「半妖の夜叉姫」は作家高橋留美子さんの作品です。
麒麟丸の手下、四凶を倒しながら進む、夜叉姫たちの成長が、楽しみです。
所々に大好きだった犬夜叉に出てきた登場人物も垣間見えて面白くなってきました。
2.半妖の夜叉姫【第13話】ネタバレとあらすじ
※ネタバレ注意!!
・人食い妖怪、饕餮(とうてつ)
徳の高い法師を食べる妖怪が、現れたようです。
妖怪の名前は、饕餮(とうてつ)と呼ばれています。
饕餮(とうてつ)は、違う大陸からやって来た妖怪のようでした。
法師を食べた饕餮(とうてつ)は、物足りないと思い、違う法師を探しています。
次の獲物を探す饕餮(とうてつ)は、虹色真珠に問いました。
キラリと光る虹色真珠から、「次はあちらか・・・」と饕餮(とうてつ)は、雲に乗り移動します。
その頃夜叉姫たちは、琥珀から妖怪退治を頼まれていました。
その妖怪は、どうやら饕餮(とうてつ)のようです。
琥珀たち、そして夜叉姫、翡翠に別れて、各自守るべき法師の元へ向かいます。
・弥勒と珊瑚
夜叉姫たちが向かったのは、翡翠の父親、弥勒の所でした。
弥勒の所に行くことに不満を隠せない翡翠。
翡翠は、弥勒のアコギな所が嫌いなようです。
その弥勒は、現在千日行のため山にこもっているようでした。
千日行を経て、神通力を得ようとしているようです。
山を走り、滝に打たれ、座禅を組む弥勒。
ふと、娘の玉兎の気配に弥勒は気がつきます。
やって来た玉兎は、弥勒に「強くなりましたか?」と聞きました。
「わからない」と答える弥勒。
そこに、現れたのは、雲母(きらら)に乗る翡翠、とわ、せつなでした。
弥勒は、せつなを知っているようです。
せつなが退治屋をしていることに驚く弥勒は、再び行に戻っていきました。
どんな神通力が得られるか弥勒に、とわは聞きます。
「わからない」と答える弥勒は、かつて武器にしていた風穴が消えたため、自分の無力さを感じたようです。
目的の神社に着いた琥珀たち。
しかし、そこにはもろはがいました。
相変わらず、賞金目当てに働いていたようです。
「もろはがいるなら・・・」と琥珀は、南の神社に向かいました。
「この場所が、妖怪の本命・・・」と想っているもろはの上を饕餮(とうてつ)は、通りすぎていきました。
玉兎と話すうちに、初めは知らないと言っていたせつなは、弥勒のことを思い出したようです。
すると、せつなは妖怪の匂いを感じとります。
弥勒もまた、妖怪の気配を感じとりました。
妖怪の話す内容から、目の前の妖怪が饕餮(とうてつ)だと判明したとわたち。
饕餮(とうてつ)は、口を大きく開け、全てを吸い込む攻撃をします。
それぞれが、吸い込まれないようにしがみつく中、弥勒は翡翠に「まかせた」と言い、去っていきました。
翡翠は、戦いを恐れて逃げている弥勒が嫌いなようでした。
とわの令和時代から持ってきた、ハバネロソースを吸い込んだ饕餮(とうてつ)は、怒ります。
錫杖を手に戻ってきた弥勒は、翡翠に退治屋の毒を饕餮(とうてつ)に吸い込ませるよう指示をしました。
自ら、饕餮(とうてつ)の前に現れる弥勒。
弥勒を吸い込むため、口を大きく開ける饕餮(とうてつ)に、翡翠は毒を投げます。
しかし、饕餮(とうてつ)は毒に気がつき吐き出してしまいました。
それから、あらゆる攻撃を試みるも饕餮(とうてつ)には、敵いません。
「このままでは・・・」と判断したせつなは、弥勒にあることを頼みました。
それは、「封印を解いてほしい」でした。
「毒が効いている・・・」と判断してせつなには考えがあるようです。
封印の解かれたせつなは、饕餮(とうてつ)の口に腕を差し込みました。
すると、嫌そうにする饕餮(とうてつ)。
実は、封印が解かれたせつなには、妖怪の血が濃くなっていました。
そのため、饕餮(とうてつ)に毒手を味わせたようです。
毒が嫌いな饕餮(とうてつ)は、逃げて行きました。
血のたぎりが収まらないせつなは、再び弥勒によって封印されます。
封印されていたのは、半妖には制御できない妖怪の血でした。
「受け継がれたモノ・・・」と毒手のことをとわに話すせつな。
とわにも、何かが受け継がれているとせつなは、思います。
竹千代によって、依頼が失くなってしまった知らせを受けるもろは。
母親の珊瑚のもとを訪れた翡翠。
どこ嬉しそうな翡翠に、珊瑚は「何か良いことが・・・」と聞きました。
3.半妖の夜叉姫【第13話】感想と次回【第14話】考察予想
せつなの顔や腕の模様が、殺生丸そっくりで、ますます嬉しかったです。
妖怪に変化しても、せつなの髪色は黒色のままでした。
もし、朔の日になったら何色になるのかも気になります・・・。
殺生丸から毒手を受け継いだせつな。
とわは、何を受け継いだのでしょうか?
伸びる爪・・・かもしれません。
4.まとめ
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