。
両親と広田の名前を呼ぶもののその声は届かず、洗面所で倒れてしまいます。
美輪子以外にも化物がいたことに驚く修に、美輪子は「そろそろ話そう」と言いました。
自分たちのことを「血族」と呼ぶ美輪子のような化物は、無数に存在し、時代や場所によって様々な呼ばれ方をしていたようです。
人間を狩ることで得られる血を糧に血族は生きていました。
時には、血族同士争うことがあったようですが、不死身の体を持つため決着のつかないことがよくあったようです。
そこに、発見されたのが使い魔の持つ「狩爪」でした。
血族は、飢えと日の光、そして狩爪によって命が終わるようです。
・屍牙の効果
屍牙によって、血族の能力が感染することを修に美輪子は説明します。
修に渡したちかのための屍牙は、予め日の光によって力を弱められていたため、ちかが化物になることはないと聞いた修は安心しました。
しかし、効果が薄いということは、ちかの命もあとほんのわずかだと美輪子は修に話します。
「もっと早く言うべきだった・・・」と謝る美輪子。
窓から飛び出す修を見送って、「もうあなたにできることは・・・」と言いました。
3.屍牙姫【第10-①話】感想と次回【第10-②話】考察予想
冷酷な化物だと思っていましたが、どこか美輪子に優しさを感じました。
ただ、その優しさは対等なモノとしてなのか、立場の低いモノに対する憐れみから来るものなのかは、分かりません。
壮一では絶対起きない修の感情に美輪子は楽しんでいるようにも思えます。
4.まとめ
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