【第22話】半妖の夜叉姫、感想・ネタバレ ほうき星を見上げる希林理(きりんおさむ)とはいったい・・・。

半妖の夜叉姫

「半妖の夜叉姫」は作家高橋留美子さんの作品です。

虹色真珠は、是露の涙から出来たものでした。

犬の大将が亡くなった悲しみで流した涙・・・。

そんな是露の涙の意味がわからない過去の理玖。

200年の時が経ち、是露のために虹色真珠を集める理玖がとわに抱いた気持ちとは!?

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1.半妖の夜叉姫【第22話】考察予想と感想

22話では、理玖ととわがかなり近しい存在となります。



今まであまり感じなかった二人の関係に驚きました。

2.半妖の夜叉姫【第22話】ネタバレとあらすじ

※ネタバレ注意!!

・過去の因縁

ほうき星から欠けた隕石が地球に向かってくるのを麒麟丸と犬の大将が協力し、破壊しました。

無事に隕石を破壊できたことで気を抜いて眠る麒麟丸とその側に立つ犬の大将の元に是露がやって来ます。

隕石の破壊が、犬の大将のおかげ、と讃える是露。

しかし、犬の大将は全て麒麟丸の力、と話しました。

そんな風に謙遜する犬の大将を是露は誇らしい、と感じます。

麒麟丸が眠っていられるのも賢明な人がそばにいるため、と犬の大将は是露を褒めました。


その場を去ろうとする犬の大将に、是露は生き方について問います。

是露の返答に犬の大将は、他のだれでもない自分として変わらずにいてほしい、と伝えました。

旅立つ犬の大将に、是露は「達者で・・・」と呟きます。




千日行の一貫で山中を走る弥勒の元に、旅人に扮した是露がやって来ます。

「おつゆ」と名乗る旅人に、人間ではないが妖力を感じない存在として弥勒は、警戒しました。



素直に弥勒に対して目的を話す是露。

それは、半妖の妖怪の血を押さえる封印を解いてほしい、ということでした。


断る弥勒から無理やり封印の術を奪うため、土蜘蛛の糸によって是露は押さえ込みます。


身動きの取れなくなった弥勒が、千日行とは名ばかりで未だに風穴に未練を持っている、と是露は推測します。



そして、弥勒は是露に封印の術を奪われてしまいました。








とわは、理玖に抱きつかれた気持ちについて考えていました。

その気持ちが、義父である草太に抱き締めてもらった時とは、何かが違うと感じています。



屍屋へ向かうせつなととわ。

せつなは長刀の切れ味が悪くなったため、腕の良い研ぎ屋を紹介してもらうため、足を運びます。

二人の横を通り過ぎようとするもろは。

実は、そのもろはが獣兵衛
が紹介する腕の良い研ぎ屋でした。

・繰り返される過去

麒麟丸の顔に傷があることに是露は気がつきます。


その傷が半妖から受けた傷ではないか、と疑う是露に麒麟丸は否定しません。


そして、予言通りの半妖であるにしてもまだ力不足なため、成長を待つ方がいい、と麒麟丸は考えていました。

しかし、半妖は妖怪の血を封印されており、解かれていれば顔の傷は深刻なものになったかもしれない、と是露は忠告します。

血が封印されていることを知っていた麒麟丸は、たとえ解かれたとしても使いこなせず、血に翻弄されるだけ、と胸の内を話しました。










長刀を研ぐもろはは、納得のいく研ぎができません。

もろはの腕が落ちたのではなく、せつなの封印が解けかけてるために、磨きがかかりませんでした。




研ぐのを終えて、歩く夜叉姫。

とわの肩を叩く一人の女性は、林檎を買ってほしい、声をかけます。

理玖の働きによって虹色真珠を持ち合わせていないとわは、瞬く間に暗示をかけられてしまいました。


その女性の正体は是露でした。

せつなは、是露の目に見覚えがあるようです。


せつなから長刀奪う暗示をかけられ是露と繋がっていしまったとわ。


とわを助けるため、もろはは是露を攻撃しようとします。

しかし、是露は自分と繋がったとわ、そしてりんまでもが傷ついてしまう、と脅します。

そのことで、もろはは、攻撃ができません。

弥勒から盗んだ術でせつなの妖怪の血を押さえる封印解く是露。


腕に模様が表れ、目が赤くなるせつなは、妖怪化してしまいます。













是露の攻撃によって縛られたままの弥勒を見た金烏は、笑います。





是露の視線が、幼い頃見ていた夢で、自分ととわを覗いていた目だとせつなは、気がつきました。

そんな是露に敵意を剥き出しにするせつなは、まだ相手が敵かどうかの判断ができました。


是露は、自分が麒麟丸の姉であると名乗ります。




とわとの繋がりを絶ちきった是露に、もろはは攻撃をしますが、特性を見抜かれ傷を与えることができませんでした。


敵も味方も分からなくなったせつなは、竹千代や建物をやみくもに攻撃し始めます。


風の流れからせつなが妖怪化してしまったことを感じた殺生丸は、未だに血を押さえられないていないせつなに気づきます。


せつなを押さえるため、とわは妖力を吸いとることにしました。

しかし、あまりにも甚大な妖力にとわは、吸い尽くすことができません。


背中なら羽が生えたせつなは、とわたちの前から逃げます。




せつなの暴走を止めるために、もろはも妖怪化しました。

攻撃し合うもろはとせつな。


せつなの姿が夢の蝴蝶のように感じるとわ。

そこに、弥勒から封印の術のを引き継いだ金烏が雲母に乗って、翡翠と共にやって来ます。


再び封印するために、せつなの動きを止めなければならない、という金烏。

以前、せつなが暴走した際には紫織という半妖がせつなを宥めることで封印をすることができました。


その話を聞いたとわは、今回は、自分がその役をすることを申し出ます。



攻防の末、せつなに地面に押さえつけられるもろはは、強すぎるせつなに敵いません。


もろはに、襲いかかろうとするせつなを押さえ込むとわ。

振りほどくため、せつなはとわに攻撃します。


それでもとわは、せつなを離さず声をかけ続けました。

暗闇に聞こえるとわの声から差す光に手を伸ばすせつなは、正気を取り戻します。




封印のおかげで意識が戻ったせつなでしたが、金烏による封印が不完全で模様が消えず、まだ血のたぎりが治まらないようでした。


せつなは、この度の件について、必ず是露に報復すると誓います。




次はとわをどうするか考える是露・・・。




そして、令和時代では希林理(きりんおさむ)が、この世界でもほうき星が見られることに目を向けていました。


そこに、草太も偶然居合わせて・・・。

3.半妖の夜叉姫【第22話】感想と次回【第23話】考察予想

是露とりんもまた、繋がっているようです。

繋がることが何を意味しているのか気になります。


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4.まとめ

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