「半妖の夜叉姫」は作家高橋留美子さんの作品です。
金禍と銀禍の兄弟の絆を真に受けることで、せつなが子供の頃のことを思い出したシーンがありました。
夢の胡蝶のせいで、昔の記憶が思い出せないと思っていましたが違うのでしょうか・・・。
2.半妖の夜叉姫【第11話】ネタバレとあらすじ
※ネタバレ注意!!
・人食い沼
バイオリンを奏でるせつなとパンケーキを焼くもろは。
一口で食べようとしたためもろはは、喉にパンケーキを詰まらさせてしまいます。
急いで水を飲もうと、近くにあった汚れた沼に行きます。
汚れたから止めるようにとわはもろはを止めました。
その衝撃で、つっかえていたパンケーキがとれたもろは。
すると、目の前の沼の上を飛ぶ鳥が沼に取り込まれてしまいました。
驚くもろはは、とわやせつなたちにそのことを話しますが信用してもらえません。
そんなもろはを置いてとわとせつなは退治屋の元へ帰っていきました。
退治屋に戻ったとわとせつなは、琥珀から調査を依頼されます。
その依頼は、人喰い沼のことでした。
もろはの言っていたことがウソではなかったと慌てて引き返すとわとせつな。
・毒に対する耐性
例の沼の前には二人の子供がいました。
彦丸と千代と名乗る二人の兄弟は、沼に喰われた両親のことで揉めていたようです。
沼の近くは危ないため、止めに入るとわ。
兄弟から人喰い沼の話を聞いたとわとせつなは、彼らの住む家にやって来ます。
彼らの祖母の話によると、昔はあの汚い沼も澄んだ美しい沼だったようです。
仙女様が以前、施してくれた薬草のおかげて沼は美しかったようでした。
また、汚れないように沼の周りに埋められた薬草畑が、沼に棲みだした毒蛟という妖怪によって枯れさせられたようです。
せつなのバイオリンに、興味を持った兄弟にとわの勧めで奏でるせつな。
その音色を聞いて兄弟は、泣き出します。
二人の父親が琵琶を奏でている際に沼に喰われてしまったため悲しくなり泣いてしまったようでした。
その夜、目を覚ましたとわは、眠れないせつなの元へ外に出ます。
早く夢の胡蝶を見つけることを伝えるとわに、「物心ついた頃から眠れない」ため気にすることはないと話すせつな。
話をする二人は、ふともろはの言っていたことに疑問を思います。
沼が鳥を食べた原因が毒蛟にあるとすれば、もっと具体的に話すはず・・・と考え込みました。
ともあれ、せつなの横で寝ようとして倒れこむとわを華麗に交わすせつな。
夜が明けた二人は、沼へ行きます。
沼にとわとせつなを探しにもろはもやって来ました。
毒蛟の棲む沼へ攻撃しようとするもろは。
すると、沼から現れた妖怪の毒霧をもろはは受けてしまいます。
せつなも応戦しようとしますが、せつなもまた毒霧を受けてしまいました。
体が思うように動けない二人とは違い、とわは毒が効いていないようです。
二人に変わって毒蛟に攻撃をするとわでしたが、毒蛟を沼が守りました。
沼が汚れていたのは、沼に成り代わる妖怪、沼渡が原因だったようです。
二匹の妖怪を相手に苦戦する夜叉姫。
沼渡の毒液を浴びることで苦しむとわ。
せつなはその毒液が効かないようです。
もろはには、そもそも毒の耐性がないようでしたが、とわには毒霧、せつなには毒液の耐性があるようです。
二人の妖怪を同時に相手をするのは困難だと考えたせつなは、ある作戦を浮かべました。
もろはの下に生えている薬草めがけて技を発動したせつなは、その薬草を絡めたまま沼渡に攻撃します。
薬草によって力を失った沼渡は倒れてしまいました。
毒蛟を守っていた沼渡が消えたことで、毒霧に耐性のあるとわが毒蛟に止めを刺します。
互いに耐性のある妖怪を相手にすることで妖怪を退治することができたとわとせつなでした。
妖怪が去ったあとの沼は、美しい沼へと変わっています。
夜叉姫の元へ駆けつけた二人の兄弟はお礼を言いました。
琵琶の代わりになるかわからない・・・と言いつつ、バイオリンを弾くせつな。
3.半妖の夜叉姫【第11話】感想と次回【第12話】考察予想
次回の予告にて、とわの朔の日が明らかになるようです。
銀髪が黒髪になるシーンがありましたが、せつなが妖力を失うとすれば髪色はどうなるのでしょうか?
4.まとめ
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