あれからの犬夜叉
半妖の少女“日暮とわ”は屋敷に捕らわれていた。
屋敷の主に捕らわれているとわは、自分を解放しないと大変なことになる、と言いました。
真に受けない主と茶人は、とわの持ち物について問いだしました。
とわの持ち物は学校の教科書であり、答えると歴史が変わってしまうことを恐れたとわは何も応えません。
さらに、とわが見せられたものは自転車のサドルでした。
「かつて、武蔵野国に東京なるとことから・・・巫女が・・・」
話を聞くとわの目は驚きを隠せなかった。
奈落との戦いを終えたかごめは、犬夜叉と共に戦国時代で暮らすことに。
今までがウソのように平和に暮らすかごめたち・・・。
子守をする珊瑚とかごめは、犬夜叉と弥勒の帰りが遅いことを懸念します。
やっかいな妖怪退治にでかけているようでした。
それを監視するフクロウの妖怪夜爪がいます。
畑に骨と服だけが残った遺体を目にした犬夜叉たちは、村人から首まで持ち去られていると、伝えられました。
妖怪の気配を感じた弥勒の前に妖怪根の首が現れます。
犬夜叉の鉄砕牙であっけなく斬られる根の首・・・がしかし、一部分が土に潜り込み・・・。
それを見逃さなかった弥勒は、まだ終わってないと察しました。
村人の案内で根の首が封印されていら塚に行く犬夜叉たち。
そこには、桔梗の矢がありました。
その矢を持って帰ることにした弥勒でした。
逃げた根の首は新たな養分に、野党を襲います。
野党の遺体を発見する琥珀は殺生丸に根の首のしわざと聞かされます。
矢が桔梗の封印の矢だと確信した楓は、根の首が犬夜叉と出会う前に封印した妖怪であり四魂の玉を狙っていたことを教えました。
別の家で待つかごめたちは、犬夜叉たちが何の話をしているのかと考えながら、珊瑚、りん、七宝と待っています。
そこに、あの根の首が襲ってきました。
<四魂の玉をよこせ!!>
珊瑚の飛来骨によって撃退するものの、再び逃げる根の首・・・。
かごめは根の首が自分のことを桔梗と呼んだことを犬夜叉に話しました。
これ以上隠すことができないと判断した弥勒は、根の首について説明します。
根の首は長い間封印されていたことで、四魂の玉がすでに消滅されたことを知らないようです。
桔梗が四魂の玉を持っていると知っている根の首は、桔梗の生まれ変わりであるかごめを襲うため村までやってきたのでした。
かごめ以外にも村に被害が出るため、根の首の退治にむかう犬夜叉。
村を襲う根の首と戦う弥勒に、上空から雲母に乗った琥珀がやってきました。
姉の珊瑚とその子供を守るため、珊瑚のいる家にむかう琥珀。
一方で弥勒、奈落の消滅によって同じく消えた風穴がないことに、自分のふがいなさを感じます。
珊瑚のところに着いた琥珀は、無事を確認し安心しました、
珊瑚が言うには、この家には妖怪が襲ってこないようです。
その理由は、家の上には殺生丸がいたためだと珊瑚は思いました。
りんも同じ家にいるため、守りに来た?ようです。
立っているだけなら、村を助けるため助太刀を・・・と願う七宝に邪見は、そんなことを殺生丸様はしない!と断言するのでした。
琥珀に子供をあずけた珊瑚は雲母に乗り、退治に向かいます。
何度斬っても消えない根の首に本体があることを察するかごめは、犬夜叉に地上に下ろすよう頼みました。
自分が囮になることで、本体が姿を現すのでは?とかごめは考えました。
犬夜叉たちの頭上を光矢が放たれます。
「あれは、まさか桔梗の!?」
楓が桔梗の矢を使って放ったようです。
矢が落ちた場所に根の首の本体が反応し現れました。
かごめを取り込もうとするのを間一髪助ける犬夜叉。
再び四魂の玉をよこせ!と唸る根の首に、かごめは「わたしは桔梗じゃなくてかごめ」といい、四魂の魂はすでにないことを犬夜叉が叫びました。
犬夜叉の鉄砕牙で黄泉の国へと吸い込まれた根の首。
その残骸は、かごめの浄化の矢によって跡形もなく消滅します。
無事に根の首を退治した犬夜叉は、かごめの危ない行動に対して食いかかりました。
しかし、かごめは絶対犬夜叉が助けてくれると確信しての行動だったと話します。
「助けるに決まってる!」
「信じてた・・・だから桔梗のことはもう隠さないで・・・」
「怒っているのか?」
「別に・・・“おすわり!!”」
となんだか懐かしいと感じる弥勒たち。
がしかし、なんと根の首の一部がまだ残っていた!!
根の首は御神木に入り込んでいきます。
骨喰いの井戸が今では閉じられていることをとわに話す茶人、宗久。
骨も喰わず通ることができないのに、なぜとわが令和なるところから来れたのか、と問い詰めました。
これからの世がどうなるのか行く末を思うまま知っているかぎり話すことを促す主にとわは「逃げて・・・」と呟きます。
すると、外から守りの者が倒れる音が聞こえてきました。
とわを助けに賞金稼ぎの“もろは”と妖怪退治屋の“せつな”が来ます。
「手間をかけさせるな」とせつなが呆れています。
ニオイを嗅ぐもろはは「妙なやつが混じってると思ったら」と宗久を斬りつけました!
なんと、宗久の正体は妖怪の夜爪でした。
踏み込みが甘く上手く夜爪を斬れなかったもろはをせつなは、代わりに夜爪を斬ります。
危険を感じとった夜爪は、フクロウの姿に代わり外へ飛び出していきました。
倒しにいこうとするもろはに、とわは夜爪が何かいろいろと知っているため捉えなければ!と言います。
追いかけるもろはとせつなの後を、とわはついていきました。
隠れている主にとわはサドルを貰っていくことと教科書を返してもらうことを伝えます。
「じゃあまたね、殿様」
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