「半妖の夜叉姫」は作家高橋留美子さんの作品です。
是露は、犬の大将を慕っていたのかどうか・・・。
亡くなった時に、泣いていたのは、悲しかったからだと思いました。
2.半妖の夜叉姫【第23話】ネタバレとあらすじ
※ネタバレ注意!!
・物語の原点
令和時代でとわの担任、希林理(きりんおさむ)が草太とその家族に話しかけます。
転校してしまったとわの近況をうかがう希林に、草太は、「神経痛がまだ治らな・・・」と話しました。
そんな草太に、希林はほうき星が470年の周期で近づいてきていることを話します。
空を見上げ何も見えないことを伝える草太。
肉眼では普通の人には見えない、と希林は悟りながらその面影は、戦国時代の麒麟丸と重なります。
是露は犬の大将からの言葉通り、自分を貫く気持ちを持ちます。
是露は理玖を呼び、とわの妖怪化への鍵を聞き出そうとしました。
しかし、理玖は誰よりも優しいとわが、あやかしの力などないはず、と言いました。
そんな理玖の話を聞いた是露は、嘘だと見抜きます。
せつなの腕に残る痕について、獣兵衛は答えました。
その痕は血刀と呼ばれ、大妖怪の血に秘められた刃や毒、技などを示す証拠のようです。
自分自身あいまいにしか見たことがないため、あやふやに答える獣兵衛。
妖怪に変化をしねむりこけていたとわは、目覚めなり獣兵衛に、仕事がないかどうか聞きます。
獣兵衛は、もろはを雇いたい人物がいることを伝えます。
そして、それがとわとせつなであり、その依頼内容は是露への復讐でした。
そこに、現れた翡翠は、あるものを持っています。
それは、弥勒の動きを制御した梓の弓張りと呼ばれる是露の技の痕跡でした。
匂いをかぐとわは、これで居場所がわかる、と夜が明けたら是露を倒しに向かうことを決意します。
殺生丸の母を奥方と呼び、挨拶をするためやって来た麒麟丸。
是露が色々ととわとせつなに、悪さをしていることを話す二人。
麒麟丸もまた、殺生丸の娘たちに目をつけられているため、反撃せずにはいられない、と伝えます。
二人は、時の風車がまだ動き出していないことを話し合います。
鍵となる「耀(あかる)の風車」を殺生丸が探していることを母は、語りました。
暇潰しと言っているものの、本心は娘の世話をしたがっているかもしれない、と麒麟丸は話します。
麒麟丸の話の内容通りならば、殺生丸がまるで人間のようにふるまっていることになるため、ありえない、と母は気に入らない様子です。
竹千代に送られてある燃え尽きた屋敷跡にやって来たとわとせつな。
とわと対峙する是露。
とわがとらえどころがない、と是露は話します。
せつなは、理玖と戦うものの、全て攻撃を受け止められてしまいます。
そこに、破魔の矢や紅龍破によって攻撃するもろは。
以前のように、攻撃を跳ね返されそうになるもろはですが、二度も同じ手にはのりませんでした。
是露の返しを逆手に取り、攻撃を倍にしてもろはは返そうとします。
しかし、是露の前に立ちはだかる理玖によって攻撃は防がれてしまいました。
もろはの攻撃を地面の土を投げ防ぐ理玖。
冥加によると、犬の大将がなくなったこの地の土は、廃土として大将の妖力が残されているため、もろはの技をを防がれてしまった、と解説しました。
理玖が庇ったことで、理玖の以前話していた世話になった人が是露、と気づいたとわは驚きます。
犬の大将が亡くなった場所で、戦うことは縁起が悪い、と忠告する冥加。
しかし、是露を追い込んだ今、勝てるならやるべき、ともろはは言いました。
追い込まれた是露は、とわに銀の虹色真珠を返すよう、理玖に指示しました。
反対する理玖は、その理由に虹色真珠が全て揃ったため、と伝えます。
驚く是露は、犬の大将のために流した涙が、その亡くなった場所で集まったことに、屈辱を感じます。
虹色真珠の本当の持ち主が誰かはっきりさせようとする是露。
是露の術によって、血刀が伸びだすせつなは、そのまま是露を攻撃し、倒してしまいました。
・折れた天生牙
耀の風車を持つ少年が殺生丸の目の前を通り過ぎます。
邪見は追いかけないのかどうか、聞きますが殺生丸は何も言わずご神木の中に消えていきました。
御神木で眠るりんを見上げる殺生丸。
突然りんが目を覚ましたことで、是露が亡くなったことを悟る殺生丸。
殺生丸の母もまた、冥道を歩く是露に向かって、ついに寿命が来たのかどうか聞きました。
娘たちに倒されたと答える是露の言葉に母は笑います。
冗談ではなく本当だ、と話す是露は、殺生丸が悲しむだろう、と言います。
なぜなら、是露とりんの縁が繋がっているためでした。
そのため、自分が亡くなったことでりんもまた命を失う、と是露。
犬夜叉の母である十六夜が冥道を通った時に、せいせいしただろう、と是露は母に問いかけます。
人間に興味ない、と答える母。
母もまた是露に、どうせなら偽りなく本音を話してはどうか、と提案しました。
是露は、麒麟丸を予言から守りたかっただけ、と答えます。
是露の本心ではないことを見抜いた母は、中途半端な半妖に嫉妬したのではないか、と核心を突きました。
とわとせつなの前に突如として現れた殺生丸。
せつなに、なぜ長刀を使わず血刀を使ったのか聞きました。
是露の体を蔓延る邪鬼を天生牙で斬る殺生丸。
是露が生き返ったことで、再び眠るりん。
りんが再び眠ったことで安心する邪見。
是露が生き返った理由が、天生牙によるもの、ともろはは説明します。
生き返った理由が、犬の大将の牙であったことに、是露は殺生丸を恨みます。
他に手だてがなかった、と呟く殺生丸の持つ天生牙を是露は壊してしまいました。
そんな是露が令和時代で生活していた際に感じていた気持ちと似ている、ととわは自分と重ねます。
決着をつけるため、妖力の元である虹色真珠を集めようとする是露。
そこに、麒麟丸がやって来ました。
3.半妖の夜叉姫【第23話】感想と次回【第24話】考察予想
展開が早すぎてついていけません。
色々と新しい言葉が出てきました。
そして、なんと次回が最終回!?
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4.まとめ
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