「屍牙姫」は佐藤洋寿さんの作品です。
2.屍牙姫【第4話】ネタバレとあらすじ
※ネタバレ注意!!
・罪のない心臓
ちかを救うために、心臓を取ってこなければならない修はためらいます。
口から出た液体を修の持つちかの腕にかける美輪子。
するとちかの腕は脈を打つように動きました。
早く心臓を取ってこないと、ちかが手遅れになると美輪子は言いました。
町に出る修は、「狩れ」と脈打つ心音に呼吸が荒くなります。
ちかのためとはいえ、何の罪もない人の心臓を取ることができない、と修は公園で泣きました。
そもそも、壮一が美輪子のところに連れていったのが全ての原因だと修は思います。
そうすれば真っ先に壮一の心臓を取る、と修は歯を食いしばりました。
すると、修の目の前にちかを跳ねた人物がいました。
・罪の声と葛藤
「出頭なんかしない・・・」と1人で話すその人物は、それでも跳ねてしまった少女のことを心配します。
それに返事をするかのように修が「ちかはもうすぐ・・・」と応えます。
不慮の事故とはいえ、あの時救急車を呼んでくれればちかは助かったかもしれない・・・と修は言いました。
修はその人物を押し倒し、声をあらげました。
「俺のせいじゃない・・・!!」
3.屍牙姫【第4話】感想と次回【第5話】考察予想
見た目は化物ですが、気持ちはまだ人としての理性があるようです。
それが、ちかの存在のおかげなのかもともと修の心の強さがあったからなのかはまだわかりません。
ただ、化物と人間の間でまだ修は葛藤しているのは明白のようです。
修にとって、心臓を取られても仕方がない人物であることが、唯一自分を守る手段なのかもしれません。
4.まとめ
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