【第19話】半妖の夜叉姫、感想・ネタバレ 扇谷柊弾正(おうぎがやひいらぎだんじょう)の娘、愛矢姫(あいやひめ)

半妖の夜叉姫

「半妖の夜叉姫」は作家高橋留美子さんの作品です。

渾沌を倒した夜叉姫は、ついに麒麟丸と対峙する。

しかし、全く太刀打ちできない夜叉姫の元に現れたのは、殺生丸でした。




何も言わず麒麟丸と刀を合わせる殺生丸・・・。

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1.半妖の夜叉姫【第19話】考察予想と感想

親子の感動の再開ではなく、言葉を交わすこともない親子の対面でした。


殺生丸らしい気もしますが、少しだけでも話をしてほしい、という気持ちがあります。

2.半妖の夜叉姫【第19話】ネタバレとあらすじ

※ネタバレ注意!!

・愛矢姫(あいやひめ)

妖怪退治屋は、扇谷柊弾正(おうぎがやひいらぎだんじょう)の娘愛矢姫(あいやひめ)に謁見していました。


殿ではなく姫が現れたことに、驚く翡翠たち。

姫もまた、退治屋のお頭が来てないことに不服でした。

しかし、翡翠がお頭の代わりに責任を持つことを話します。

すると姫は、とても楽しそうに今回の依頼について話しました。

それは、妖怪退治ではなく、合戦でした。



合戦を行い勝てば、召し抱えることを姫は、条件として出します。

その好条件に、喜ぶ翡翠たちの前に、姫が用意した対戦相手が現れます。


それは、お嬢、忍び、おばば、怪力、もろはの賞金稼ぎたちでした。




条件を飲んだ翡翠には、考えがありました。

もろはは、何で自分が合戦に参加しないといけないのか、竹千代に文句を言います。

しかし、まだ借金がたくさんあることを告げられるもろはは、何も言い返せませんでした。

そんなもろはに、竹千代は翡翠から預かったモノを渡します。




翡翠は、せつなに今回の依頼について話しています。

戦う相手は多いが、実質もろはを倒せるかどうかという結論に至りました。

せつなは、その合戦に参加するが、とわには黙っておくよう翡翠に言います。

・八百長

翌日、目覚めるとわは、荷造りをするもろはに声をかけます。

もろははとわに驚き、合戦があるので、と足早に家を出ました。

「合戦」と聞いたとわは、もろはが危険かもしれない、とせつなを呼びに行きます。

しかし、そこにはせつなもまたいませんでした。

広野にて対戦相手を待つ退治屋たち。

霧の中、現れたのは手作り感満載の城でした。

派手な登場をする賞金稼ぎたちに、呆れるせつなたちは、早々に攻撃を始めます。


手も足もでない賞金稼ぎたちに、翡翠は姫の望み通り派手に攻撃をしました。


容赦のない攻撃に、想定外なもろは。

そこに、さらに予想だにもしていなかった人物が現れます。

それは、雲母に乗ってもろはを助けに来たとわでした。


番狂わせのとわの登場に、せつなは作戦を遂行しようとします。


とわは、もろはを問い詰めました。

いくら獣兵衛の依頼だとしても、合戦は良くないと言います。

さらには、その相手がせつなの退治屋であることに、疑問を拭えないとわ。

そんなとわにせつなは、邪魔をするなら、と本気で斬りかかりました。


その様子を見て、早くもろはを退治しなければ、と退治屋たちは急ぎます。



もろはとせつなが仕事を完遂するため、戦うのをとわが止めます。

そこに、放たれた退治屋たちの爆弾が降ってきます。

逃げる夜叉姫ですが、爆弾はもろはを執拗に追いかけました。

それは、竹千代が扮した爆弾でした。


何としてでももろはを倒さなければ、と翡翠はとわに邪魔をしないよう言います。

もろはを倒すことが目的なら、全力でもろはを守る、ととわは立ち向かいました。

翡翠は、飛来骨をとわに投げます。

飛来骨にぶつかりそうになるとわをもろはが身を挺して守りました。

背中に攻撃を受けたもろはは、草むらに消えます。


草むらで力尽きたもろはを抱きしめ悲しむとわ。

もろはを倒したことで喜ぶ退治屋たちに、とわは怒ります。


その光景に嬉々としていた愛矢姫は、退治屋たちを召し抱えるつもりはありませんでした。


その話をどこからともなく現れた琥珀は、聞いていました。


とわに全ての事情を話した翡翠。

倒れたふりをしていたのは、もろはに化けていた竹千代でした。



そこに琥珀がやって来ます。

琥珀は、召し抱えの話は姫の独断であったことを伝えました。

しかし、召し抱えられる以前に退治屋とは、お金のためではないことを翡翠に教えます。




愛矢姫もまた父親に怒られていました。

彼女は、以前夜叉姫に、着物を汚されたことに恨みを持っていたため今回の騒動起こしました。



帰り道で黙り込むとわは、突然振り返りもろはとせつなを抱きしめます。


とわは、もろはが無事でせつながいつものせつなに戻ったことが嬉しかったようでした。

そんなとわに、怒られる方が良かったと罪悪感いっぱいのもろはとせつなでした。


3.半妖の夜叉姫【第19話】感想と次回【第20話】考察予想


ずっと難しい話が続いていたので、一息ついたような話でした。

 次回の話しでもまた、「犬夜叉」に出てきた人物が登場しそうで楽しみです。

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4.まとめ

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