「半妖の夜叉姫」は作家高橋留美子さんの作品です。
とわが力を発揮する時は、必ず左目の銀の虹色真珠が光っているような気がします。
半妖のわりに爪が長くないとか、犬夜叉やもろはのように直接自分の体を使って攻撃をすることがまだとわやせつなにはありません。
とわの能力が相手の妖力を吸うことなので、自分の妖力も吸いとっているかもしれません。
とわの能力というより、銀の虹色真珠の妖力?
とすれば、せつなの金の虹色真珠の力とは、まだまだ先がわかりません。
2.半妖の夜叉姫【第9話】ネタバレとあらすじ
※ネタバレ注意!!
・仲間だと思っていたのに
さらなる依頼を求めて屍屋にやって来た夜叉姫たち。
獣兵衛から新しく依頼を受けたもろは。
依頼の内容は、何人もの人が向かったが誰一人帰ってこない城の原因を退治することでした。
報酬を聞いたもろはは、早く行こうととわとせつなに言います。
しかし、この度は別行動をするというとわとせつなの言葉にもろははショックを受けます。
親戚だと思って優しく接していたのに・・・と竹千代と目的地へ向かう途中思います。
とわにとって本来の目的である夢の胡蝶について、獣兵衛に聞きました。
相変わらず、何の情報もないことに落胆するとわ。
そんなとわに獣兵衛は、誰かに依頼してみるのはどうかと提案します。
屍屋で報酬を出すと依頼すれば、誰かが夢の胡蝶について調べるだろうと獣兵衛は言いました。
どのくらいの報酬金がいるかと、とわは獣兵衛に聞きます。
獣兵衛が伝えた金額は、もろはが先に向かった依頼と同じ額でした。
踵を返して、もろはを追いかけるとわとせつな。
追いかけてきたとわとせつなに喜ぶもろは。
待ってほしいと言われるが、嬉しくてわざと竹千代をもろはは急がせます。
やっと追いついて来たとわとせつなに、どうして考えが変わったのかもろはは聞きました。
本当の事を言おうとするとわを遮り、「仲間だから」と応えるせつな。
その言葉にもろはは満足するもろはでした。
・冥王獣の息子冥福
山の頂上を目指す夜叉姫たち。
小さな妖怪の気配を感じた夜叉姫たちの近くに、甲羅を背負った少年がいました。
今回の依頼とは、関係ないということでその少年を気にしませんでした。
問題の城に到着した夜叉姫たちが目にしたのは、東屋で木を眺める妖怪でした。
この妖怪が今回の依頼だと感じたもろはたちは、攻撃を始めます。
興をそがれたことで、怒った妖怪も式神を使って攻撃をします。
妖怪、混沌は怪しい術を使い夜叉姫たちを翻弄します。
太刀打ちできないとわは、混沌の妖力を吸おうと、刀を懐に刺しました。
しかし、混沌は固い鎧を身につけていたため、刀が入りません。
ピンチに陥った夜叉姫たちを突然、黒い煙が覆います。
混沌の前から姿を消した夜叉姫。
夜叉姫たちを黒い煙を使い、助けたのは山道であったあの少年でした。
少年は冥王獣の息子、冥福と名乗ります。
齢50年の冥福は、混沌によって倒された父親冥王獣の敵を討つため、かれこれ10年機会を伺っていたようでした。
その年月に驚くとわと、助太刀するから混沌を倒してしまおうと提案するもろは。
後を追ってきた混沌が現れた瞬間、怖じ気づく冥福はとわのお腹の前に鎧のように抱きつきました。
再び、混沌と対峙する夜叉姫たち。
式神を倒した終えたせつなととわは、混沌に立ち向かうもろはに加勢します。
怪しい術を使い、かつ固い冥王獣の甲羅でつくった鎧を纏う混沌に苦戦しました。
固いはずの冥王獣の甲羅をどうやって鎧の形に変形させたか疑問に思うとわ。
冥王獣から妖気を抜き取り変形させたことを冥福はとわに言いました。
妖気がなければ満たすだけととわは、自らの妖気を冥王獣の鎧に流し込みます。
すると妖気を取り戻した冥王獣が目覚め、混沌の動きを止めてしまいます。
動きを止めている間に、混沌を倒すよう冥王獣は冥福に言いました。
ためらいながらも、冥福によって放たれた雷冥胞は、鎧を壊し混沌を倒します。
しかし、最後の止めを刺す前に混沌に夜叉姫たちは逃げられてしました。
無事、奪われた父親の甲羅の一部を取り戻すことができた冥福。
逃げ延びた混沌は、夜叉姫を決して許さないと・・・。
3.半妖の夜叉姫【第9話】感想と次回【第10話】考察予想
時の流れを感じる話でした。
犬夜叉たちが活躍していた頃に遭遇した冥王獣の息子が出てきたことでそう思いました。
冥福の見た目は、とわと比べるとかなり幼いように見えますが、実際はかなりの年上でした。
妖怪の人生は、長いものだと改めて感じます。
今回注目したのは、もろはがせつなやとわのことを親戚だと認識している点です。
何かと物知りなもろはは、せつなやとわが知らない殺生丸について知っていることからも、自分の親が犬夜叉とかごめだということも語らないだけで知っているようです。
きっと会ったことはない両親については、冥加が教えたかもしれません。
4.まとめ
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